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LED電球 [家庭・家族]

省エネに効果があると言われるLED電球。いずれは交換したいと考えていたのですが、今回の電力不足を受けて、交換を急ぐ事にしました。
家庭での消費電力の約16%を占めるのが照明器具だそうですので、節電効果は高いと思われるのですが・・・・・

LED電球の特徴として、CO2 90%削減、電気代1/9、寿命40倍とうたってはいるのですが、これはあくまでも白熱電球との比較。我が家のように電球型蛍光灯に交換済みの場合は、省エネ効果も限定的となるでしょう。

注 :対応するスイッチが蛍ライト付きの場合、スイッチをオフにしていても、LED電球が細かい点滅を
ああ繰り返す場合がありますので要注意です。

我が家でこの現象が起きるのは階段の上に取り付けた照明だけなのですが、スイッチが3路式となっており、階段の上でも下でもオン・オフが出来るタイプとなっています。
色々調べてみましたところ、蛍スイッチにはオフの時でも微弱な電流が流れており、省エネ型のLED電球ですと、その電流により僅かに点灯してしまうらしいのです。
しかも階段の上と下、2ヶ所に蛍スイッチが付いていますので、流れる電流も倍となってしまい、この現象が顕著に現れるとの事でした。


まずは居間(12畳ぐらい)の照明器具。電球型蛍光灯6個を

blogled1.jpg
パナソニックの密閉型器具対応の電球色9.2W型(40W相当650ルーメン)に交換。節電効果は、
(15Wx6=90W)-(9.2x6=55.2W)=34.8Wとなりました。
LED電球6個全部を点灯しても55.2Wと、60W白熱電球1個分にも満たない消費電力なんですね!

blogled2.jpg
ただし、LED電球の欠点は、スポット・ライト的な配光で光の拡がりに欠ける事。写真の左側。
洗面所などの天井に付ける分には問題ないのですが、幅広く照らしたい場所では端の方が暗くなる傾向にあるようです。
パナソニックからは全方向(300度)に明るい事をうたったLED電球も出ておりましたので、電球が横向きに付いている和室の照明器具にはこれを使う事にしました。

blogled3.jpg

写真は玄関のLED電球ですが、ご覧のように逆さまに付けますと、下の方への拡がりに欠けます。

食堂のペンダント・ライトは、密閉型対応や全方向に明るい必要もないと考え、安さ第一でFORA製
(何処製よ?)を選びました。節電効果は、20Wx2-6.9Wx2=26.2W
パナソニック製は4千円近くするのですが、FORA製は1500円と安価でした。

LED電球のもう一つの特徴は、スイッチを入れた途端、パッと一瞬で明るくなる事。ポワ~と少しずつ明るくなって行く蛍光灯型に慣れていましたので、最初はビックリしてしまいました。
また、オン・オフを繰り返す事による電球寿命への影響も少ないそうなので、マメに照明を消すという
ライフ・スタイルにもマッチします。
そして、LED電球に換えてみた分かった事。それは予想していたよりも明るかったと言う事です。
居間の照明もLED電球6灯では明る過ぎると感じましたので、6灯から3灯に減らしてみたのですが、

blogled5.jpg
それでも十分な明るさを確保できています。
本来なら6.0W型(30W相当325ルーメン)6灯にすべきだったのでしょうが、今さら換える訳にもいきませんので、半分の3灯だけとしたのでした。9.2x3=27.6Wで、62.4Wの節電。
LED電球に換える時には、少し暗めの電球を選択するのが正解のようです。

浴室の灯り、天井ではなく壁面に付いておりますので、LEDにしますと灯りの拡がりに欠けるのではとの心配もあったのですが、4W(電球色)260ルーメンでも十分な明るさを得る事が出来ました。
我が家の浴室は気持広め(本当に僅かですが)に造ってあるのですが、回りが白いタイルになっている為もあるのでしょう、40W白熱電球から1/10の4Wにしても何の不具合もありませんでした。

省エネと大見得を切った割には僅かな節電にしかなりませんでしたが、僅かでもその積み重ねが大事でしょう。
次は、直管蛍光灯型LEDランプが発売される事を切望します。



全く被害を受けなかった西日本でも自粛ムードが拡がって、経済活動が停滞しているようですが、必要以上の自粛は日本経済の立ち直りを遅らせるとの話もあります。
私とバイク仲間も来月に予定していたツーリングを決行し、経済活動の活性化に向けて微力ながらも貢献する事にしました。
しかしね、プロ野球のナイト・ゲームは頂けません。セリーグ、特に巨人が相変わらずのごり押しをしていると思ったら、後ろであの妖怪が糸を引いていたようですね。
「開幕日を国からとやかく言われたくない」 とも言っていたようですが、そうだよ!言われる前に自主的に延期すべきだったんだよ。

地震の後、初めて千歳便を飛びましたが、昼間は雲のために地上がよく見えなかったものの、夜になりますと三陸沿岸は灯りが消えて真っ暗闇、改めて被害の大きさを痛感した次第です。
それに比べて、千葉・東京・神奈川方面の明るい事!これでも照明を落としているのでしょうから、その電力消費の多さは桁違いですね。
羽田のターミナルも照明を落としていましたが、普段からこれくらいでも問題ないと思いました。外国の空港や地下鉄などは結構暗いですからね。犯罪の少ない日本の事、暗さに慣れましょうよ。
ただ、日本人は明るさこそ文明だと思って、明るいのを好む傾向にありますしね・・・・・我が家に始めて蛍光灯の明かりがともった時の感動は今でも覚えています。

同じような経験として、夜中にバンコックを離陸して日本へ向かう途中、カンボジアやラオスの上空を飛びますと、地上には灯りが殆どありません。米国、欧州、日本などの先進国が如何にエネルギーを消費しているかを思い知らされます。
これからの日本、電力をどうまかなえばいいのでしょう?太陽光や風力には限界がありますし、原発の建設は当分無理。かと言って暮らしぶりの後戻りは出来ないでしょうし。

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トメ

節電に協力できれば!との思いで、会社のエアコンを20度設定にしたりしましたが、無駄な努力か?

東京電力、経済産業省、首相官邸等、節電の主導的な役割を担う組織が一切の節電をしていないではないか!!
TVに写る映像では、薄着の人が多いこと!暖房を抑えるなどの節電を行っていないように見えます。
プレスルームは照明機材で暖房を入れなくても暖かい?
では、その照明がムダだから消しましょう!代表カメラのみ撮影可能にしたら良い!

世界一明るい日本の空。ある意味、自慢でもありました。
しかしこうなっては、いかに暗く出来るかですね!
by トメ (2011-03-28 12:55) 

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