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出版中止を求める脅迫メールが [社会]

事の始まりは昨年末にKADOKAWAから「あの子もトランスジェダーになった、 SNS で伝染する性転換ブームの悲劇」との邦題で、安易に性転換ができる米国の実情と手術などで回復不能なダメージを受けて後悔する少女達を取材した米国ジャーナリストのノンフィクションを出版する予定だったが、抗議集会の予告などを受け出版停止に追いこまれる事態となったのです。
フランスなど数ヶ国語に翻訳されて、それなりの評価を受けているにも関わらず批判されると
最も守られるべき言論の自由を捨て去って直ぐに白旗を揚げるとは出版業としての矜持を忘れてしまったのか [パンチ]

そこで名乗りを上げたのが産経新聞出版。「トランスジェンダーになりたい少女たち、SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」が3日出版されたのですが、放火などを予告して出版中止を求める脅迫メールが複数の書店や産経新聞出版などに送付されたとのこと。
これを受け顧客や従業員の安全を考えて一部の書店では販売を自粛する動きも出ているらしいのですが、医療問題を人権問題にすり替えているとの指摘も出ているらしい。
なお、この書籍は販売開始後 amazon での売り上げトップに躍り出たとのこと。

近隣の公園は桜の名所だったのですが害虫被害を受けて半数ほどが伐採されてしまい、いささか淋しくなってしまいましたので望遠レンズを活用して、少しは往年の賑わいに似せてみました。

1.jpg

2.jpgしかし「月に叢(むら)雲 花に風」とはよく言った
もので9日の悪天候で見るも無惨な姿となってしまったのでした。
天候が回復した青空の下で見事な桜をものにしようと思っていたのですが。



33.jpg
公園・緑道愛護会の皆さんの労作。
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oldfogy

いつもスレッドと関係ないコメントですみません。

今朝0550頃起きて階下に行き6時のニュースを見ようとテレビをつけたら私には衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。

下記はヤフコメにアップした私のコメントです。

「私が飛行幹部候補生として館山航空隊にヘリコプターパイロットとして勤務していた昭和42(1967)年、滑走路工事のため101航空隊(現21航空隊)の飛行隊・整備隊のほぼ全てが臨時に徳島基地に移動しました。
当地で、徳島所属のグラマンS2Fトラッカー対潜哨戒攻撃機と館山所属の三菱(シコルスキー)HSS-2対潜哨戒攻撃ヘリコプターが夜間協同訓練を終え徳島基地に帰投中空港近辺で接触し吉野川に墜落し両機の全搭乗員が殉職しました。
ヘリコプター機長の故福地2佐のご子息は未だ小学生で(お腹にお子さんがいた)母親の代わりに徳島で執り行われた葬送式に参列され涙を誘いました。現在の哀川翔氏です。
記事から考えると、今回はの墜落は両機の「墜落」時間に約30分程度の時間差がある為
1機目の緊急信号を受信した他機が捜索中に何らかの原因で墜落したとしか考えられません。
一刻も早く全員の発見を願わずにはいられません。」

その後のニュースでは、1機目の通信途絶と緊急信号の発信が2230頃で2機めの通信途絶が2304頃とあったので、1機目の緊急信号を受信したもう1機が捜索中に何らかの理由で墜落と考えました。

しかし、ほぼ同時に2機が墜落する事は考え難く(最初から疑っていた)空中衝突ではないかと思っています。2機目の通信途絶時間は「修正」されるとの事。

ヘリコプターによる対潜戦は飛行高度が凡そ150-200ftで月のない夜間だと真っ暗な海面は単なる闇でしかありません。
対潜戦の開始はデータムポイント(潜水艦の最後の予測地点)まで2機で飛行し、DP直上で左右にブレイクし自機の最初のホバリングポイントに向かいソナーを降ろし捜索を開始します。
私の経験ですが、もう1機が旋回度数を間違え私の機の方に飛んできてあわや衝突しそうになりましたが私が急上昇、他機が降下したので多分50ft位の高度差で衝突を免れました。両機が同じ方向に回避操作をしていればと思うと今でもゾッとします。

現在の飛行機は墜落等の大きな衝撃(G)がかかると自動の緊急信号が発信される機器を搭載するのが普通です。
私が最後に大学生の共感として乗ったセスナC17S(S型はガーミン1000による完全なグラスコクピット機、ホンダジェットは更に高度なガーミン3000)にも搭載されていました。
by oldfogy (2024-04-21 11:23) 

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この数年に自衛隊ヘリの墜落事故があまりにも多いのが心配です。昨年九州では司令官クラスの人たちが事故で亡くなってますし、その前はテールロータートラブルでコントロール不能墜落。今回の潜水艦捜索訓練は周りが見えない夜間実施する必要があったのでしょうか。その前に昼間に同じことを経験していれば夜間の操作も理解できるでしょうがいきなり夜間捜索は運次第という事にもなってしまいませんか。航空機には互いに交信し近付きすぎると警告を出す装置もありますがこれもなかったのかという疑問。ソナーブイ2点から測距することは潜水艦位置特定には必要ですがそれを投下したヘリがぶつかるほどの近距離で訓練しなければいけないのか。
安もんの素人評論家があれこれ言ってるより事故調の調査を待つことにします。
by お名前(必須) (2024-04-22 19:41) 

Gold34gs

宮古島沖陸上自衛隊ヘリコプター墜落事故に次いでの大きな事故でSNSでのコメントも玉石混合、大変多くなされているようです。
深夜の海上で計器飛行に専念しながらの、超低空のホバリングは大変に厳しいミッションであると推察できます。

さて宮古島での事故では、聞いたこともない「ロールバック」現象が右側のエンジンに起き出力が低下、次いで何故か左側のエンジンの出力も低下して墜落にいたったと推定されているようです。
ところが1年ほど前に件の青山繁晴議員はSNSで何と言っていたか?
「お偉方に地形を見せるためにオーバーバンクしたのが原因だ」などと言っていたのです。
国会議員の立場として誠に軽率な発言でしたが、他の事案の指摘では当たっていることも無きにしも非ずでした。

前提条件が三沢のF2とか水準器がどうとかで誤ってはいるのですが、小松でのF15の事故要因を公開前に明らかにしています。

墜落したF15は離陸後約150mで雲に入った後、墜落するまでの間、少なくとも19秒間はADIを始めとした計器類を一切スキャンしていなかったと言うことです。
事故報告ではこれを「空間識失調」などと最もらしいことを言っていますが、単に雲中で自己の姿勢を全く認識できていなかったと言わざるを得ない、と言う事実に驚愕しました。

https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e9%9d%92%e5%b1%b1%e7%b9%81%e6%99%b4%e5%9b%bd%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%80%80%e8%87%aa%e8%a1%9b%e9%9a%8a%e3%83%98%e3%83%aa%e5%a2%9c%e8%90%bd&mid=0A94AFDD46368A0477520A94AFDD46368A047752&FORM=VIRE

by Gold34gs (2024-04-22 22:42) 

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FDさんのブログフォロワーの方はご存知でしょうが私は民間に移る前は海自対潜戦ヘリコプター操縦士でした。
投稿されたコメントを上から目線で揶揄するとかでは全く無く一般の方がご存知ない事をコメントします。気を悪くされないで読んでいただければと思います

この数年に自衛隊ヘリの墜落事故があまりにも多いのが心配です。

元々、ヘリコプターは飛行機に比べて安全性が劣るものです。
・安定性は飛行機が「正」に対してヘリコプターは「負」。ASE無しで手放し飛行は出来ません。ASE=自動安定装置で飛行機のAPに似ていますがより高度な機能です
・機構が極めて複雑=エンジン回転数が15,000から20,000RPMですがローター回転数は概ね200RPMなのでリダクションギアを介して100分の1程度に減速させなければなりません。ローター先端速度を失速させない為です
・飛行機の翼の迎角は機体に取り付けられているので一定ですがヘリコプターの回転翼(ブレードは下記の理由で増減させなければなりません。
・ローターが飛行方向側に回っている側のローター揚力は「ローターの速度に加えて飛行速度」分になり、180度反対側の揚力は「ローター回転速度から飛行速度を減じた」分にしかなりません。つまり操縦席の両真横では大きな揚力差になり、そのままではひっくり返ってしまいます
・その揚力差を修正するために基本的にはスワッシュプレートというディバイスで各メインブレードの迎角を常時調整しなければなりません。つまり、操縦席の左右両横で片方は迎角最大になり、その反対側で最小になるようになっています
・上記に加えてローターは回転しているので独楽と同じ「プリセッション」が働くのでその修正も必要になります。

飛行機では、このような揚力調整(修正)は全く必要ありません。


今回の潜水艦捜索訓練は周りが見えない夜間実施する必要があったのでしょうか。

今でも中国の潜水艦は鳥島周辺に常時出没しています。鳥島近辺が重要なのは万が一米中衝突が起きれば米本土から極東方面への輸送路が鳥島近辺になります

潜水艦の最大の利点は秘匿性です。原潜は母港出航後帰港する迄浮上する事はありません。つまり、潜水艦に昼夜の別はありません。だから、潜水艦の時計は24時間計です。

夜間は昼間に比べ視界が極端に低くなり潜水艦が敵艦を攻撃するには極めて好都合ですね。夜間対潜戦(ASW)の必要性が極めて重要になる理由です。夜間は単に母艦(DDH) の離発艦だけでも昼間に比べ高度な技量を要します。ASWにならば更に高度な技量が必要になります。
また、DDHひ乗組んでいる操縦士は練度の高い方々です。

その前に昼間に同じことを経験していれば夜間の操作も理解できるでしょうがいきなり夜間捜索は運次第という事にもなってしまいませんか。

どんな型式の航空機のパイロットもいきなりの夜間飛行はあり得ません。
ASWでも全く同じで昼間訓練から初め昼間作戦に習熟した後に夜間作戦訓練が始まります。


ソナーブイ2点から測距することは潜水艦位置特定には必要ですがそれを投下したヘリがぶつかるほどの近距離で訓練しなければいけないのか。

まず、ソーナーブイ(ソノブイ)は固定翼機から海面に投下して潜水艦を捜索する機器です。回収はされません。

ヘリコプターはディッピング・ソナー(ヘリコプターがホバリングして機体内に格納されているソナーを海中に降ろす)を使用して潜水艦を捜索します。
潜水艦の捜索は闇雲に行っても大海原で針を探すようなもの。護衛艦や固定翼機が「潜水艦らしい」物体を探知すると対潜ヘリコプターがその最後の探知場所(データム)に向かいます。
潜水艦の凡その速度が予測出来ていればヘリコプターのデータム到達時と最後の探知時との時間差でデータムからのある半径内(潜水艦速度X時間差)に潜水艦がいる可能性が高いと考えます。時間がたつにつれてその半径は大きくなります。
複数(通常は2機ですが3機の場合もあります)のヘリコプターがどの位置にホバリングして捜索すれば良いかは確率の問題ですからスーパーコンピュータで計算された位置、及びその後の位置が順次決定されどの捜索パターンを使うかは編隊長が決定します。
ヘリコプターがホバリングしてソナー捜索しても潜水艦を探知出来ない場合は「次・次」に上記パターンにより場所を変えてホバリングし捜索の繰り返しです。
この、ホバリングから次のホバリング位置に行く間が最も危険です。ホバリング中に副操縦士が次のポイントをコンピュータに入力し機長はその指示の通りに飛行します。従って機長はほぼ計器飛行になり外部見張りは副操縦士と2人の航空士の責任になります。ただ、この飛行等の情報はデータリンクで共有されていますが今回の事故はデータリンクが「不作動」と報道されています。

オペレーションの詳細は最高度の防衛秘密なので詳細を書く事は出来ません。

ある物体を探知するデバイスとして地上・空中では電波です。つまりレーダーですね。
海中では「音」になります。レーダーとソナーの決定的な差は伝播の差、つまり、電波は障害物が無い限り直進しますが、音が海中を伝播する時は「直進しない」と言う事です。海水温は一定では無く暖かいところ・冷たいところが入り混じっています。音が伝播する時は複雑に「曲がりながら」進みます。その為、潜水艦を探知するには複数のセンサーが必要になる理由です。
ヘリコプターは敵潜水艦を「追い込む」有力かつ最後の手段です。対潜戦(ASW: Anti Submarine Warfare) は別名 "Hunter Killer)" と呼ばれています。

別件で、「ロールバック」は私が勤めたあるリージョナルエアラインで経験がありますよ。でも、一般的ではありません。


by お名前(必須) (2024-04-24 10:13) 

お名前(必須)

訓練飛行の一般人が知らなかった事まで説明していただき感謝します。外部から位置を監視してそれ以上近付いたら危ないぞという警告を出す人が重要という事ですね。今回殉職された方々のご冥福をお祈りします。同じ失敗を繰り返さないことも願います。
by お名前(必須) (2024-04-24 18:45) 

FD

コメントがあったときにはメールが来る設定にしていたのですが、
そのメールが来ていませんでしたのでコメントがあったことに気が付きませんでした。
晩酌中でいささか酩酊していますので、素面の時に改めて返信を致しますので申し訳ありません。
by FD (2024-04-24 21:54) 

oldfogy

(2024/04/24 10:13) のコメントな非常に長かったので「名前」を書くの忘れました。

FDさん、先日は突然お伺いして御免なさい。近くに伺うときはもっと前にご連絡致します
by oldfogy (2024-04-25 07:27) 

FD

相手は時と場所を選んでくれませんので夜間漆黒の闇の中での潜水艦探し
高度な操縦技術を必要とし時には危険も伴うことも理解できました。
その後の情報ではいわゆる Head-On 状態で接触したとも言われているようです。となると、
>1機目の緊急信号を受信したもう1機が捜索中に何らかの理由で墜落と
考えました。もあり得ることかもしれません。
ひとつ驚いたことは、機体が発見されていないのにフライトレコーダが
直ぐに発見されたことでしたが、大きな水圧が掛かると自動で浮き上がってくるシステムになっているとか。

青山議員の発言。30分近くも話していながら支離滅裂で何を言いたいのかサッパリ分かりませんでした。
「隊員には忠誠心があるので機体を大きくバンクさせ失速した」とか
「中国が云々」とか、更には水準器には笑ってしまいました。
同じ物が航空機に装備されているとでも思っているのか、単なる名称違いなのか?国会議員のレベルの低さを知らしめただけでしたね。
今日はここまでで失礼いたします。

by FD (2024-04-28 17:04) 

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