国民皆保険

政府は２年度の診療報酬改定について、技術料や人件費にあたる「本体部分」を 0.55％に引き上げる方針だが、薬代などの「薬価部分」はマイナス 1.5％とするので、全体ではマイナス １％になるとのこと。
医療費無料の国もあるそうだが（消費税は高額でしょう）日本の国民皆保険制度は国民に安心を与える優れた制度だと思っています。ただね～、こんな心配も。

私は脳神経外科（循環器内科）病院で処方された二種類の薬を飲んでいるのですが「当病院は非常に混雑しているので、薬の処方箋は近くの医院でもらって、年に一度だけ MRI を受けに来て下さい」と言われたのでした。
そこで、近くの医院で処方箋を書いてもらっているのですが、薬は４週間分しか出してくれないのです。一度「二ヶ月分もらえませんか？」と聞いたことがあるのですが「ダメだ」と言われてしまいました。
最初の基幹病院では３ヶ月分まで出せるとのことでしたのに。
それで仕方なく月に一度、診察を受けに行って処方箋を書いてもらっているのですが「変わりありませんか？」などと聞くだけで特に診察などはなく、２,３分でお終い。それで診療費は
1,000 円也。
私は二割負担なので実際の診療費は 5,000 円となり保険負担分は 4,000 円。
老齢になるほど薬の種類も多くなるでしょうから、処方箋をもらうためだけの通院が多くなり、開業医の重要な収入源となっているようです。医療者側にも言い分はあるでしょうが、３ヶ月分の薬をもらえれば、保険負担額は 1/3 で済むことになります。
検査と診察をして上で「病状に変わりがないようなので、これまで通りの薬を飲んで頂いて、
１ヶ月後に様子を見ましょう」と言うのであれば納得出来るのですが。
ところで、処方箋に有効期限があるのをご存じでした？その日を入れて4日以内だそうです。
診療費や薬価代が増加することで保険制度の維持が難しくなると危惧するところです。

話は変わって、自衛隊の中東派遣を政府が決定し、来月後半には命令が発せられるとのこと。
派遣されるのは自衛艦１隻とアデン湾で活動中の P3C 哨戒機らしいのだが、またぞろ自衛艦の出港に合わせて「我々だけが平和を愛する市民」面をしたプロ市民達が出港する自衛艦に向かって「派遣反対」を叫ぶことだろう。
彼らは命令を受け任務を果たすために出動しているのであって、派遣を決定したのは日本政府（閣議）なのである。活動家どもには無事の帰還を願って見送る自衛官家族の不安な思いをおもんぱかる気持ちのカケラもないのか？
抗議をしたいのなら、派遣を決定した国会や首相官邸の前でやってくれ。

福岡空港での B767 右エンジン火災、最初の報道では「パイロットが白煙を確認した」とありましたが、コックピットから本当にエンジンからの白煙あるいは炎を確認出来るのか？
ボーイングが次のようなデータをインターネット上で公開しています。


図を見れば分かる通りコックピットからはエンジンはおろか翼端を見ることも出来ません。
図は B777 ですが、ワイド・ボディー機は太い胴体に邪魔されて視野が制限されるのです。
と言う訳でもないでしょうが、時々翼端を他機などにぶつけるお方がいらっしゃいます。

ただし、操縦席が胴体が絞られている２階席にある B747 系は写真のように外側のエンジンまで見ることが出来ます。

ハズキ ルーペ ラージ・いいね！

テレフォン・ショッピングで紹介されていた、Ｈａｚｕｋｉとやらのルーペ。
私はこんなテレビ番組のショッピング案内など全く信用していませんでしたので、いかに石坂浩二が宣伝に一役買っているとは言え、しょせん眉唾物だろうと思っていたのでした。

前振りはこれくらいにして水曜の事。
家電量販店に行ってある製品の契約をしておりますと、テーブルの上にそのルーペが置いてありましたので、掛けてみたところ驚きました。

対象物が1.6倍に見えると言う事もさることながら、乱視気味で新聞の活字などが二重に見えるまどろっこしさからも解放されたのでした。

これはいけると、すぐに買おうと思ったものの、その量販店では約１万円でしたので「慌てる事はない。ネットではもう少し安く買えるのでは」と思い、グッと我慢。
帰宅後 amazon で検索しましたところ、送料込みで８千円で買える事が分かったのでした。



そしてその使用感は。

鼻パッドに若干の違和感はあるものの期待通りで、新聞や雑誌を読むのが楽になり、雑誌などを読み終わるのが随分とはやくなったのでした。

ところで蓮舫さん、戸籍謄本の公開も辞任も遅きに失した感がありますね。
稲田防衛大臣も同じ穴のムジナか？

蓮舫代表を見ていますと、黒澤映画・椿三十郎の一場面を思い出します。
城代家老の奥方が三十郎（三船敏郎）にさとすのです。「あなたは抜き身の刀です、よく切れます。でも本当に良い刀は鞘に収まっているものですよ」

蓮舫代表も抜き身の刀。バッタバッタと切り捨てるのは得意ですが、調整能力・指導力は無かったようですね。
女性の中にも能力の高い人材はいらっしゃるでしょうが、女性でありさえすれば良いとの考えは改めるべきでしょう。小池都知事然り。
彼女の功績は？国会議員当時で思いつくのは、クールビズのみ。都知事になってからも、
五輪会場の変更をぶち上げて宮城県まで出向いてはボート遊び？までしておきながら、結局は元の計画通りで一件落着。豊洲移転問題でも何も決められずに右往左往、選挙前になって慌てて両方残す案に逃げ込んでおきながら、今度は国政進出だって？笑ってしまったよ。

ダイエット

毎朝晩、体重を計ってグラフにし、体重の維持を図っているのですが、ある生活習慣を始めてからは、
５キロ程痩せることが出来ました。

昨年までのＢＭＩは２６．１。現在は２４．３。
理想的な体重は６１．３キロと計算されましたが、男にしろ女にしろ、歳を取って痩せ過ぎていますと貧相に見えてしまいますので、現在の体重を維持出来れば問題ないと考えております。
そして、その生活習慣とは 夕食を食べない。

これまでは、体重の増加を気にするあまり、三食ともに控えめな量となっていて、何となく欲求不満気味だったのですが、現在は、朝にはサラダとおにぎりやサンドイッチ程度。その代わり昼には目一杯満腹になるまで食べて、後は夕方５時ぐらいからの晩酌。酒の肴に、ビール３５０ｍｌ缶１本、冷酒３合を飲んで
８時までには寝てしまうのです。夕食は食べてもインスタントお粥や焼きそば半分程度。
基礎代謝の少ない、ハイブリッド車並の燃費を誇る老体には、これで十分なようです。

朝は７時に起きて犬の散歩に出掛けるのですが、「ロッシ君も白くなったね」 と言われるようになってしまいました。そろそろ１３歳ですか。


今年の確定申告。
アキレス腱を切ったり、インプラント治療などで医療費がかさみ、１００万円を超えていましたので、税金の還付もかなりの額になるだろうと期待していたのですが、確定申告の基本を忘れておりました。
納めた以上の税金の還付はない！
薬代などの少額の出費まで、こまごまとパソコンに打ち込んだのですが、徒労に終わってしまいました。


話は変わって、ロバート･キャパを世に出した有名な写真、「崩れ落ちる兵士」 への疑惑。

少なくとも本当の戦闘場面ではなさそうですね。単に足を滑らせた瞬間か、もっともらしく崩れ落ちるよう演出した。本人が撮ったものではないとの指摘もあるようで。