SSブログ

ヨーロッパは冷夏? [航空関係]

約一年ぶりの国際線を飛んできました。今回行ったのはパリでしたが、到着時の気温が17度!毎日猛暑に見舞われている日本の暑さが嘘のような涼しさで、半袖では寒いくらいでした。
日本が秋になるまで、このままパリに居たかった~

パリから日本への帰りのルートはA333と呼ばれる一番北寄りのルートで、北緯68度まで上がって行きますので、ハッキリした定義はないようですが、概ね北極圏まで到達したと言えるのではないでしょうか。
シベリア大陸を縦断し、ハバロフスクを過ぎますと、通常は日本海を南下して、その後は佐渡島、新潟上空を経由して成田へと向かうのですが、(赤のルート)今回コンピュータが作成してきた最も経済的なルートは礼文島、千歳空港を経由する東回りのルートでした。(青のルート)
北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射した時、危険を避けるため、このルートを一時的に使った事はありましたが、コンピュータが最適ルートとして打ち出してきたのは今回が初めてです。

このルート、礼文島、利尻島の眺望が楽しめるルートなのですが、あいにく雲に覆われて見る事ができませんでした。しかし札幌市上空辺りまで来ますと、雲も切れてきて、支笏湖恵庭岳、洞爺湖羊蹄山、遠くには駒ヶ岳と、北海道の雄大な景観を楽しむ事ができました。-400の国内線フライトでは、千歳空港より北へ行く事がありませんので、この角度、この高度からの眺めは新鮮でしたね。



共通テーマ:日記・雑感