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最近観た映画 [映画]

まずは、リメイク版の『ロボコップ』

1.jpg前作を超えられないのがリメイク版の宿命とは言え、ど派手な撃ち合いだけが売り物のようでしたし、前作ではあったユーモアのセンスも皆無でした。
はっきり言って駄作。口直しに前作のロボコップを観る事にしましょう。
まあ、金を払って映画館まで見に行った訳ではないので、文句は言いませんが。


一方、あまり期待していなかったのに(かなり以前から WOWOW で放映されていた)ハラハラドキドキ、結構楽しめたのが、トム・ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』

2.jpgハンクスが船長を務めるコンテナ船がソマリアの海賊に乗っ取られる話なのですが、高速で追尾する海賊船を振り切ろうと、右に左に船を旋回させながら逃げ回る場面は、緊迫感があって手に汗を握りました。
写真のように、海賊が船によじ登って来るのを妨害するための放水装置があるのですが、放水では生ぬるい。完全に防ぐためには、火炎放射器が必要でしょう。
ただ、あまりに手荒な事をすると乗っ取られてしまった場合の報復が怖いし、難しい対応を迫られますよね。


もう一つ、パニック イン スタジアム。原題は Two Minute Warning

1.jpg
かなり古い映画でレーザー・ディスクでは持っていたのですが、新たに DVD を購入しました。
色々な人生模様を持った人達がスーパーボウルの行われるオリンピック・メモリアル・コロシアムに集まって来るのですが、試合の最後の最後(2 Minute Warning)になって、聖火台下に潜んでいたライフル魔による銃の乱射が始まってしまい、10万人の観衆が先を争って逃げまどうパニック映画なのです。
犯人は SWAT によって射殺されるのですが、動機などは全く不明のままで映画は終わります。
まさに銃社会・米国の怖さを見せつけるような映画でした。
それにしても、主演が銃規制が検討されるたびに猛烈なロビー活動を行って反対運動を行う、全米ライフル協会の会長だったチャールトン・ヘストンとは何と皮肉な取り合わせでしょうか。



先日の新聞にまた、リターン・ライダーの話が載っていたのですが、念願叶って購入したという1,200ccの大型バイクに乗っての課題。「膝で押さえて乗るので体力が要る。駅でも会社でも階段を使って足腰を鍛えている」との事でしたが、重さ250キロのバイクを押したり引いたりする時ならともかく、乗りこなすのにそんなに体力が必要ですかね。
例のニー・グリップとやらで無理やりバイクをねじ伏せてるんじゃないの?こんな風に。

point03_b.jpg何だか下半身が窮屈そうですよ、お巡りさん。腕も突っ張っているし。
ビギナー・ライダーの皆さん、そろそろニー・グリップの呪縛からおさらばしませんか。
ニー・グリップするという事は、膝の所を紐で縛って歩くのと、同じ事なんですよ。

20101012204513.jpg
こらっフレディー、ニー・グリップせんかい! ハンドルを握る腕もリラックスしているでしょ。

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皮算用

ニーグリップしながら、バンク角を確保するためのリーンインですからね。
しかも、不本意な加速が生じないように、アクセルを握る右手は、初めから、右下にねじれこむツライ姿勢。。。

そういえば、GPライダーに「スラロームを走って」とお願いしたら、どんな姿勢で走るんでしょう。

by 皮算用 (2015-01-08 22:17) 

通りすがり

ハングオンもスペンサー時代とマルケス時代ではかわりましたからね~。お巡りさん、上半身マルケス。
by 通りすがり (2015-01-09 08:00) 

FD

GPライダーのスラローム走行。ラグナ・セカのコークスクリューで見ますと、

https://www.youtube.com/watch?v=arGMx6MD5yM

こんな切り返しになります。

by FD (2015-01-09 14:24) 

FD

現代の moto GP では、バイクの物理的なバンク角が限界に来ていますので、
体を更に内側に入れてコーナリング・スピードを上げているのでしょう。
同時に前輪に荷重をかけているのだとか。
今では膝どころか肘スリが当たり前!

by FD (2015-01-09 14:27) 

カイホ@翼の王様

https://www.youtube.com/watch?v=BCSBaLbIzEg

この画像のなかで教習所教官は2速
白バイは1速で走っているので追いつく・・・
とのコメントがあるのですが、どのように違う
のかわかりません。??
FDキャプテン!ご教授ください!
by カイホ@翼の王様 (2015-01-09 22:04) 

無責任一代男

ニーグリップ話題がよく出てきますね。
荒れたダートだと膝でタンクつかんでないと放り出される事もありますが、舗装路ではそんな意識する事はないです。
40年程前にはハングオンでぶら下がるようにして重心を下げて走ってた時代もありました。バンク戻すには大きな動作する事になるのでやはり疲れる。
で、バイクは年末に自転車避けるために電柱激突鎖骨骨折で車乗るにもハンドル回せないためバス利用です・・くやしい。
今年もずっとお元気でお過ごしください
by 無責任一代男 (2015-01-10 10:35) 

FD

動画で言っている意味が、一部よく分からなかったのですが、
1速の方が加減速で有利と言っていたようですね。ただし、
慣れませんと、ギクシャクしてかえって遅くなるでしょう。

教習所のコースのような箱庭を走らせたら、白バイ隊員の右に出る者は
居ないでしょうね。
みんな左から抜いていく?これは冗談ですが (笑)

by FD (2015-01-10 15:48) 

FD

私はオフ・ロードはやりませんが、ダートではニー・グリップが必要かも
しれませんね。競馬の騎手のような感じかな?

鎖骨骨折ですか?!お大事に。
私が筑波で左鎖骨を折った時は、右腕一本で運転して横浜まで帰ってきました。

by FD (2015-01-10 15:53) 

カイホ@翼の王様

ご解説有難うございます。
どうもブレーキはあまり使用せず
アクセルワークだけで加減速を
おこなっているようですね。
このような芸当は白バイの特技
かもしれませんね。

リターンバイカーの事故が増えて
いるようです。
みなさん安全運転でいきましょう。!
by カイホ@翼の王様 (2015-01-10 21:17) 

FD

二輪乗りとして生き残るための絶対の条件、それは、
「四輪のドライバーを信用しない」に尽きると思います。
こんなタイミングで脇道から出てこないだろう。
こんなタイミングで右折はしないだろう。との判断が死を招きます。

私は、右折しようとしている車がいたら、いつでも止まれるスピードまで
減速して交差点へ進入する事にしています。

by FD (2015-01-11 12:35) 

kawamoto k.

昨年の1月3日は『永遠のゼロ』を観に行きました。

今年は、4日に『Fury』です。ブラピが年を取りましたが所謂鬼軍曹役を演じていました。映画は元々現実離れ・荒唐無稽であるのでそれなりに楽しめたというところでしょういか。戦車の弾丸の種類があんなにあるとは初めて知りました。

驚いたのは、若い女性たちが連れ立って何組か観に来ていました。ネットなんかでは、戦車ゲームが人気があるそうですが・・・時代ですか!

二輪は、原チャリしか経験がないので皆さんの話題には入れませんが、20代の若いライダーにはFDさんと逆の意味で恐怖を感じます。最近も、充分直進車と間隔があったのでかなり余裕を持って右折したはずですが、街中を80Km位ですっ飛んできたバイクが私の左側をすり抜けていきました。

以前、FDさんが書いていた送りハンドル、私はもっぱら送りハンドルです。オートマの運転も右足一本と両足と両方の運転が可能です。Scotland yardは両足だと聞きましたが定かではありません。両足の良いところは障害物を超えるときに非常に楽です。
by kawamoto k. (2015-01-12 14:38) 

FD

私もアメリカへ行った時、戦車の本を買ってきました。
それで初めて知ったのですが、今の戦車砲は溝が切ってない滑腔砲
となっていて、砲弾も戦車砲の口径よりも遙かに細くて、弓矢のように
安定させるための羽が付いているんですね。通常5枚。
そして初速1700m/秒程度で発射された弾丸が、その運動エネルギー
だけで戦車の装甲を突き破り、高熱となった弾丸と装甲の破片が戦車内に
飛び込むと中は溶鉱炉状態。想像しただけで恐ろしい。
砲弾の材質は劣化ウランが一般的なようですが、日本では使えないので
その次に比重の高いタングステン・カーバイトを使っているそうです。
民間旅客機の動翼にも劣化ウランが使われているというのに、日本の戦車は
初めからハンディがある訳ですね。
ところで、Fury と言えば、F86の海軍型がそんな名称だったような。

四輪のドライバーは二輪の速度を低く判断する傾向にあり、交差点での
事故が絶えないようですね。
私ももっぱら送りハンドル派。化石のような運転理論を教え続ける
教習所の連中は、運輸局の意向があるとは言え、間違っていると思います。
その場合ばあいに合ったハンドル操作をすれば良いのです。
左足ブレーキは試した事があるのですが、しっくり行きませんでしたので、
今でも右足ブレーキ派です。

by FD (2015-01-12 16:34) 

kawamoto k.

F86の海軍型かどうかは意見が分かれるところですが、North Americanが作ったので同系列とみても構わないのかもしれません。

米海軍のFuryは、FJ-1から4まであります。FJ-1は直線翼でした。その後、F86等の後退翼が開発され、FJ-4はF86とそっくりなシルエットになっています。綺麗な飛行機です。

懐かしい飛行機です。その後、空軍の戦闘機はF100から始まるCentury seriesへと変化していきますね。私は中-高学生くらいで『航空情報」を食い入るように見ていました。
by kawamoto k. (2015-01-12 20:20) 

カイホ@翼の王様

FJ1は直線翼、FJ2から後退翼でしょうか?
F86は自分の時代では「セイバー」と呼んで
おりました。懐かしい呼称です。

子供の頃、飛行機のプラモデルをつくるのが
好きで、零戦、F86、F104、コンコルド等夢中
でした。
当時、日航のコンコルドモデルもありました。
その後は勿論B747へと続きます。

by カイホ@翼の王様 (2015-01-12 21:35) 

FD

成る程、FuryはF86の海軍型ではなく、ノースアメリカンが
海軍用に一から開発した戦闘機だったようですね。
確かに86に似てはいますが、よく見てみますと全く別物のような。

http://www.nags-gallery.com/gallery/fjfury.htm

航空情報、私も読み続けました。特に、
毎年一回出版される、世界航空機年鑑は、毎年買うのを楽しみにして
いました。
製図好きの私には、年鑑に掲載されていた飛行機の3面図が、何よりの
楽しみだったのです。
3面図を見ながら、私なりの飛行機のデザインを考える飛行機好きの
少年?の将来の希望だったのでした。

by FD (2015-01-13 19:04) 

FD

F86セイバーにF100スーパーセイバー。
センチュリー・シリーズには興奮しました。
F104は最後の有人戦闘機だと言われましたが、全くの的外れ
その後に開発された戦闘機は、ドッグ・ファイト重視の戦闘機ばかり
でしたね。軍の専門家でも将来を見誤る。

こんな事を言ってはいけないのでしょうが、旅客機のプラモデルは
つまらないと思っています。空力的に洗練されすぎていて、モデルとしての面白みがないような。船の模型の方がその点、無駄?が多くて奥深いような気がしています。

by FD (2015-01-13 19:33) 

MT

ずーっと昔(多分5年くらい前?)に、セパンGP後のクアラルンプール国際空港からこちらにヘルメットに関する書き込みをしたことのあるMTと申します。

さて...白バイさんのこれなんですが、たぶん傍目から見えるほどにはそんなにしゃかりきにはニーグリップしてないんじゃないかと私は思います。
例えばこちらの動画(2:20あたり)をご覧いただくとわかるんですが...一瞬リアが外にガッと流れた瞬間に荷重を掛けてうまいこと立て直してるんですが、ニーグリップだけに頼ってるととっさにこういったことができなくなっちゃいますから。

https://www.youtube.com/watch?v=u74brAGwSg4

白バイさんもこの教官たちも(そしてGPライダーたちも)、おそらくニーグリップというよりは「その瞬間に車体に触れているところをそれぞれ最大限に上手く使って、必要なだけ車体をホールドしている」といったほうがより正確かもしれません。

それではなぜ教習所であんなにニーグリップを連呼するのか...といいますと、これは不要な入力をバイクに対して行わないための「通過儀礼」のようなものではないかな、と私自身は考えています。
特に初心者の方の場合、いきなり身体から不要な力を抜け、必要なところで必要なだけホールドしなさい、といってもコレはどだい無理な話でして...でもそこでぐっと膝(というか内腿)でタンクを挟んでやると、最低限のホールドができると同時に不思議と力が...特にセルフステアを妨げやすい上半身、肩や肘の力が抜けてくることが多いんですよね(実は私、その昔に二輪講習会のお手伝いをしていたこともありまして)。意識がそちらに行くからでしょうか。

4本指でレバーを操作しなさい、と教習所で指導されるのもこれに近いモノがあるんじゃないかなあ、と私は思っております。
もちろん、慣れてきて身体の使い方がわかってくると、ニーグリップだけに頼らないで走れるようになるのは御察しの通りではないかと思います。

そういえば、話は飛びますが...以前、とあるGPライダーに「どうやったらそんな速く走れるの?」と冗談めかして聞いてみたことがあります。
即答で「そんなの、もっとスロットル開けりゃいいじゃん」って言われました。
彼らの場合、肘スリも何もかも結局はそこにつながるのだということで...単純なようで、大変奥が深い回答でした。:-)
by MT (2015-01-27 12:43) 

FD

お久しぶりです。
確か、GPに同道されている SHOEIサービスの方だと記憶しております。
例のヘルメットが傷ついた後も大事故を起こしまして、レースからは足を
洗いました。

成る程、初心者に教える場合のイメージの一つとして、ニーグリップを
強調している訳ですね。色々な場面で、より分かりやすいイメージを
持たせるかは、なかなか難しいですよね。

レバーの操作。私はブレーキは2本指、クラッチは3本指で握って
いますが、ロッシが4本指でブレーキングしていたのには驚きました。
初心者みたい (笑)

「スロットルを開ければいい」けだし名言ですね。
私もスロットルを全開に出来るところでは、必ず全開にする。
それを頭に入れながら走っておりました。

by FD (2015-01-27 16:21) 

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