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ノーベル平和賞など止めちまえ! [政治]

今年のノーベル賞受賞者の全てが発表されましたが、残念ながら日本人の3年連続受賞には至りませんでした。
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知られているようにノーベル賞はスウェーデンの「ノーベル財団」から顕著な功績を残した科学者に贈られる賞ではあるのですが、平和賞に限ってはスウェーデンではなくノルウェー政府が授与主体となっています。
そして 2020年の受賞者としてふさわしいと期待されていたのが、香港の民主活動家、中国で投獄されたウイグル族の学者だったらしいのですが、授与されたのは世界食糧計画(WFP)だったのです。
これには誰も異は唱えられません。あの中国でさえも。
これは恫喝政治の成果でもあるそうな。2010年に服役中の中国人反体制派の劉氏に平和賞を授与したところ、中国は反発し直ちにノルウェーからのサーモン輸入を制限する制裁を課した結果、その後のノルウェー政府は国連などにおいて中国寄りの発言を繰り返すようになったという。この懲罰外交の成功例に味をしめ、現在はオーストラリアに対しても経済制裁を加えるようになってしまった。
過去の受賞者を見ても、???疑問符が付く人物が多数。こんな政治まみれの賞などサッサと止めにしましょうよ。


立憲民主党などの主要野党は日本学術会議の会員任命問題に関する合同ヒアリングを行ったそうですが、学術会議の元会長は、
中国政府が海外の研究者を知的財産窃取に利用するための「千人計画」と学術会議の協力関係を否定し、中国科学技術協会と結んだ交流・協力の覚書きに関しても、覚書に基づく活動実績はない。と発言したらしい。その後の展開については不明ながら、この反論に対して野党の先生方は「明快になりました」と納得したのでしょうか?
政府の答弁に対しては、ああ言えばこう言うでしつこく難癖を付けるのに、今回のヒアリングの結末を知りたいところです。
ところでここ数年にわたって学術会議は本来の職務である政府に対する提言などを一切行っていないらしい。これでは国費10億円をどぶに捨てたようなもの。
自民党内では改革案を学術会議と共に検討すると言うが、国会議員が自身を改革できないのと同様、学術会議の会員に改革できる訳がない。
今回の騒動によって学術会議の実態が国民に明らかになったのはやぶ蛇だったね。サッサと廃止してしまおうよ [パンチ]


政府は東京電力福島第1原子力発電所にたまったトリチウムを含む処理水を海に放出する方針を固め、10月内にも正式決定するという。報道によれば、設備の建設や規制手続きを経て、放出は早くても 2022年度になる見通しと伝えている。
当然のこととして地元漁協の皆さんは反対の声を上げていらっしゃいますが、他に方法がない限り海への放水は避けられません。
トリチウム以外の放射性物質を十分取り除いた処理水を、水で 500~600 倍に薄めて海に流すので、放出時のトリチウム濃度は 基準値の 40 分の 1程度 にとどまる見込みだそうな。前にも書いたことなのですが、ここで反対をすればするほど心配される風評被害が拡がる恐れがあると考えます。「IAEA からも科学的に安全との確認が取れています。どんどん流して下さい」と言ってしまった方が得策だと思うのですが。漁業関係者の苦悩は分かった上であえて。
地元の反対運動が福島第1原発から排出予定処理水の6倍もの量を日本海に垂れ流している彼の国のキ印どもに連携され利用されないためにも。

PS:故中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬をめぐっては、文部科学省が全国の国立大などに弔意表明を求める通知を出したそうだが、何とまあ浅薄なことを。
そんな通達をすれば一部の人間が騒ぎ出すことは分かりきったことではないか。案の定
「大学の自治や学問の自由が脅かされる」とイチャモンをつけてきた。
こんな連中、例えば「黙祷をお願いします」とお願いされても「~の自由が脅かされる」と言い出しかねない手合いなのだろう。

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