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あっ鍵を中に詰め込んだ! [くるま]

車の中に鍵を詰め込んでしまった。こんな経験、誰でも一度ぐらいはあるかもしれませんね。しかし近頃は赤外線式の鍵が多くなって、まずこんな事は起こりえないでしょう。ところがヴィッツのスマートエントリー&スタートシステムで、これをやってしまったのです。

ジャケットのポケットに鍵を入れ、車を走らせていたのですが、この所のぽかぽか陽気で車内が暑くなってきました。そこでジャケットを脱ぎ、助手席の上に。そのまま走り続けて目的地に到着しましたので、ジャケットはそのままにして車を降り、ドアをロック。「ピーッ」 という音がしたので、ドアはロックされたと思い、そのまま車を離れました。

用事を済ませて車に戻る時に初めて、鍵は車内に置いてあるジャケットのポケットの中にある事に気がついたのです。う~ん、困った・・・・・ でも、鍵が車内にある状態でロックされたのだから、同じく外からでもアンロックする事ができるのではないかと考え、ドアノブに手をかけ引っぱってみましたところ、やっぱり思った通りで、ドアを開ける事ができたのです。
うん?と言う事は鍵が車内にある状態でロックしてある時は、通りがかりの人がドアハンドルに触れただけでもアンロック状態になってしまう!?これはマズイではないですか。スマートエントリー&スタートシステムの大欠点かも?と考え、実験をしてみました。

鍵を車内に置いてロックボタンを押しますと、同じように「ピーッ」 と鳴りました。うん?でもちょっと違うな。ドアがロックされた時は「ピッ」 と短く鳴って、ウィンカーが1回点滅するはず。ところが音が鳴るだけ・・・
そうかっ!やっと分かりました。「ピーッ」 と言う音はドアがロックされた合図ではなく、鍵が車の中にありますよと言う警告音で、ドアはロックされていなかったのです。そうですよね、頭のいいエンジニアがそんな不完全なシステムを考える筈がありません。鍵が車内に残されている時にはロックできない。(と言うより、鍵を身につけていない時にはロックできない。)そんな仕掛けがしてあったんですね、またひとつ勉強になりました。

でもね、前にも書きましたアクセサリーポジションにする方法なども含め、納車時にはもっと丁寧に説明すべきだと思いますよ。スマートエントリー&スタートシステムのように新しく斬新なシステムの時は特に。



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