ＦＯＤ

FOD とは Foreign Object Damage の略で、エンジンに異物を吸い込み、ファン・ブレードやコンプレッサー・ブレードに損傷を受ける事を言います。
最もなじみ深いのが？飛行中の鳥の吸い込みですが、その他にも地上滑走中の石ころの吸い込みなどがあります。米国では、貨物用のコンテナを吸い込むという椿事もありましたね。

地上滑走中に石ころなどを吸い込む可能性があるのは、飛行機が草地の上を低速で走っていて、なおかつリバース・スラストを使っている。そんな場合が考えられますが、リバース・スラストで巻き上げた石ころを自分で吸い込んでしまう訳です。

「飛行機が草地の上を走っている？！昔の話じゃあるまいし、現代のジェット旅客機が草地の上を走るなんて、あり得ないだろう」 と仰いますか？ところがあるんですよ！
飛行機は草地の上を走っていないにもかかわらず、エンジンは草地の上にある。そんな場合が。

例えば、羽田空港の Rwy３４Ｌに着陸したとします。その場合、Ａ－８やＡ－９などの高速離脱用誘導路を使って滑走路から離脱するのですが、この誘導路の幅は３０メーターしかありません。
Ｂ７６７などの双発機では問題ないのですが、４発機である－４００の場合、外側のエンジンは上の図の赤色で示したように、完全に草地の上にあります。誘導路には多少の路肩があるとは言え、外側エンジンの間隔は約４２メーターもありまので、誘導路から完全にはみ出してしまうんですね～

そのためには高速離脱用誘導路へ曲がり始めるまでに、リバース・アイドルになるよなタイミングで、リバースを戻し始める必要があります。


東国原問題でミソを付け、選対委員長を辞職した（首相は慰留すると言ってますが）古賀氏、功を焦っての勇み足でしたね。


脳死を人の死とする、臓器移植法がやっとやっと成立しました。
当然の成り行きだと思うのですが・・・・・だって、脳死状態から回復した人は皆無なんでしょ？

私は、 マークが誤解を生む最大の原因なのではと考えています。恋をすると がときめくなど、人間はあたかも で物事を考えているかのような思いがあるのでしょうが、心臓はただのポンプに過ぎません。
もっとも、常に鼓動をしていますので、生きていると言う事を実感できる臓器ではありますが。

そして、例によって移植反対に反対する怪しげな市民団体が、反発の声を上げていましたが、彼らに言いたい。移植を必要としている子供のいる家庭を回って、「移植は諦め、子供の死を厳粛に受け止めなさい」 と、説得して来たらと。

確かに、色々な問題は残っていますが、それは個別に解決すべき問題であって、移植反対の理由にならないと考えます。