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くるまのEV化で脱炭素社会のまやかし [社会]

4日付けの産経新聞一面に衝撃の見出しが!中国EVは「石炭」で走る
もちろん蒸気機関車のように石炭を焚いて走る訳はなく、購入時の補助金などで優遇された
EVの市場占有率は3割を超えておりEVに電力を供給する電源はCO2排出量が最も大きいとされる 石炭火力 に頼っていることを揶揄しているのです。
中国における電源構成の主なものは、
天然ガス火力 3.2% / 石炭火力62.6% / 原子力 6.0% / 再生可能エネルギー 13.5% となっており、日本は
天然ガス火力 32.0% / 石炭火力 29.6% / 原子力 6.0% / 再生可能 12.8% となっています。
この数字はですので、実際の消費 量 (発電量) は
全世界で 24.9兆 KWh となっており、消費量上位国は、
中国 30% / 米国 17% / インド 5% / 日本・ロシア 4% / ドイツ 2% になるとのこと 。
2021年の数値。
単純に計算すると、中国の 石炭火力 による発電量は日本の 17倍 と言うことになります。
トヨタ自動車の試算によると、我が国の車を全部EVに置き換えた場合、原発10基分、
火力20基分に相当する電力が必要になるらしい。
原発の再稼働がままならない中、石炭火力に加えて石炭火力よりは排出量が少ないとは言え
天然ガス火力を含めた総量が60%にも達している日本故に「化石賞」なる不名誉な称号を頂く羽目になってしまった。
もっとも連中が中国ではなく日本叩きに走るのは、反撃できない国だと高を括つているからでもあろうが。
地球沸騰化に他の動物達を巻き添えにした人類絶滅を防ぐには、原子力発電を主力とした上で
風力・太陽光発電に頼るしかないでしょう。そしてくるまは地球上に無尽蔵に存在する水素の
活用を推し進めるしか方法はないと考えます。
PS:アラブ首長国連邦のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議、COP28 では 2050年までに世界の原発による発電量を今の3倍とすることが決議されたという。
遅すぎた感もあるが、正しい選択だ。


MLB のウインター・ミーティングが始まりましたが、太谷選手は何処へ行くのでしょう?
私の希望としてはドジャースに移って欲しい。カルフォルニアの青い空、西海岸が似合ってます。


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