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カンブリア宮殿(ANA vs JAL) [航空関係]

航空会社には二つの組織があって、実は水と油なのです。地上職 vs 乗員。
一部の乗員は自分たちの袋からこぼれ落ちて、地上職側へ取り込まれている現実があるのも確かなのですが。

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勤めていた会社の悪口は言いたくないのだが、現社長の認識が次のようであるのなら、看過できないので異を唱えたいと思う。曰く、
正操縦士が社長で副操縦士が部下。そうすると「正操縦士違いますよ」とは言えない。そんな事を言ったら「正操縦士になる時に意地悪されるのではないか」という気持ちが出る。
あんた、何処の航空会社の話をしているの?アシアナ か?
そんな事はあり得ないし、第一 昔のことなど、いちいち覚えてはいないよ。
誰か社長に言ってやれよ!「あんた乗員を誤解している」とね。それを言える管理職乗員が居るかどうかは別として。
しかしね~社長殿。自らは「社内の風通しを良くする」と言っているようだが、乗員とは上手く意思疎通が出来ていないらしいね。

その後、通っているスポーツクラブで知り合いがこんな事を言ってました。
「テレビ番組で JAL の内幕とやらをやっていたけど、女性社員は結婚するなら整備さんと言っていた」何故なら、「整備がちゃんと仕事をしているから飛行機は安全に飛んでいる」
確かにそうだけど、パイロットもちゃんと仕事をしないと安全は保てないんだけどね。
地上職は言います「パイロットは傲慢」だと。しかし、それは当然でしょう。
集百人の乗客を乗せて、地面から離れるのですから、見方が厳しくなるのは当然なのです。
『ハッピーフライト』と言う映画がありましたが、旅客係りの女の子が言ってました「早くドアを閉めてさっさと出発してよ」とね。
これが地上職の気持ちなのです。とにかく送り出しさえすれば、後はパイロットの責任。「私達には関わりのないことでござんす」木枯らし紋次郎か?

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唖然!

どういう状況での発言か知りえないが、どこの社長?????

大体『正操縦士』とはなんぞや?

我がJMSDFではMain pilot(正操縦士), Co-pilot(副操縦士)と呼びますが!
ANAはいつから海上自衛隊になった?こんな社長のもとで働くなくて幸せ!
by お名前(必須) (2016-11-11 22:11) 

olfogy

怒りのあまり「老いぼれ爺さん」と書くのを忘れました。
by olfogy (2016-11-11 22:12) 

皮算用

確か整備部門の社長さんですよね。
整備部門には、どうしても無くせない、「その様な」風土があるって事なのでしょうかね
by 皮算用 (2016-11-11 22:33) 

無責任一代男

ANAには二つの組織があり仲が悪いとな。社内で対立してたら仕事もうまくいかないように思うのですが疑問。
機長に不満あっても意見が言えずに酒飲んで殴りかかるのはJ社。
by 無責任一代男 (2016-11-12 10:02) 

FD

昔の軍隊などではパイロット(操縦員)が機長という訳ではなかった
ようですが、現在の民間航空では(正)パイロット=機長になってます。
社長があえて機長と言わずに正操縦士と言ったのは、テレビを観ている
一般の人に分かりやすいようにと考えたのかもしれないし、乗員嫌いで
「お前らは飛行機を飛ばすだけの操縦士に過ぎない」との気持ちがあった
のかもしれません。
地上職の社員とは意思の疎通がよくできているようでしたが・・・

パイロットの場合、「そのうち気が付くだろう」との考えもあるでしょう
が、整備部門の場合、間違った時点で指摘しないと気が付かずに、
そのままになってしまう可能性が高いでしょう。

二つの組織があって仲が悪い訳ではありません。
片方の人間が一方的に敵視・嫌っているのです。訳は言いますまい。

by FD (2016-11-12 16:46) 

Gen.Lee

小学生の頃、国鉄の機関区によく遊びにいってました。
機関士は蒸気機関車ですので煤だらけで帰ってくる、保線区の
作業員は埃まみれで帰ってくる、だから大きな風呂がありました。
おじさんたちは仲良く風呂に入り休憩室で将棋、碁をたのしんで
帰るのでした。それぞれの役割を確実に果たさなくては安全は
確保できない、それをあたりまえに実行して組織は成り立つのでは?
航空機の点検整備も同じでしょう。

by Gen.Lee (2016-11-22 09:48) 

無責任一代男

機長と副操縦士の意思疎通に関する事故で私が入院中にこんな事があったとは初めて知りました。

機長の操縦ミス重なる=視界悪化、着陸やり直さず―アシアナ機事故・安全委- 記事詳細|Infoseekニュース
http://news.infoseek.co.jp/article/161124jijiX565/

副操縦士はこれはムリだと思ったが機長に遠慮して言えなかったとか。まぁあの国はこの程度のレベルだと考えたらいいのだろうが、日本で事故やられたら他人事ではすまなくなる。
遠慮して何もしなければ墜落事故になって多くの人命が失われる事を理解してない。ホント迷惑な国である。

by 無責任一代男 (2016-11-24 12:59) 

FD

昔はハンガー・トークと言って悪天候で飛べない時、ハンガーの片隅で
先輩の話を拝聴したそうですが(殆どが自慢話?)今は悪天候でも
飛べますので、そんな伝統もなくなってしまいました。


コーパイが黙っていたのでは二人乗っている意味が無い!
私もコーパイの一言に救われたことがありました。

by FD (2016-11-30 10:11) 

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