原発に依存しないカーボンニュートラルは危うい

我が家の郵便ポストに立憲民主党のパンフレットが入っていたのですが「押し売りお断り」に
倣って「立憲お断り」としておけばよかった。
エネルギー政策の基本として「福島第一原発事故の教訓を踏まえ、原子力発電に依存しない社会を実現する」として、2050年までに温室効果ガス排出ゼロの脱炭素社会の実現するとのことでしたが、2050年の電力需要がどれ程で、それをどんな役割分担で供給するか？細かい検証などしていない戯れ言であろう。
私は福島第一原発の事故を 原発事故 とは捉えていません。原発がトラブルを起こして暴走した訳ではないのだから。あの事故は単なる津波事故だったと考えています。
立憲共産党、失礼民主党の世迷い言は置いておくとしても、日本政府のカーボンニュートラル
政策を検証してみれば、欧米と比べてもその実現性、産業に与える多大な影響を考えても危ういと言わざるを得ない。唯一の被爆国として原発アレルギーがあるのは理解できるのだが、

クルマのＥＶ化にしても電力の供給が追いつかなければ、トラックを走らせることも出来なくて流通が麻痺。国民生活に多大な打撃を与えることになるだろう。
農林水産省が推進する「地産地消」は拡がるかもしれないが。
現在主流のガソリン車などの給油時間は５分もあれば十分でしょうが、ＥＶ車ばかりになったらどうなることやら？現在のガソリン・スタンドを全て充電ステーションにしたとしても、充電に必要な時間が３０分だとすれば、充電渋滞が各地で発生して市民生活は大混乱。ＥＶ化を推進するにしても、何処まで対策を煮詰めているのか疑問である。

欧米や中国と我が国とでは電力事情はやや異なると考えます。これから原発建設を進めると
マクロン大統領が表明したフランス。一方脱原発を進めているドイツ。いざとなれば電力を融通し合うことも出来るだろうし、広大な国土を持つ米国や中国は太陽光発電でもかなりの電力を
供給できるだろうが、日本はどうだ？森林を伐採して山を丸裸にして太陽光パネルを設置し、
国中に風車を立てまくっても日照が限られる梅雨時や凪の時には電力不足になるのは明らか。
そんな日に備えて電力を蓄積しておくことは出来ないのだから。
米国などでは安全性が高いと言われる「小型モジュール炉 SMR（Small Modular Reactor）の開発が進んでいるらしい。一部には難癖を付ける意見もあるようだが、色々な利害関係が絡んでくる専門家と称する御仁のご託など話半分で聞いておくことも必要でしょう。
したたかな欧米諸国に引きずられてカーボンニュートラルにのめり込んでしまえば、梯子を外される結果となり、日本の製造業は壊滅的な状況となって世界最貧国の一員になることは火を見るより明らかだろう。国民が原発に頼るくらいならそれでも構わないと言うのであれば、国民の
総意として致し方ないことだろうが。

立憲民主党の代表選挙の立候補者。最初に名乗りを上げた泉健太政調会長(47)は会見の時、
ブルーリボン・バッジを付けていたので、その点だけでも枝野よりはマシだろう。
もう一人の「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」の元首相補佐官(62) の方は旧民主党のイメージを拭いきれないのではないか。
いずれにしても自民党総裁選ほどの盛り上がりになりそうにないのは、お気の毒としか言いようがない。将来の首相を決める代表選とはなり得ないのだから。
候補者に女性が居るだけでよしてしているようでは、女性活用も怪しいものだ。
そこで問題になるのが共産党との関係。狂惨票に助けられた立憲議員も多いと聞くし、一度関係を持ったならストーカーとなって再度の関係を迫ってくるのは世の常。新代表が党内の意見をまとめられるのか？外野からお手並み拝見としましょうか。


話は変わって代々木第一体育館で行われた、フィギュアスケート・グランプリシリーズ第４戦、
NHK 杯で優勝したロシア選手の表彰式では当然ロシア国歌が演奏されたのですが、体操競技で散々聞かされた旧ソ連国歌と同じに聞こえました。ロシアになって国歌も変わったのではなかったかしら？それとも私の記憶違いだった。
https://youtu.be/VxEhW2wg4eE

ＰＳ：子宮頸がん HPV ワクチン接種の再開が決定されたようですが、過去に厚労省が積極的
勧奨をやめてしまった大きな要因はやはりこいつらだったとは 淺卑新聞 (毎日) が盛んに
科学的根拠もないままにワクチンの危険性を大々的に報じたためだったのです。
そのため毎年 3,000 人の女性の命が奪われてきたと言うではないか。
淺卑新聞の得意文句が「過去の清算は済んだのか？」だが、あなたたちもきっちりと精算して
下さいな。
サンゴ落書き事件も、縮刷版から消し去ってなかったことにした前科がある新聞ですもの期待するだけ無駄であろうが。