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レース・シーズン終了 [モータースポーツ]

F1・moto GP のレース・シーズンが共に終わってしまい、来年の春までは寂しい思いをする事に。
早速、スカイパーフェクトTVの契約を解除したのですが、1年以内の再契約の場合、加入料が免除されますので助かります。

今年のF1、ベッテルの速さ・強さが光りましたね。予選でコンマ5秒リードされれば勝負になりませんので、ウェーバーにはさぞかしショックな事でしょう。これがアマチュアなら、「あんた速いね!」 で済むのでしょうが、お互い高額な報酬を得ているプロ同士、さっさと逃げ出した方が恥をかかずに済むのでしょうに。チームが違えば、直接比較される事もない。そして後釜には、我らが小林 可夢偉!

レッド・ブルのベッテルvsウェーバー
マクラーレンのハミルトンvsバトン

ウェーバーとバトンとの大きな違いは、一発の速さでは及ばない同士ながら、バトンの場合は本番レースでの確実性があります。実際、2011年シーズンは3回勝ってますからね。
親日家だそうですし、森脇氏の大のお気に入り。レース解説での言葉の端々にその事がうかがえます。

ウェーバーにフェラーリのマッサ。この役立たずどもを首にして、可夢偉を後釜に入れて欲しいと願うのは誰もが同じだと思うのですが、海外のジャーナリストが言っていたように、更なるビッグ・サプライズが必要でしょう。例えば、雨のレースで優勝してしまうとか。
今のトップ・ドライバーは、そうやってのし上がってきてますからね。

しかし、F1の世界は下克上、おごれる者は久しからずの世界。一時は権勢を誇ったウイリアムズやルノーも、今では二流(失礼)チームに甘んじていますからね。来シーズンはどうなるか分かったものではありません。


先日WOWOWで、[セナ物語 音速の彼方へ] と言う映画を放映しておりました。何が音速なのかが分かりませんが、むかし古舘が 「音速の貴公子」 と言った故事?から来ているのでしょう。
この中でのセナとプロストの確執は予想以上でした!F1の世界では、レース以前に神経戦を制する必要があるようですね。これに耐えられない奴は走る前に勝負がついている?
1988年のモナコ GP。プロストに1分近い差を付けてトップを独走していたセナが、トンネル手前の
Portier コーナーでクラッシュし、リタイアした事がありました。
この時の解説者は、プロストの影におびえた結果だと言っておりましたが、映画の中でのプロストは、「セナは私に圧倒的な差を付けて力の差を見せ付けようとして失敗したのだ」 と言っておりました。
1分近い差を付けているのに、影におびえる必要などサラサラないでしょうから、こちらの方が正しい解釈でしょう。
blogsenna.jpg
セナとプロストの確執、鈴鹿でも二度起きてしまいました。
89年のシケインでの接触。これに関しては何とも言えませんが、90年のスタート直後の1コーナーでの接触リタイヤに関しては非常に腹立たしい思いをしました。
この時の両者のリタイアでセナのチャンピオンが決定した訳ですが、ピットへ歩いて帰るセナが、メイン・スタンドに向かって手を振っている姿を映像が捉えていたのですが、この時ばかりは 「この馬鹿が!」 と思いましたね。セナのチャンピオン達成を期待して集まったファンの失望はいかばかりであったか。

それ以来、セナのレースに対する姿勢に疑問を感じ、応援する気がなくなってしまったのでした。
[音速の彼方へ] はあまり後味のよい映画ではありませんでしたが、唯一の救いだったのは、セナが死んだ後、彼の姉が設立した財団の管財人がプロストである旨のテロップが、映画の最後に出た事でした。

セナの死後、F1レースでの死亡事故は起きていないとの事でしたが、カーボン製の車体を筆頭に、安全対策が進んでいるからでしょう。一方、生身をさらして走っている二輪のレースでは、悲しい事故も起きています。

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さとけ

'89 '90 のF1鈴鹿、がっかりした記憶がよみがえりました。TVでしたけれども^^; そういえば、フジによる来年のF1放映契約がまだという話しをどこかで見ました。
by さとけ (2011-12-04 07:36) 

FD

私もTVで観ていただけでしたが、鈴鹿まで足を運んだファンはガッカリだったでしょう。
誰もあんな決着は望んでいなかったと思いますので。

強欲なエクレストンの事、法外な放映料を要求しているのかもしれませんね。
「可夢偉の活躍を見たければ、○○億出せ」 とか。


by FD (2011-12-04 11:10) 

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