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新緑ツーリング 新穂高・木曽路へ [バイク]

週間天気予報によりますと、二泊三日のツーリング日程の間が雨で、その前後は晴れるとの事でしたので、暗い気持ちのまま当日の朝を迎えたのですが、起きてみますと障子に朝日が差しているではありませんか!
そして外を見てみますと、抜けるような青空が拡がっていたのでした。
レーダー・エコーや天気予報で確認しますと、日中には前線が通過するため雨は避けられない状況のようですが、最初から雨支度で出発しなければならない憂鬱さを考えれば気分は爽快、気持ちよく走り出す事が出来たのでした。
もっとも私の場合、上から下までゴアテックスでかためていますので、特に雨支度は必要ないのですが。

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集合場所は中央高速・談合坂サービスエリア。
やはり雨の予報が出ていたためか、バイクで賑わう筈の日曜日だと言うのに、二輪の駐車場はやや閑散とした感じでした。日帰り組は遠出を諦め、我々のような宿泊組だけが出掛けて来たのでしょう。

中央高速を北上し、今日の宿泊地である新穂高温泉を目指します。総勢8名。
途中、双葉サービスエリアで昼食を済まし、再び走り始めた時に前線に伴う雨がやってきました。
前線を突破する時は、飛行機でも直角に横切った方が早く通過出来るのですが、バイクも同じです。
南下する前線と北へ駆け上がるバイク。1時間弱で前線を突破し、松本インターに着いた頃には薄日も差して来たのでした。

安房トンネルを抜けて(社会実験中で無料)新穂高温泉へ。

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日本秘湯を守る会の宿、ここに泊まるのは5年ぶり。この所はすぐ近くにある水明館の方をひいきにしていましたので。


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この宿、その名の通り槍ヶ岳が見えるのが自慢、露天風呂から見た槍です。実際はもっと大きく見えます。前を流れるのは蒲田川。雪解け水なのか?水量は豊富でした。


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夕食は飛騨牛がメイン料理。


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朝食が終わった後には餅つき大会も。私も何十年かぶりに杵を振るいました。
この宿、ロビーにはビールなどを冷やした木船や温泉卵・コーヒーなどを温める石船があるのですが、
勝手に取って自由に飲む事が出来ます。支払いは自己申告制。

ところで、温泉宿で浴衣を着る時、男子たるもの、帯は下腹で締めて結びは後ろへ回して欲しいよね。


次の日も朝からの雨を覚悟していたのですが、青空こそ見えないものの雲高が高く、新穂高ロープウェイのケーブルもはっきり見えていましたので、ロープウェイ山頂駅からの眺望を期待して登ってみる事にしました。

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第2ロープウェイ、しらかば平駅(標高1308m)と駐車場。
新穂高ロープウェイは第1と第2があるのですが、第1の定員は45人、第2は二階建てで定員121人と大きな差がありますので、第1の乗り場である新穂高温泉駅(標高1117m)は大混雑して待ち時間も長くなります。
そこで、前にも書きましたように車でしらかば平駅まで登って来ますと、第2には待ち時間なしで乗る事が出来るのです。ただし冬場は除雪しませんので、この裏技?は使えません。


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遠方の山は笠ヶ岳2897m 岐阜県で一番高い山だそうです。


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西穂高口駅の展望台からの眺め。後方は西穂高岳 2909m この日は曇り空でしたが風もなく、眺望を存分に楽しむ事が出来ました。
ちなみに日本の山の高さベスト3は、
富士山 : 3776m
北岳 : 3193m (南アルプス)
奥穂高岳 : 3190m

10時45分のしらかば平駅発で登り、展望台滞在は23分。11時15分発で西穂高口駅を後にし、雨が降り出す前に少しでも先を目指しておく事にしました。

平湯温泉から高山へ出て、御嶽山を右に見ながら(となるはずでしたが、雲に隠れて見えません)開田高原を駆け抜け、国道19号線を通って、今日の宿泊地である南木曽温泉を目指しました。雨が降り出したのは午後1時、道端の温度計には外気温15度と表示されていました。

今日の宿はホテル「木曽路」。温泉ツーリングが目的の我々にしては珍しいホテルでの宿泊となったのですが、ここの温泉は予想以上の素晴らしさでした。

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内風呂と露天風呂を仕切るガラス戸が全開に出来るようになっていて、開放感のある広々としたお風呂となっているのです。

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この日、男湯となっていた、「縁覚の湯」


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今日のメイン料理も飛騨牛のステーキ。膝が悪いので、椅子での食事は大歓迎です。


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次の日は男女が入れ替わっていて、「満天の湯」 へ。


三日目の予報、朝のうちは雨が残るものの、低気圧と前線は東に抜けて、昼頃には晴れるとの事でしたが、今度は予報通り、朝起きた時には雨が降っていたものの、チェックアウト時間の10時頃には雨も上がり、北の空から晴れ間ものぞくようになって来ていました。

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いよいよ最終日、心して走ろう! バイクもだいぶ汚れてきました。

まずはホテルを出て、すぐ近くの馬籠宿へ。
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昔を思わせる町並みが続いています。青空も拡がってきました。

馬籠宿の入口にある案内板に 『藤村記念館』 とあったので、「ふじむらって誰だ?知らないな~」 などと話していたのですが、何と!島崎藤村の事だったのです。他の人に聞かれてなくてよかった。
以前行った事のある 『大内宿』 は人出が多くて古い宿場町の雰囲気が失われているように感じられたのですが、ここは人出が少なく趣も残っているようでした。この辺りのバランスが難しいところなのでしょう。
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あああああ大内宿の賑わい。

馬籠宿を後にして、中津川インターから中央高速に乗りますと、すぐに長さ8650m(上り線)の恵那山トンネルを通ります。完成当時、道路トンネルとしては日本最長だったそうですが、現在は5位まで転落したとか。
中央高速を岡谷ジャンクションへと向かって走っていますと、手前の山並み越しに雪を被った南アルプスが見えて来たのですが、その景観は息をのむような美しさでした。

この後は、諏訪湖サービス・エリアで昼食をとった後、大月ジャンクション経由で河口湖へと抜け、東富士五湖道路(無料開放中)を経由して、御殿場から東名高速で帰路へとついたのでした。
全走行距離 830キロの旅でした。

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今月の電気使用量、前月と比べ15%の削減となっていました。使用量は気候の影響を受けますので、一概には比較出来ないでしょうが、節電の効果は出て来ているようです。

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コメント 1

kingair350

FDさん バイクツーリングではネットで見つけていかれたのですか??
いいですね。男同士で集まってのバイクツーリング温泉宿の旅でしょうか?
予算おいくらぐらいでしたか?? 結構予算かかってそうな感じですが、、自分もバイク免許とって買ったらそういう旅もいいなと思ってお聞きしました 

あとお天気の事ですが変に天気予報を見るより自分のいるところの最寄空港のTAFを見て天気を予測もしくは参考にするって目安になると思いますか?
今日なんか電車の中でおばちゃんが近くで「ほら、みて 、あの空 今にも雨が降り出しそうなかんじよ」ってお話をしているのを見てえ? 本当?
と思い自分はこっそりスマートフォンでNWS IWS NOAAのサイトにアクセスしてRJTTのMETARとTAFを調べました -RAやRAの表記が全くなかったので雨は降りそうもないなと安心しました

結局のところ夜現在までさいたま含め都内は雨が降りませんでしたので高確率で当たっているのではと思いますが、、FDさんどう思いますか?笑

これ同じ事やっているキャプテンやコパイさんいらっしゃいませんか?笑
by kingair350 (2011-05-27 01:56) 

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