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007 スカイフォール・プロメテウス [映画]

久しぶりに007シリーズの映画を観ました。もっとも映画館ではなく、WOWOWですが。
新聞か雑誌の映画評で、「久しぶりの快作」 としてありましたので期待していたのですが、ガッカリでしたね。

blog007skyfall.jpgオフィシャル・サイトより。

とにかくシナリオの手抜きがひどすぎました。カーチェイスと派手な銃撃戦さえ見せておけば観客は満足、細かい筋立てなどは省略してもかまわないとの考えだったのでしょうか?訳の分からない場面が多すぎました。

最初のクライマックス。列車の屋根の上で格闘していた007が、高さ100メーターはあろうかという鉄橋の上から川に転落し、更に滝壺にまで落ちて行ったのに、死なずに生きていた。何でだ?!
誰かに助けられたことを暗示するような場面もあるにはあったのですが、明確な説明はなし。

敵の首領を捕らえて厳重(そう)なガラスの檻に入れたのに-この辺り 「羊たちの沈黙」 を連想しました-いつの間にか脱走していて、どうやって逃げたのかの説明もなし。
レクター博士の脱走手順?はちゃんと説明されていましたよ。


ボヤキついでに 「プロメテウス」

blogprometheus2.jpgオフィシャル・サイトより。

SF映画の金字塔 「エイリアン」 の原点。しかも同じリドリー・スコット監督と言う事で期待していたのですが、これもよく分からない映画でした。まず冒頭にシーンの意味が分からない。更に、

なぜ隊員の一人だけが病原菌か何かに感染したのか?いつ女性の体内にエイリアンが棲み着いたのか?の説明もありませんでした。それとも私の理解力不足なのか?

両方ともまだまだ突っ込みどころはあるのですが・・・・・派手なCGとアクションを見せれば観客は満足すると思ったら大間違いですよ。

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カイホ

プロメテウス
エイリアンと人間の起源が同じ種のエンジニアだった・・・とそこまでは
なんとなくわかるのですが、エンジニアが突然怒りだしサイボーグ人
の体を引きちぎるシーンから意味がわからなくなってしまい、もうどー
でもよくなりました。

ダニエル・クレイグのスカイフォール
1作目の「カジノロワイヤル」2作目の「慰めの報酬」と面白かったので
期待してましたが、がっかりでした。
この手の娯楽映画はスパイの生い立ちなどどうでもよく、桃太郎侍の
ようなお約束の悪代官と美しい美女に風景、陸海空の速いテンポの
アクションが命と思うのです。

日本ではぱっとしなかった作品ですが、世界的にはヒットしたそうです
から外人の娯楽感覚はわかりませんね。

最近のDVDなら「テッド」がわらえますよ!昔の色々な米映画のパロディ
が組み込まれていてなかなか奥が深いです。
by カイホ (2013-08-12 20:26) 

うえいぱうわ

どちらの映画も観ていないので断定は出来ないのですが、
実は撮影はされていて、シーンとして出来てはいたものの、
尺の関係で、泣く泣くカットされたのかもしれませんね。
デレクターズカットがあったなら、印象が変わるかもしれ
ません。もしくは、やはりこの程度というか、こういうのを
狙って作られた・・・とか?日本人とは違う感覚で作られた
映画ですし。
by うえいぱうわ (2013-08-13 18:45) 

FD

ダニエル・クレイグの007は初めて観ましたがショーン・コネリーとは違った
魅力がありました。
この手の映画を観に行く人は、凝った筋書きなどではなく、ひたすら派手な
アクションに期待をしているのでしょうか?
やはり私は 『ロシアより愛を込めて』 が最高だったと思っています。
大がかりなアクションはないものの、緊張感とスリルは満点でした。


映画の上映時間には限度がありますので、やはりそうなのでしょう。
そしてCGや派手なアクション・シーンはお金が掛かっているのでカットできない。
必然的に細かい描写のシーンがカットされて、訳が分からなくなる。
スカイフォールで言えば、地下鉄の電車が突入してくるシーンではなく
例えば、首領がガラスの檻から逃げ出すところをもう少し丁寧に説明して
欲しかったですね。

by FD (2013-08-14 08:55) 

カイホ

映画のお話は楽しいですね。
WOWOWがアンケート 007ランキングを発表しています。

http://www.wowow.co.jp/ranking007/

ショーン コネリーの「ロシアより愛を込めて」ですか、ダントツの
1位でした。真のボンド好きにはたまらない作品ですね。

自分の好みは順に
3位:(新作の)カジノ ロワイヤル
外位:慰めの報酬
6位:トゥモロー ネバー ダイ
8位:ユア アイズ オンリー   でしょうか。

007といえばCGでないアクション特に飛行機と車は毎回楽しみです。
クール シュベール飛行場のシーン(トゥモロー ネバー ダイ)や
DC3の空中戦・アストンDBSとアルファロメオの死闘(慰めの報酬)
は特に見応えがありました。水戸黄門の印籠、遠山金さんの桜吹雪
最近では「倍返し・・・。」娯楽映画のお約束で飽きません。

by カイホ (2013-08-14 20:06) 

FD

欧米では 『ゴールドフィンガー』 が1番人気とは驚きでした。主題歌人気も
あるのでしょうが。
『ロシアより愛を込めて』 の印象的なシーンは、美女の唇から逃げ出す男を
狙撃するシーンでした。007本人が撃たずに、華を持たせるところが良かった。
いただけなかったのが、冒頭の隠れんぼですね。

題名は忘れましたが、米国原潜が大型タンカーに飲み込まれ、捕らわれた
原潜乗組員が反乱を起こす、そんな一作がありました。その時、扉を破壊
するのに核弾頭の起爆装置を使ったのですが、朝日新聞の読者投稿欄に
「核兵器を使うとは何事だ」との非難の投書がありました。いくら何でも船の
中で核爆発を起こしたら船ごと吹っ飛んでしまうでしょうね。
知らずに投書を採用したのであれば、とんでもない無知ですし、知っていな
がらであれば、とんでもないペテン師と言う事になります。

昔の映画の特撮には感心したモノですが、今はどうせCGだろうと思って
しまいますので、いまいち感動が薄いですね。

『テッド』 今度レンタル・ビデオ店で探してみます。
パロディ映画と言えば、メル・ブルックスの 『高所恐怖症』 が笑えました。
ヒッチッコク映画のパロディがてんこ盛りです。

by FD (2013-08-15 09:07) 

カイホ

メル・ブルックスの作品ですが「新サイコ」というタイトルでDVDがある
そうですが、ツタヤでは取扱いがありませんでした。小さいショップで
探してみます。せっかくでしたので、「ロシアより愛を込めて」「裏窓」
「北北西に進路をとれ」それに店長のお勧めで「戦闘機対戦車」を借り
てきました。

「ロシアより愛を込めて」:口から出てくる男を狙撃するシーン、見返し
ました。最近の007には無い細かな脚本ですね。
「裏窓」:何度みてもよくできた作品で、Gケリーが美しい。
「戦闘機対戦車」:飛べない戦闘機対頑固な軍人の乗る戦車、流石
店長のお勧め、地味ですがなかなか面白かったです。
映画好きにお勧めの一品です。

by カイホ (2013-08-16 18:21) 

FD

「戦闘機・・・」 以外はDVDを持っております。
「戦闘機・・・」 も以前に観たような記憶があるのですが、よく覚えていません。

「北北西・・・」 は、畑で飛行機に襲われるシーンと、ラシュモア山の巨大な
胸像が印象的でした。

「裏窓」 この映画の凄いと思うところは、カメラが主人公のアパートの部屋から
一歩も外に出ないところですね。
三流映画は観客の興味を引くために観光地巡りをすることがありますが、
そんな事をしなくても面白い映画が作れるのです。
しかも、アパートとアパートのわずかな隙間から表通りが見えるのですが、
それにも重要な役割を持たせています。

by FD (2013-08-18 09:17) 

nozzy

まあ、007シリーズは子供でもわかる、娯楽映画ですからね。
かくいうわたしも子供の頃からのファンで、今回のスカイフォールは子供の頃に感じたわくわく感を取り戻した感がありました。
そういう意味でも「傑作」とは言わずに「快作」という評価は妥当ではないでしょうか。
by nozzy (2013-08-24 22:56) 

FD

成る程。映画の好みは人それぞれですので、スカイフォールのわくわく感、
快作にふさわしいのでしょう。

by FD (2013-08-25 09:08) 

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