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人類は月へ行っていない!? [科学]

と、かたくなに信じている人達がいるそうですね。
月で撮影された写真などの全ては NASA の捏造であると。まるで 『カプリコン 1』 の世界だ。

先日、 NHK の番組で、捏造の証拠であるとして指摘されていることの幾つかが紹介されていましたが、
blogapolomoon.jpg

① 大気がないはずの月面で、星条旗があたかも風で揺れているかのように見える。

② 空にあるはずの無数の星が、写真には全く写っていない。

③ 遠方にある太陽光による影は、平行であるはずなのに少し角度が違っている。

④ 着陸時のジェット噴射によって出来るはずの穴が月面に残っていない。

以上のことにより、これらは全て地球上のスタジオで撮影された物である。
と結論づけているそうな。

番組では全ての疑問に対し、科学的な検証を行っていたのですが、ある考えに凝り固まってしまいますと、その奈落から脱することが出来なくなるようですね。これは、自戒も込めて。

なぜ捏造することになったのか?それは、科学者ではないケネディ大統領が、「60年代後半までに月へ人間を送り込む」 と宣言してしまったので、多額の予算をつぎ込んでしまったこともあり、「ダメでした」 とは面子にかけても言えなかったとのこと。

なら、お尋ねしますが、7回もの捏造月面着陸を試みたのは何故?「 アポロ11号が成功しました、メデタシメデタシ」 でよかったのでは?捏造を何回も行いますと、ボロが出る確率も高くなりますよ。
アポロ13号失敗まで捏造するとは、ずいぶんと手の込んだことをしたものですね。


こちらは捏造ではない本当の事件。
マレーシア航空機が行方不明になって二十日あまりになりますが、謎は深まるばかりです。
そして情報も玉石混淆。怪しげな報道もありますので、要注意でしょう。その一つ、

「行方不明機は4万5千フィートまで急上昇した」 これは大いに怪しい。
国際線のヘビー・ウェイトで、しかも高高度で急上昇したら、たちまち失速してしまいます。
ましてや、そんな高度まで上昇できるはずがない。たとえ、ゆっくりと上昇したとしても。
恐らく、3万フィート半ばぐらいが限度でしょうね。

シミュレーターで、TCAS の指示に従って上昇する訓練を行うのですが、3万フィート以上の高高度で操縦桿を急激に引きますと、ダダダダッ と、バフェットが起きてしまいます。

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コメント 14

星好夜

やっとFDさんからマレーシア航空機行方不明のコメントが聞けました。ありがとうございます。マスコミも言われたとおりに発表するのではなく、専門家にインタビューしその内容を検証してから発表して欲しいものです(無理か(笑))。

「カプリコン・1」の映画は昔見ましたが、月旅行と比べると?となってしまいました。それは月旅行なら往復1週間ほどですが、火星旅行では地球と火星の距離関係のタイミングもあり、往復約3年もかかります。

捏造のために宇宙飛行士を3年も拘束ですか…
by 星好夜 (2014-03-29 08:48) 

無責任1代男

旅客機がこれほど長い間行方不明になり見つからないってどういう事なんでしょう。本社ですべての運行機を管理出来てないのだろうか。また周辺各国も届けのない飛行物体を見つけられなかったのかその国の索敵能力に疑問も感じる。
ソビエトのミグが日本に来た時にはしっかりと追跡出来てたと記憶してる。

月着陸捏造事件は昔から聞いてましたが漫画としては面白い。
JAL123便をどこかの国が撃墜したと言う事も聞いたことある。
とにかく事実を勝手な想像で新しい物語を作る人が多いわけです。
by 無責任1代男 (2014-03-29 09:54) 

通りすがり

総重量230トン(空機139、乗客乗員20、燃料(50%)68、荷物3トン)のB777-200ER RRトレント892の場合、TAT-14℃でのOPTIMUM ALTは、36000ftで、39300ftでバフェットマージン1.2gのようです。

従って、頑張れば45000ftに届くかもしれないですね。そもそも777-200ERは43000ft(-300ERは43100ft)以上は禁止されてるので、45000ftでの性能表や、どのようにCDUで設定できるのか知りませんが。

45000ftが事実だとしたら、何のために?ということでしょうか。

by 通りすがり (2014-03-29 18:57) 

SpeedBird

ウソはウソできちんとバレると思うのでワザワザ揚げ足とるのも
大人げない行為かと(苦笑)
by SpeedBird (2014-03-29 23:39) 

FD

月はいつも地球のそばにいますので、いつ出発しても問題ないでしょうが、
火星は地球に近づいたり離れたり。発射のタイミングが重要でしょうね。
それにしても3年は長すぎます。


オーストラリアの西のインド洋には全く島がないようなので、レーダー網に
カバーされていないのでしょう。
ミグ25事件の時はファントムが緊急発進したのですが、ルック・ダウン能力
(低空目標探知能力)が不足していたため目標を発見できなかったそうです。
123便の時もいろいろな与太話が出ましたね。
NHKの番組でも言っておりましたが、どんでもない捏造本はそれなりに
売れるのだそうです。
「皆が知らないことを俺だけは知っているぞ」 との優越感にもひたれるとか。


羽田の3千メーター滑走路から長距離国際線が飛び立てるのですから
777の性能はかなりのものらしい。-400では無理でした。
限界高度以上の入力はCDUが受け付けませんので、V/Sモードでも使って
上昇するしかないでしょうね。
4万5千フィートまで急上昇したという、マレーシア軍のレーダー情報は
どこまで信頼できるものか?


物事を冷静に考えれば、捏造かどうか判断できるでしょうに。
米国の面子のための捏造だったら、それがバレた時の信頼の失墜は
とんでもなく大きいでしょうね。
それに、40年以上もたったのに、関係者の誰一人として捏造を告発する
人が現れないなど、あり得ないでしょう。

by FD (2014-03-30 12:14) 

通りすがり

747と777って、V8アメ車とトヨタマークⅡの違いみたいな感じなんですが、重さが違うんで上昇能力は777の方が良いんですね。

マレーシアのレーダー精度は何ともですね。機械は欧米かロシア製なのでまあまあ信用できても、原発と同じで運用が常に緊張感をもって行われていたのかどうかですね。

それに加えて、軍事機密なのでで安全保障上も政治的にも、すべてオープンにするにはハードルがあるような。

by 通りすがり (2014-03-30 21:35) 

皮算用

確かにアポロの写真は、子供のころから疑問でした。
・1/6とはいえ引力があるのに、引力を感じさせない星条旗のしわ
・着陸船のロケット排気の跡が残っていないこと

ネッシーの写真も水面が重力波ではなく表面張力波であることから、相当小型と昔から考えていましたが、どなたかが白状しましたよね
by 皮算用 (2014-03-30 22:23) 

FD

-400のパワーも相当なものでしたが、双発機の777が羽田の3千メーター
滑走路から(長距離国際線のヘビー・ウェイトで)離陸できるのが不思議で
なりません。
離陸時エンジンが一発不作動になることを前提に性能計算しますので、
-400は3/4ですが、777は1/2になってしまいます。
捜索活動。各国の探知能力が試されますので、出し惜しみもあるかもしれません。


星条旗のシワですが、拡げるための横棒が上手く伸びなかったので、
シワになったと聞きました。
月には微生物などの生物がいないので、月面は非常に固いのだそうです。
アダムスキー型円盤も確か作り物でしたね。
by FD (2014-04-01 18:36) 

皮算用

う~んっ。。。
ロケット排気で跡がつかないほど表面は堅いのに、足跡は付く・・・(^_^;)

いろいろ気になる点が(笑
by 皮算用 (2014-04-01 21:42) 

通りすがり

SFOでのB777事故の件で、トンスル航空が声明を出したようですね。

声明は「事故の推定原因は、最終進入において最低限の安全速度を監視、維持できなかった操縦士の過失」、事故を起こしたボーイング(Boeing)777-200ER型機の自動システムの「矛盾点」に惑わされ、操縦士たちはオートスロットルが設定速度を維持していると思い込んでいた、

いいわけゴネまくっていたようですが、ようやく過失を認めたようです。まあ理詰めで叩きのめされたんでしょう。

by 通りすがり (2014-04-01 21:51) 

FD

別にNASAの肩を持つわけではありませんが (笑)
月面は固い地面の上に薄いホコリがある状態だそうなので、足跡は付く。
その薄いホコリは着陸の時に吹き飛ばされてしまって固い地面が露出するので
穴は空かない。


仮に計器を見ていなかったとしても速度が減ってきますと、操縦桿が重くなったり
して分かるものですが。
それにしても、「矛盾点」 ですか?

by FD (2014-04-02 08:12) 

皮算用

なるほど・・・(^_^;)

水が無いので線膨張に伴う風化のみなので表層にうっすら紛体が・・・というのは合理性のある説明ですね

by 皮算用 (2014-04-02 12:47) 

通りすがり

海外記事の流し読みですが、どうやらオートスロットルをHOLDモードに入れてしまったのが原因のようです。なんでHOLDになったのかというと、ファイナルパスが低すぎたのでFLCHで上昇している途中(証言が曖昧)で、A/Pをoff(コール有)にして手動でスラストレバーをアイドルにしたからだそうです。

この時点でA/Tはアクティブとは言え、実質ディスコネクト状態でプロテクションも働かない、というロジックだったようです。

アシアナは、ディスコネクトのアラームもあるのだから、HOLDのアラームも必要だった!みたいに最期のあがきをしているようですが、FAAも787の認証の際に、このwakeup問題点を指摘していたようです。

でも事故原因の本質とは違うと思いますが。
(話題がずれてスイマセン)

by 通りすがり (2014-04-03 01:37) 

FD

ここを読むと面白いですよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E8%A8%88%E7%94%BB%E9%99%B0%E8%AC%80%E8%AB%96


HOLDモードというのは、例えばA/Tが離陸推力にセットした後、それを維持する
ように固定される場合などのモードですね。
いずれにしろ正式な報告書が出るまでは分からないことが多すぎます。

by FD (2014-04-03 08:13) 

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