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瓦礫処理 [政治]

課題となっている、被災地の瓦礫処理問題。

被災地の人達からは、大切な想い出がつまっている品々を 瓦礫 などと呼んで欲しくないとの声も出ていることは知っているのですが、ここではあえて瓦礫と呼ばせて頂きます。

市民団体を名乗る一部の人間のヒステリックな反対運動によって立ち往生していた瓦礫の処理。良識ある一般市民の声に押されて、徐々に解決に向かっているようでなによりです。
反対している人達。県庁に押しかけてギャーギャー騒ぐ暇があったら被災地に出掛けていって、「我々はこういう理由で瓦礫を受け入れることが出来ない」 と、堂々と説明してきたらどうでしょう。

そこで気になるのが、日本の良識を代表する?朝日新聞がこの問題についてどう考えているのかと言う事なのですが・・・
今日の記事では、「瓦礫の受け入れが広がってきている」 と、単に事実を報じるだけで、朝日のこの件に関する見解というものが見えて来ません。
ここ一週間の社説を読んでみても、

宮城や岩手のがれきでさえ放射能への不安から広域処理が進まない。痛みを分かちあってもらえないのか。そんな疎外感が県民にはある。だとか、

受け入れ自治体の住民の理解がとても大切だ。 宮城、岩手両県のがれきは、放射線量が総じて低いとはいえ、ゼロとは限らない。 などと、奥歯に物が挟まったようなもの言いである。

巨人の金銭問題を一面トップで報道するなどして、この問題から逃げているようにも見える。

「コンクリートの復興」は進んでも、「なりわいの再建」が置き去りになっていないか。
東日本大震災から1年たち、その点が気になる。 などと、全く何を言いたいのやら。

民主党のマニュフェスト、「コンクリートから人へ」 の二番煎じだろうが、「瓦礫処理が進まなければ、生活の再建どころではない」 との、被災地の人達の悲痛な叫びが聞こえないのか?
瓦礫処理の大事なことは分かっていても、自身の支持母体でもある何でも反対の市民団体の抗議行動に惑わされて、あやふやな対応を取らざるを得ないジレンマに、ご同情申し上げる。


震災から一周年となる11日に国立劇場で行われた追悼式典の中継を見ていて、大いなる違和感を覚えたのでした。それは、天皇皇后両陛下が入場された時、会場の全員が座ったままで、誰も立とうともしなかった事に対してなのです。
卒業式で同じように座ったままの教師が居るようですが、問題の根は同じ所にあるのでしょう。
民主党が仕切ると、こんな礼を失した情けない式典になってしまうのです。それにもう一つ、

真の友人を大切にしない今の日本 追悼式典に参加した台北駐日経済文化処副代表を指名献花から外して一般参加者として献花させた問題。
台湾からは世界最高規模となる約200億もの義援金が送られたにもかかわらず、中国に気兼ねして、こんな扱いになったのだろう。
遣隋使の小野妹子に、「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す」 との国書を持たせた聖徳太子の爪の垢でも煎じて飲んでみろよ!


産経新聞の報道によりますと(朝日は絶対に報じない)、民主党政権の混乱に乗じて中国がいよいよ本気で尖閣諸島を取りに来るらしい。
聞くところによると、朝日はその X Day に備えて、予定原稿を準備しているそうな。その中では、
取りあえずは暴挙と非難しておいて、後段で次のような本音を述べているだろう。(朝日の常套手段)

私たちは紛争がエスカレートしないような平和的手段で解決すべきであると考えます。尖閣諸島を中国との共同開発の下に置くよう申し出るのも一つの方法でしょう。

無人島である尖閣諸島を今のままの状態に置いておくなら、中国に取られても致し方なしと考えるようになりました。自分の国土を守り抜く意思のない国を、誰が血を流してまで守ってくれますか。
そうなれば、平和ボケしている政治家(それを選んだ国民も)もさすがに目が覚めることでしょう。
そして、それ以上の侵略から南西諸島を守るのです。沖縄の基地問題もおのずと解決すると思いますよ。

小説、『運命の人』 の中で作者は、主人公の新聞記者に、「沖縄の未来を変えられると思った」 と言わせていますが、「沖縄の望ましい未来」 とは、いったい何なんでしょう?

では今、我々が行えることは?
米国を説得して、東シナ海での大規模な合同軍事演習を敢行し、尖閣諸島への逆上陸作戦の訓練をも行うのです。中国に勝手な真似はさせないとの強固な意志を、米国と共に見せつけるのです。
そして、そのまま自衛隊を常駐させ、強固な基地を築き上げるのです。
しかしね~防衛大臣の顔を思い浮かべたら・・・・・とても無理な相談であることが痛感されました。鬼嫁は中国贔屓ですしね。
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楽しく生きよう

読ませていただきました。
マスコミはほぼまともな報道が出来ない体質又はそうした個人によって牛耳られていると思った方が佳いですね。
この日本が泣いている。
by 楽しく生きよう (2012-03-17 17:49) 

カイホ

「ゆこゆこ」ツアーに行ってきました。勝浦から鴨川、館山へと走り紅白梅、寒桜、菜の花を観てきました。意外によかったのが菜の花畑で、緑と黄色のコントラストが美しかったです。

館山では回転翼(通称:ロクマル)が訓練しているところでした。まわし方から練習生のようでしたが、キャプテン同様、若手の将来に強く期待したいところです。

宿は富浦ロイヤルホテルで、クチコミ通り価格8500円にしては大満足でした。「ゆこゆこ」特典でしょうか和洋室にオーシャンビュー、大浴場にサウナに露天風呂、夕食時には生ビールで乾杯しました。大学生を2人もつ我々には廉価でありがたい宿でした。(イセエビがちょっと小さかったけれど・・)
by カイホ (2012-03-17 20:19) 

SpeedBird

我が町にもいます瓦礫受け入れ反対派。それじゃどうすべきだと思ってんの?逆に聞いてみたくもなります。皆で分担しましょうよ・・・・・。

by SpeedBird (2012-03-17 22:05) 

FD

国民の生命財産を守るという気概が今の政治家には見えません。
国会というコップの中で騒いでいるだけで、情けない。


南房総を楽しまれたようですね。
天気が一寸と思っていたのですが、金曜日は良い天気でなによりでした。
1万を切るようなお値段ですと、伊勢海老には期待できないと言う事を、
私も学びました。


反対の人の声は大きいのですが、わざわざ賛成を表明する人は(私も含め)
少ないので本当の民意が分かりにくくなっています。
瓦礫処理の分担も進んできているようで、なによりです。

by FD (2012-03-18 12:03) 

カイホ

「ゆこゆこ」良かったです。女房も喜んでくれました。5月のGW明けにまたどこかに、お世話になるつもりです。

先週、久しぶり(15年ぶり位)に港北NTに行ってきました。15年ほど前まで「中川」駅近くに住んでおりまして、娘が突然 センター北の く?ら軒 のラーメンが食べたい と言い出し、2人で出かけた次第です。娘がまだ小さい頃よく行ったラーメン屋さんです。

ラーメンもなつかしかったですが、びっくりしたのは街の様子で、観覧車や関西のデパート、高級車ディーラー、大規模マンションが立ち並んでいてさま変わりの様子でした。

自分が住んでいた頃は空地と道路ばかりでしたが、見事に 「美しい街」 に変身していてびっくりしました。港北NT、人気があるのはうなずけます。
by カイホ (2012-03-19 22:54) 

FD

そのラーメン屋さん、行ったことはないのですが、お昼時に前を通りますと、
店の外までお客さんが並んでましたね。
ラーメンには人それぞれ好みがあると思うのですが、味はどうなのでしょう?

港北NTの変わり様には驚かれたことだと思います。
私が住み始めた頃には、仰るように空き地ばかりでしたが、
今ではショッピング・センターが乱立?して共倒れになるのではと
心配になるくらいです。
お陰で、殆どの駐車場が平日無料となっていますので、助かります。

by FD (2012-03-20 08:30) 

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