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haka の威嚇を甘んじて受けなければならないのか? [スポーツ]

ラグビー・ワールドカップ、4強対決を終え残すは11月1日の3位決定戦と2日の決勝戦のみとなった。
その準決勝イングランド vs ニュージーランド戦で問題になったのが、NZの試合前の儀式 haka に対してイングランドが取った対抗策。

1.jpg
haka の陣形に対してV字型の鶴翼の陣で取り囲むようにしてNZの威嚇をはね除けようとしたことでした。この件に関して、

本来は戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊であるが、現在では国賓や海外からの渡航者を歓迎する舞として披露されるほか、相手に対する敬意や感謝の意を表する舞として披露される。故に、
haka に対する冒とくであるとの批判が出ているのだが、試合前に相手を威嚇する手段であることに変わりあるまいに。
弱小チームであれば、それだけで萎縮してしまうだろう。

実は haka に対しては異論もあって「禁止すべき」との意見があったものの特別待遇として認められた経緯があるのだから、相手チームにも対抗手段を取る権利を認めるべきであろう。
それにしてもV字陣形の中心にいた主将のオーウェン・ファレルが「haka などちゃんちゃらおかしい」とばかりに不敵に笑う姿が印象的でした。

9.jpg
所でこの主将誰かに似てると思ったのだが・・・・・そうだ!渡部 篤郎。


話は変わって東京オリンピックのマラソン競技が迷走しています。
東京都や組織委員会との調整・相談もなく、いきなり「札幌開催、これは決定である」はいくら何でもやり過ぎだ。
オリンピック貴族(IOC 理事会)からのトップダウンで、開催地変更の権限は IOC にあるそうだから変更を受け入れざるを得ないのだろうが、せめて変更による費用増加分だけは IOC に負担させて譲るべきではない。これ以上の国税・都税の負担はまっぴらだから。
元々この時期の開催となったのは、欧米諸国のプロ・スポーツ界との競合を避けるためで、米国からの膨大なテレビ放映権料目当てだったのだから。
「Athlete First」と言えば聞こえは良いが、所詮は「IOC Financial First」だろうが。


ところで「蜜蜂と遠雷」と言う映画が公開されていますが、思わず「だんみつとえんらい」と読んでしまったよ。悪いのは小遊三師匠。

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FD

オリンピックを散々かき回した小池都知事ですが、今回ばかりは断固支持します。
8月の同時期に200万人が集まると言う札幌夏祭りや札幌マラソンが
開催されるなどの現地事情を知りもせずにただ東京より涼しいだろうとの
理由で一方的に開催地変更を強行しようとしている IOC、
札幌ドームをスタート・ゴール地点とするには問題が多すぎるとのことで
大通り公園をゴール地点にするしか方法がないそうなので、ここは北海道警
「スタンドも設置出来ない場所なので警備上の問題があり、選手の安全を
保証出来ない」として、「Athlete First」を考えるなら東京以外にない
と拒否の姿勢を示されたら如何でしょう?
更に「札幌だって真夏日はある。その場合 IOC は責任を取れますか?」
と言ってやりましょう。

by FD (2019-10-31 18:21) 

無責任一代男

猛暑の中でマラソンなどすれば熱中症は間違いないけども、それを理解して東京で「おもてなし」することを強調して誘致したのでしょう。
何でもいいから東京と安易な考えではなかったはず。
それで競技中に熱中症で死亡者などで出てしまったらもう永久に日本でオリンピックはないと思います。
では東京でマラソンするにはどうすればいい?気温が下がれば深夜3時ごろだと札幌の昼と同じくらいになるが、真夜中に誰が応援に行くよ。録画して昼間に放送する?First重視するなら選手の安全ではないの。
オリンピックは開催都市名だから今の日本の夏に運動競技は何処でやっても過酷。ラグビーは夏が終わってからでほんとによかった。

by 無責任一代男 (2019-10-31 20:12) 

FD

今回の騒動、最大の戦犯は組織委の森喜朗会長だと考える。
この老害が大者ぶって、開催責任者である東京都などを差し置いて
水面下で勝手に札幌開催に同意してしまったことでしょう。
IOC の理事どもに言ってやればよい。マラソン当日、札幌の気温が上昇し
多数の棄権者が出る事態になったなら、どう責任を取るのか、
ハラキリの覚悟は出来ていますか?とね。

by FD (2019-11-01 20:49) 

oldfogy

多分、ヨーロッパ流:

2000年、世界で唯一のエアラインパイロットの団体であるIFALPAの年次総会が東京で開催されました。
IFALPAの総会の開会式には必ず開催国の高位の方を来賓としてお迎えする事になっています。日本で開催された1回目の来賓は当時皇太子だった現上皇陛下。
ワシントン開催時はパパブッシュ。インドネシアはスハルト大統領。
by oldfogy (2019-11-03 19:59) 

oldfogy

それ程格式が高い総会です。

2000年日本開催時の総会総予算は1億円。何年にもわたり日本のALPAが積立てきました。しかし、開催国は単なる準備と実行の機関だけ。全てはIFALPAの本部が仕切り、日本協会は独自には何も決定できません。
多分、ヨーロッパ式の組織は基本的には同じと思います。良し悪しは別として。
オリンピックもおなじかな?キチンと組織運営を理解出来ていなかったとうきが間抜けなだけ。
小池さんが蚊帳の外は、政治的な問題[?]

by oldfogy (2019-11-03 20:08) 

oldfogy

夢のような1ヶ月半が終わりました。

BBを粉砕した南アのFWDは矢張り強かった。イングランドは自分達のゲームをさせて貰えなかった。押し込まれて反則を連発。ペナルティでPGを決められジリジリと後退。完敗でした。

でも、試合後の表彰式の態度は頂けない。ラグビー発祥地のチームとして恥ずべき行動だと感じています。Good looserは難しい。
by oldfogy (2019-11-03 20:15) 

FD

例えばオリンピックの理事会などそんなものでしょう。
オリンピックは我々が創設した大会。アジア諸国は我々の意向に黙って
従っていれば良いとの上から目線。
今回のマラソン札幌開催決定で想像をめぐらしてみたのですが。
札幌市が「地元の事情を考慮せず、相談することもなく一方的に札幌
開催を決めたことには納得出来ないので、断固拒否する」と言ってやったら
偉そうにしている IOC 理事どもが慌てるのではないだろうか。とね。
札幌開催を尻尾を振って歓迎している札幌市、北海道知事には出来ない
相談であることは承知しているのですが。

今回イングランドが試合後の表彰式取った態度には驚きました。
何か深い確執でもあったのか?それにしても仰るように見苦しい。

by FD (2019-11-03 20:34) 

oldfogy

イングランド選手:
オランダに住んでいる次女夫婦が、たまたま、その日1日だけロンドン(のホテル)にいました。
ロビーにあるTV前の熱狂は凄まじくイングランド以外の応援をしたら殺されそうな雰囲気だったそうです。

どんなスポーツでも思う存分闘って敗れたならサバサバとした気持ちになれるとおもいます。
決勝戦は素人目にもイングランドはゲームをさせて貰えなかった。完敗でした。その鬱憤がメダル授与式にでたのでしょうが矢張り品格が無かったと言わざるを得ません。
by oldfogy (2019-11-04 08:41) 

oldfogy

ラグビーWカップ2019は大会運営や日本のファンの「日本以外のチームへの温かい応援」がラグビー先進国から絶賛されています。運営が高い評価を受けるのは当然。また、どのチームにも満遍なく暖かい声援を送るのも日本人が持っている特徴でしょう。
しかし、BBの(日本にとっては極めて高い)目標はベスト8。BBが優勝を目指していたらこんなにも寛容になれたかな?
ラグビー人気が一過性でない事を祈るしかありません。
来年秋、BBはイングランド(2戦)、スコットランド、アイルランドと4回戦います。最低、1勝。出来れば2勝2敗に持ち込めたら大成功。
by oldfogy (2019-11-04 09:02) 

お名前(必須)

大会公式サイトが選んだ今大会名言の1つ。
「このトーナメントで起こった事象は他のスポーツでは起こりえないものです。カナダ人たちは道路の掃除を行った。バルセロナやレアル・マドリードが水浸しになったとして、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシが同じことをする姿を皆さんは想像できますか? これは試合とはまた別のことなのですよ」
エディ・ジョーンズ。

台風のため、試合が無くなり戦わずして最下位になったカナダチームのボランティアに対して。
by お名前(必須) (2019-11-04 12:28) 

FD

W杯には大勢の外国人が来日し、日本各地で試合を観戦し、釜石にも足を
運び、ボランティア活動までも。
そして日本の食材と料理も堪能したことでしょう。
一方五輪での放射線物質汚染や日本の食材を危険だと主張する韓国。
その異常さが世界に認識されたのではないでしょうか。

サッカーファンには申し訳ないのですが、ラグビーの試合を観てある程度
ルールも理解した今、サッカーは単純すぎて面白味がない。

by FD (2019-11-04 21:38) 

oldfogy

世界でも日本でもサッカーファンはラグビーと比べれば圧倒的に多数です。
日本でラグビー人気が出なかったのは協会の責任が大きいのではないでしょうか?「選ばれた人のスポーツ」と鼻持ちならない、(気がつかないまま)気質があったのでは?
Wカップを機に庶民のスポーツに衣替えし、ラグビー好きもサッカー好きもスポーツとして両立して欲しいと思います。
ラグビーのルールは常に大きく変化します。気をつけていないとたちまち置いてけぼりになります。
by oldfogy (2019-11-05 08:37) 

oldfogy

訃報

マリー・ラフォレさんが亡くなりました。80歳だそうです。
マリー・ラフォレと言われて直ぐに思い出すのは「太陽がいっぱい」です。私の青春とほぼイコール。アラン・ドロン程顔立ちが整った俳優はいません(.ま、好き好きはあるでしょうが)。
彼の憂いの裏は幸せとは程遠い子供から少年時代の生活でしょう。生きるため軍隊に志願しベトナム戦争にも従軍しました。
by oldfogy (2019-11-05 08:49) 

oldfogy

ドロンは大根と言われた事もありましたが、私は彼の映画は全て大好きです。特に、リノ・バンチェラとの「冒険者たち」や「名誉と栄光でなく」。名誉と栄光でなくのベトナム戦争は彼自身の実体験でしょう。当然ですが、銃の扱いは抜群に上手かった。
by oldfogy (2019-11-05 08:54) 

oldfogy

1年程前、ドロンが出演し彼自身の半生を語る番組がありました。皺だらけのドロンも格好よく素敵だった。録画を消去したのが残念[exclamation]?

又々、勝手に方向転換。FDさん、ごめんなさい。
by oldfogy (2019-11-05 08:58) 

oldfogy

ん?ブログが時系列で出てきました!

「名誉と栄光でなく」はアルジェリア独立闘争をフランスが弾圧する話。
ドロンはフランス外人部隊の将校役。深夜のアルジェ市街に展開する外人部隊は実戦を想起させる迫力がありました。
by oldfogy (2019-11-05 09:09) 

oldfogy

ベトナム戦争と書いたのは誤りですね。
ベトナム戦争は米国と北ベトナム間の戦争。アラン・ドロンが従軍したのはフランスとその植民地「仏領インドシナ」間の独立戦争。一般には、(第一次)インドシナ戦争と呼ばれています。ディエンビエンフーの戦いでフランスは完敗し、ジュネーブ協定が結ばれ当時インドシナと呼ばれていたベトナムは北緯17度で北ベトナムと南ベトナムに分かれました。
旧日本軍は、大東亜戦争開始前仏領インドシナに進駐しています。
by oldfogy (2019-11-05 14:16) 

oldfogy

人間 (私か!) の記憶がいかにあてにならないか良く分かりました。インドシナとベトナム戦争を間違えたので色々考えました。
仏人であるアラン・ドロンが外人部隊?
そうでした。名誉と栄光のためでなくに出てくる仏軍部隊はラスペギー中佐率いるフランス陸軍空挺部隊でした。今晩、また、そのDVDを観てみます。
クラウディア・カルディナーレがドロンの恋人役で出ています。
by oldfogy (2019-11-05 14:40) 

FD

「冒険者たち」ドロンとリノ・バンチェラ、それに名前は忘れましたが
女優との三人組で海底の宝探しをする話でしたが、途中で命を落とした
女優の亡骸を潜水服に入れて海底深く沈めるのですが、両手を拡げた
格好で海底深く沈んで行くにつれ十字架のように見えくるのです。
印象深いシーンでした。

クラウディア・カルディナーレ(CC)、ブリジット・バルドー(BB)、マリリン・モンロー(MM)と呼ばれてましたね。
大女優の証しでしょうか。

by FD (2019-11-05 20:11) 

Gen.Lee

冒険者たちで、凱旋門を航空機でくぐりぬける
シーンがありましたが、本当に出来るものでしょうか。
パトリス ル コントの作品ですが、浮気をした妻を
ベルトなしで宙返りして落下させる、これも可能でしょうか。
時化たときにスプレイといって潮をぶっ掛けるのは容易ですが。
舵のきりかたしだい。


by Gen.Lee (2019-11-05 20:24) 

Gen.Lee

仏領インドシナを制圧した帝国陸軍の司令部は
高地のダラートで蒸し暑いところには降りてこなかった。
マレイシアのキャメロンハイランドもまた然り。

by Gen.Lee (2019-11-05 20:30) 

無責任一代男

レインボーブリッジの下をくぐり抜けられると信じて747をハイジャックした犯人もいましたなぁ・・ゲームなら空母に降りる事も出来るから現実と区別出来なくなってしまいます。
by 無責任一代男 (2019-11-05 20:35) 

oldfogy

冒険者たちの女優はジョアンナ・シムカスです。
凱旋門潜りは極めて困難だと思います。凱旋門に幅がありません。が、不可能では無いとも思います。何かの映画であったような!

第一次大戦時代の剥き出しの風防なら宙返り (ループ) でベルトをしていない人を落とすのは簡単です。宙返り中は常に(+)Gを掛けています。つまり、座席に押しつけられる力。ループの頂点でほんの少しマイナスGをかけてやれば(お腹側に引っ張っている操縦桿を、少し反対側に押す=突いてやる=)簡単に何でも落ちていきます。飛行機に乗っていて乱気流で座席から浮いたのと同じです)。
by oldfogy (2019-11-06 19:13) 

oldfogy

アン・オーブレーはAA。イギリスの女優さんです。ドリス・デイがDD。AからDまで揃います。AAはやや映画マニアックですが。ドロンとカルディナーレの共演はルキノ・ヴィスコンティの山猫もあります。

レインボー・ブリッジ潜りのハイジャックは余りに身近で今でも思い出せば鳥肌が立ち、墓場まで持って行かなければならない話も幾つかあります。DH crewが居なかったら・・・?
当該便機長の告別式は私も伺いましたが母校である立教大学のチャペルで大変多数の会葬者が参列するなか厳かに執り行われました。とても暑い日だったような記憶がありますが定かではありません。
by oldfogy (2019-11-06 19:57) 

FD

あれっ、「コメント投稿に失敗しました」と表示されました。
では、また後で。
この投稿は失敗しないのは何故?

by FD (2019-11-07 20:52) 

FD

凱旋門をくぐり抜けるシーンの記憶はありませんが、エア・レースで
狭い関門を90度バンクですり抜けますので、不可能ではないでしょう。

浮気妻をベルトなしで乗せ、背面飛行で落下させる。
一度やってみたいものです(笑)
宙返りではないのですが、映画「イングリッシュ・ペイシェント」
では浮気妻を複葉機に同乗させて、地上にいる浮気相手の男性に
突入するシーンがありました。
夫は死亡。妻と浮気相手は生き残るのですが、その後は古代人が残した壁画「泳ぐ人」のタッシリ・ナジェールの洞窟に重傷を負った妻を残して助けを求めに行くのですが、・・・・

ハイジャック事件、よく覚えています。
実は墓参り帰りの車の中で最初のニュースを聞いたのですが、
「機長が死亡しました」との続報を聞いて「何故だ!」と戦慄を覚えました。
同じ -400 の乗員として、ひょっとしたら我が身であったかもしれませんし、
大惨事になった可能性もありましたので。

by FD (2019-11-08 17:10) 

FD

「E・・・ P・・・」を「イングリッシュ・ペイシェント」に変えたら
投稿出来ました。
ブログには[スパムフィルタ]と言う機能があって、禁止WORD を
設定する事が出来るのですが、それに引っ掛かったようです。
SSブログサポートデスク に質問して解決しました。

しかし、「E・・・ p・・・」は禁止 WORD に設定してないのですが。

by FD (2019-11-08 17:23) 

無責任一代男

既存の建築物の下をくぐり抜ける飛行は出来るかもしれませんが許可出ないでしょうね。エアレースで翼端引っかけて関門の空気抜いてる場面がよくありますから、建築物だとえらいこっちゃです。
先日、関空滑走路付近でドローン飛ばしてる者がおりましたが先月にも同じ事件がりましたから同一犯かもしれません。パイロットさんたちは小さなドローンをよく見つけられたものです。これも一種のテロか営業妨害なのか・・?忙しい時に余計な仕事増やしてくれたもんです。
by 無責任一代男 (2019-11-08 19:55) 

FD

全く迷惑な不届き者が居るものですね。
今回のドローン騒動。ドローンを発見したのは誰だったのでしょう?
滑走路へ最終進入中のパイロットは滑走路のみを凝視していますので
目の前に障害物が現れない限り、気が付かないでしょう。
相手が飛行機なら別ですが。


by FD (2019-11-11 19:58) 

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