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だいぶ熟(こな)れてきました [航空関係]

東北・北海道方面から羽田へアプローチする場合、早めの降下を強いられる関係上、燃料消費上効率の悪いアプローチとなっているのですが、管制側の配慮が行き届いてきた事もあり、効率の悪さが幾分か改善されて来ております。

RUBIS / FL280 や、STONE / 11,000 フィートの高度制限は、成田との関係でいかんともし難いようですが、STONE/ 250 ノットの速度制限は東京アプローチによりキャンセルされる場合が殆どのようです。
その後の、8,000 フィート或いは 4,000 フィートへの降下開始も、パイロットの判断に任される事が多くなっていますので、ハイ・スピードでの巡航?が可能となっています。
1万フィート以下では 250 ノットの制限があります。

CREAM へ向けての降下中、速度を聞いてきましたので、「250 ノット」 と答えますと、「250 ノットを CACAO(滑走路から12マイルの位置)まで維持しろとの指示が!」
羽田の特別な運航方式として、[滑走路から10マイルの地点を 180 ノットで通過する] との決まりがありますので、グライド・スロープに沿って降下しながら、たった2マイルで70ノットも減速するのは無理な相談です。
-400は 250 ノットからフラップ・スケジュールに入る事が出来ますので、いくらか楽ではあるのですが、他機種ではフラップを下ろせなくなるかもしれません。

4本目の滑走路が出来るまでは、北からの到着機も、34L に着陸していましたので、西からの到着機の切れ目をぬって割り込むような形で遠回りをしておりましたので、定刻に到着できない事が殆どでした。
しかし現在では、34R に着陸出来るようになりましたので、定刻より10~20分早着するのが当たり前になって来ております。
タイム・テーブルの見直しがあるかもしれませんね。

羽田への到着が夜9時過ぎとなる便だったのですが、我々の後から東京コントロールの領域に入って来た他社便が、RUBIS / FL280 の高度制限をキャンセルするよう要求していましたが、元々 RUBIS に高度制限など存在しません。
成田関連の航空機との間隔を取るために、必要に応じて指示される高度制限ですので、元々存在しない高度制限をキャンセルするよう要求するのは変な話だと思いますよ。
この日、FL280 への降下指示は結局ありませんでした。


千歳空港は南寄りの風でしたので、当初は RNAV 19L が使われていたのですが、夕方近くになるにつれシーリングが下がってきましたので、ILS 19R へと進入方式が変更されました。
ILS 19R のファイナル・コースへとレーダー誘導され、3,000 フィートまでの降下指示が来ました。そして、

“ Cleared for ILS Rwy 19R Approach ” との指示が。

うん?最終進入開始高度は 2000 フィートですが、高度はどうなるの?
この場合の模範解答は、「管制に高度の確認をする」 でしょうが、実際はどうなのでしょう?
管制方式基準。 【アプローチゲート到着前の通報事項等】 には、

到着機がアプローチゲートに到着するまでに、当該機に対し当該機に係わる次の事項を通報するとともに進入許可を発出するものとする。
なお地形又は交通状況により公示された最終進入開始高度まで制限なしに降下させられない場合は、当該高度へ制限なしに降下できる地点若しくは時刻まで維持すべき高度を指示するか、又は当該高度への降下を制限なく許可できる地点まで進入許可を発出しないものとする。

とありますので、これを読む限り、何の制限もなしに進入許可が出た場合は、最終進入開始高度まで降下をしても問題ないようですね。この時は、

“ Cleared for ILS Rwy 19R Approach,Descend 2,000 ” とリード・バックしますと、
すぐに 2,000 フィートまでの降下指示が来ましたよ。高度の指示を失念しただけでしょうから。


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狭いながらも楽しい我が家?
ヒナの成長は速いですね!親鳥と見分けが付かなくなってきました。尾っぽ(燕尾)が短くて殆ど目立たないのがヒナ鳥との事。
ヒナはどうやら3羽らしい。本当は4羽兄弟だったのに・・・・・


ロードスターの幌の上は寝心地がいいらしく、近所の猫達が幌の上で昼寝をしているらしい。
猫の毛がベッタリ付いて、取るのが大変ですし、オシッコでも掛けられたら大迷惑。そこで息子がこんな物を作ってくれました。
ヨガ行者猫でもない限り、この上で寝るのは御免被りたいでしょう。

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パナソニックが子会社化していた三洋電機の白物部門を中国企業に売却し、日立はテレビの製造から撤退して台湾などからの輸入に頼るとか。
更に日本の電力需要が切迫し、円高が追い打ちを掛けて、企業の海外脱出が続くようなら、日本の物造りは壊滅状態になるでしょう。そして街には失業者があふれ、日本は世界の三等国に。
今日8月6日は広島の原爆の日ですが、またぞろ浅卑新聞が原爆と原発を同一視して無用な恐怖をあおり立てている。
どうでしょう、ここは一つ節電の模範を示されたらいかが?現在は40面程ある紙面を半分の20面程に減らして、節電に励まれたら。
原子力発電所で作られた電力の恩恵を受けながら、原発廃止を言うのは、鯨の肉を食いながら、捕鯨を止めろと言っているようなものですよ。

いくら日本が脱原発に走っても、中国が技術レベルの低い原発増設に励めば、万が一の場合、その被害は偏西風に乗って日本にまで及ぶと思うけど、こちらには無関心?
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