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トマホーク [政治]

3日文化の日に北朝鮮が立て続けに弾道ミサイルを発射しましたが、その内の1発は ICBM 級で当初は「日本列島を飛び越えて太平洋に落ちたものとみられる」と発表されていましたが、
その後「日本海上空で消滅し、発射は失敗したとみられる」に訂正されました。
Jアラートを受けて、報道各社は朝のニュース番組をミサイル関連に切り替えてピーピー騒いでいましたが、これが日常化してしまいますと、東日本大震災での津波警報と同様に「またか」と甘く見てしまい、避難が遅れてしまうことを危惧します。
それにしても、ミサイルの行方を見失うようでは、ミサイル迎撃など、とても覚束ないのではと
不安になります。
ミサイルのトラブル発生が少し遅れていたなら、ミサイルの一部が日本の国土に落下していた恐れもあったでしょう。

北朝鮮ミサイルの脅威をうけての政府の決断 [パンチ]
敵基地攻撃能力(反撃能力)の一環として国産ミサイル「12式地対艦誘導弾」の射程を1千キロ程度に延ばすことを目指して改良中だそうだが、運用開始は26年度となる見通しのため、導入までの空白を埋めるために米国より巡航ミサイル「トマホーク」を導入し、その間の 防衛能力の確保につなげる狙いがある。 との事。
国民の生命財産を守るための、ごく真っ当な決断でしょう。

1.jpg
トマホークを垂直発射する米国のイージス艦。
日本のイージス艦もソフトウエアを改修すれば垂直発射装置から撃てるとのこと。

ところが、その決断にイチャモンをつける連中がいるのです。中国や北朝鮮ならまだしも、
日本の淺卑新聞とミニ淺卑の頭狂新聞なのですから。まずは
朝日:憲法に基づく専守防衛の原則からの逸脱ではないのか。軍事偏重の構えが、かえって軍拡競争を招き、地域の不安定化につながらないか。
まるで地域安定化への責任が全て日本にあるかのような言い草ではないか。
専守防衛とは聞こえはいいが、日本陸軍が唱えた本土決戦に繋がりかねない最悪の戦法だろうに。
次に東京:日本が長距離巡航ミサイルを保有すれば、いくら反撃のためだと主張しても、 周辺国に先制攻撃の意図を疑われ、軍拡競争に拍車をかけかねない。反撃という日本政府の導入目的には合致しないのではないか。
言っていることは似たようなものだが、なぜ日本だけが手足を縛られたような状態で戦わなければならないのか?
敵基地攻撃能力とは剣の極意「居合いは鞘の内」と同じで、相手に刀を抜かせないための極意であって、抜いてしまったならお終いなのよ。
敵基地攻撃能力を持つくらいなら、日本国民はミサイルが頭の上に降ってくるのを甘んじて受けなさいとでも言いたらしい。

話しは変わって、岸田総理の空気を読めない鈍感力?には呆れてしまう。
・自身の長男 (31) を首相秘書官に登用する人事を公表。
・更迭したばかりの山際前経済再生担当相を自民党の新型コロナ対策本部長に就任させた。
aaいくら自民党内の人事とは言え、野党が反発するのは理解できる。
岸田総理の特技は『人の話をよく聞く』だそうだが、内閣支持率を気にするあまり、朝令暮改の連続で一夜にして撤回した案件もあり、全く期待していませんが、他に誰が居ますことやら。


PS:突然ですが、皆さんは下の文字を読むことが出来ますか?

1.gif

NHK で「ヒューマニエンス」と言う大変ためになる番組があるのですが、
人体の臓器の全てを取り上げて、その驚異的な仕組み・役割などを専門科が詳しく解説してくれるのです。人体の他にも人が言葉を獲得した経緯なども紹介し、文字を使うようになったのは
人類20万年の歴史の中で、僅か1万年にも満たない前のことで、歴史の97%は文字がなかったとのこと。
その番組の中で紹介されたのが、上の文字が読めますか?だったのです。
この文字の話しはネットでも話題になっているそうなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、お暇なら挑戦してみて下さい。
この文字、日本人だから分かりにくいのであって、欧米人なら難なく読めてしまうとのことでした。




2.gif←答えはこちらをクリック。

日本人はカタカナを知っているので、カタカナとして読もうとするいから直ぐには読めないのだそうです。

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ぺこ

こんにちは。
インスタは 名前はnever
ユーザーネイムは freedom11p
自己紹介は 音楽に生きる  です。

また ジムでお会いしましょう!
by ぺこ (2022-11-07 11:21) 

FD

ぺこさん、コメントありがとうございます。
アカウントを作ろうとしたのですが「登録したメールアドレスへ送った
「認証コード」を入力した下さい」となっていたのに、送られてこないので、
そこで立ち往生しています。ただし
#official髭男dism #日本武道館満員御礼が表示されているサイトを
見ることが出来ましたので、ぺこさんのインスタにはたどり着いてようです。
もう少し研究してみます。

by FD (2022-11-07 15:23) 

FD

oldfogy さん、のコメントを転送。

「北朝鮮発射のICBMが「消滅した」とは、ターゲットを見失ったのでは無く「ターゲットがレーダースクリーンから消えた」事を意味します。つまりターゲットが「無くなった」訳で意図的か否かは別にして当該ミサイルは破壊した/されたのでしょう。
Jアラートなんか不要です。第一何処に避難するのですかね。偶々、甥が北海道に出張中にJアラートを受信しました。ツイッターで「何処に避難するねん」とアップしていました。

報道によると「反撃能力(=馬鹿馬鹿しい呼び名。攻撃力で十分でしょう)」を保有するため12(ひとふた)式地対艦ミサイルの飛翔距離を1000キロ程度に延伸するそうですね。ミサイルの飛翔距離延伸が完成するまでの繋ぎとしてトマホークの購入を米国に依頼したとの事(正式な発表はありませんが)。東アジアでは対中国で軍事力が劣勢になりつつある米国は大歓迎でしょう。
北鮮は着々と短距離弾道弾(SRBM=射程数百キロ)搭載の為核弾頭の小型化(戦術核と呼ばれるもの)を進めていると言われています。ウクライナ侵略でもロシア軍部が戦術核の使用を検討したと報じられています。日本の国民は「戦術核」とはどんな核弾頭を想像されているのでしょうか?「小さな」核弾頭/爆弾ですよね。
一般に戦術核とはTNT火薬数キロトンから数十キロトンの核弾頭/爆弾と定義されます。通常弾頭トマホークや12式ミサイルの弾頭は通常弾で概ね250キロ(0.25トン)です。つまり4000発でやっと1キロトンになります。因みに広島に投下されたリトル・ボーイの爆発力は「16±2」キロトンです。核保有国と非核国では「戦争にならない」事がお分かりでしょう。ヘビー級世界チャンプとアマのフライ級が闘うようなものです。対中国/北朝鮮との間で本格戦争になればトマホークにしろ12式にしろ「無いよりまし」にもならない事もお分かりでしょうか。

仮定ですが、台湾有事になり中国が沖縄の米軍基地をミサイル攻撃すれば米軍も即中国(本土の出撃基地)への攻撃を行うはず。その次中国は岩国・厚木・横田・三沢への攻撃等になり米軍は更に中国攻撃を拡大し瞬時に大規模戦争になります。
米国がウクライナにロシア領土の攻撃を許さない理由です。中国が台湾侵攻を始めれば今のウクライナ戦争どころでは無い大規模戦争=第三次世界戦争になる覚悟を習近平がするか?その時、日本はどうする?

by FD (2022-11-07 15:50) 

FD

長文は関係なくて、アルファベットのツイッターが原因だったようです。
また、投稿不能の場合は、アルファベットをカタカナにしてみて下さい。
ただ、不思議なのは一つ前の「ぺこさん」のコメントには freedom11p が含まれているのに投稿できています。
禁止ワードの設定が原因でしょうが、何を禁止にしたか?拾い出すのは
難しいので、申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

by FD (2022-11-07 16:02) 

FD

やはり「Twitter」を禁止WORDに設定していました。
お手数をおかけして申し訳ありませんでした。

by FD (2022-11-07 21:05) 

oldfogy


FDさん、お手数を煩わせ有難うございました。気取ってツィッターを英語で書いた訳ではなく変換したら単に英語になっただけです。コメントを何回もチェックして「下品な」用語がないか確かめたり分割したりしてもアップ出来なかったので依頼しました。

へ〜!なニュース

「各国がロボットと人工知能前提の軍隊なのに、日本だけ対応できていない。技術面だけでなく運用に際して法制面の課題も多い。産官学が連携し、安全保障の先端技術に関する研究開発、技術教育を推進する仕組みづくりが大切だ。」慶大教授 古谷知之氏への取材を編集委員・土居貴輝氏が記事にしています。まず、学術会議を解散しましょう。

役にも立たないJアラートや海上型ミサイル防御システムに莫大な予算を注ぎ込むならSSBNを3隻(1隻が常時稼働)導入した方が遥かにまし。アメリカに土下座して原潜と核ミサイルを導入するしかありません(イギリス式ですね)。オーストラリア原潜も核ミサイルを搭載する訳ではありませんが当然(弾道ミサイル搭載への)改修は可能でしょう。

フランスはアメリカを心底からは信じていませんから。トッド氏から見たらアメリカに頼りきりの日本が馬鹿に見えるでしょう。フランスは「フランス敗れたり」の経験があるので。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fdc6e9a8a028a097f1d86a873bf1825f50ea9518
by oldfogy (2022-11-08 11:02) 

oldfogy

書き足りませんでした。

「フランス敗れたり」→文学者アンドレ・モーロワが、第二次大戦当初フランスがナチスドイツに席巻されパリは陥落フランス敗北の真因に迫ったドキュメンタリー「フランス敗れたり」

に訂正します。

今の習近平中国と日本の「関係」はそのまま「フランス敗れたり」に通じます。日本にとり更に悪いのは金正恩北鮮が加わっている事です。平和ボケとかノー天気と揶揄している場合ではありません。
by oldfogy (2022-11-08 13:08) 

oldfogy

車は全くのど素人である私にはホンダの弁解にしか聴こえてきません。それでも坂道の渋滞でクリープ現象を使って停まったりはしませんが。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b9ba2a303d3172f1b0189751c7996562254d96b

by oldfogy (2022-11-10 11:50) 

FD

防衛予算を GDP の2%に増額との話が出る一方、防衛予算の中に
海上保安庁の予算を組み込んで、いかにも増額したように見かけようとする
動きもあるとか。
確かに諸外国でも同じように組み込んでいる所もあるとのことですが、
そんな国では軍と沿岸警備隊が常に訓練を行っており、非常時には軍の
指揮下に入るとのこと。
この話を聞いて姑息な手段だと怒りを覚えたのですが、今後日本でも
合同訓練を行う計画が進んでいると聞き、当然だろうと納得した次第です。
残るは、岸田首相が決断できるかの問題でしょうね。
決断と実行とのポスターを見かけましたので、期待しておきましょう。
それにしても学術会議、少し前に日本では少しでも軍事に係わる研究は
まかりならんと言っておきながら、学術員が中国の大学で研究するのは
お咎めなしとのことで問題となり、学術会議のあり方がやり玉にあがり、
改革のチャンスかと期待したのですが、何だか尻つぼみになってしまったのが残念です。

日本が核攻撃を受けた時、米国が危険を冒してまで日本を助けるか?の
疑心暗鬼があるようですが、やはり自国は自国で守るほかないでしょうから、
SSBN を3隻(1隻が常時稼働)導入に大賛成です。

プーチンが始めたウクライナ侵攻、数万のロシア兵を失いながら成果を
上げどころか、フィンランドとスエーデンの NATO 加盟を許す有り様。
こんな状況で停戦してしまったなら失脚間違いなしでしょうから、
プーチンには戦争を止められない。なら、クーデターでも起こして
プーチンを追放すれば戦争は終わると考えたのですが、どっこい政権内には
プーチン以上の強硬派が居るらしく、彼等がウクライナ侵攻を焚きつけた
との話しもありますので、この戦争は簡単には終わりそうにありませんし、
EU・NATO の厭戦気分も気になります。
もう一つ、プーチンの重病説、自身の死を悟った人間はなにをやらかすか
分かったものではありません。

ホンダの件、今のクルマはますます複雑な構造となって、ドライバーが
持て余すことも。
ところで、EVが雪道で立ち往生すると悲惨なことになるらしい。
ガソリン車なら燃料を買ってくることも出来ますが、雪道で充電は
出来ませんので凍死の恐れも。
長文失礼いたしました。

by FD (2022-11-10 22:00) 

oldfogy

海自と海保の共同訓練は遥昔から行われています。共同訓練という字が誤解を生むのですが有事(戦時ですよね。何故有事なんて誤魔化すのでしょう)に中国に「共同」で対処する訳ではありません。海保から海自に紛争現場での対処をスムースに引き継ぐ(速い話が選手交代)訓練です。
いずもの空母化も同じですが(軍事が政治に優先を勘違いし)現場の事情や考え方を無視し「海自・海保の共同訓練なんて言っています。
その裏には海保設置法25条(「軍隊では無い」と明記=GHQの命令で入れた)改正問題があるのです。先走りしている政治家が自衛隊法では「戦時」には海保を自衛隊の統制化に置くとあるので「25条」を撤廃せよとか云々しています。ど素人の浅はかさです。
・海自艦と海保船は作りが全く違います。海保船は商船と同じ=ダメージを受けた場合の強度が比較にならない。海自ではダメコンと呼ばれる訓練が非常に大事です。戦闘すれば被害を受けない想定なんてありませんから。
・速度が異なる。主力護衛艦は最大速度が概ね30kt、海保船は概ね20数kt→艦隊行動をする場合遅い方に合わせるしかない=足手まとい
・装備が全く異る。海保船は基本対空レーダーさえなくソナーも無しで攻撃兵器も搭載されていません。
・共同で艦隊行動をすると仮定すればF1群の中に市販車が入るようなものです。

海保はあくまで警察であり軍隊ではありません。尖閣ではその利点を生かすべき。海保が準軍なら中国もそれに対応した行動をとり今より数段軍事紛争に発展するリスクが増加します。但し現在でも海自が指を咥えて見ている訳ではなく常に海保の後方で待機しています。

長くなりますが、「いずも(基本的に攻撃武器は無く自艦防御武器しか搭載されていません)」が空母として行動すると、其れ迄の「いずも」の役割=「艦隊指揮等」をどの艦が行うのか。退役して自由にものが言える河野元統幕長はじめ複数の海将はハッキリと空母化反対と主張しています。
いずもの空母化はF35Bの購入(米国の圧力?)とセットで安倍さんの功績⁇と言えるでしょう。いずも空母化で日本が空母を保有するアレルギーが少なくなったので将来の通常空母導入(要るかな?)への道筋はつけられたと言えこれも安倍さんの功績ですかね。

国家の軍事費の計算方法は幾つもありNATO方式の場合海保費用は軍事費となります。現在でも補正予算を入れれば防衛費は5.7兆円程度で海保を入れれば6兆円位でしょう。

防衛費倍増は予算ありきでは無く「人ありき」とまず「継戦能力」の充実から始めるべきです。
by oldfogy (2022-11-11 13:31) 

FD

共同訓練は既に行われていましたか。報道で今後は行うようなことが
書かれていましたので、そう思ってしまいました。
尖閣列島の日本領海に中国公船が侵入、当然保安庁が対応するでしょうが、
彼等は軍の指揮下にあって軍事的行動を開始、そこで対応を海上自衛隊に
引く継ぐことになるのでしょうが、その辺りの連携が必要とのことでしょうか?

話しは変わりますが、中国の無人偵察機などが尖閣の領空に侵入してきた
場合、ヘタレの岸田首相はどう対応すると思われますか?
無人機であることを幸いと断固撃墜すべきと私は考えます。
そのまま見逃したら次は有人機でしょうから。

せっかく防衛費を増額したのであれば、現場の声を聞いて有効活用して
もらいたいですね。
防衛費増額分は宗教法人への課税で賄ったらどうでしょう。公明党が猛反対するでしょうから、これを機会に袂を分かつ。
まっ、無理でしょう。創価学会の票で当選させて貰っている自民党議員も
多いことでしょうから。

by FD (2022-11-14 21:10) 

oldfogy

私も共同訓練に関する記事を読みましたが「訓練」の内容のレベルを上げると取っています。では、どのように上げるのか?は部外者には良くわかりません。想像するに、今まで海自は黒子でしたが「表に出てくる」のではないかな〜。何れにせよ艦船を車に例えれば海自艦は戦車で海保船はパトカー位違うので共同で対処と言っても海保船が中国艦に直接対峙する事はありません。

尖閣周囲の領空へのドローン侵入機を即撃墜は出来ないですね。一般に領空侵犯機への対処は「警告して領空外へ出させる」のですが相手がドローンでは侵犯機へ直接警告が出来ないので外交ルートになるでしょう。その先は?分かりません。

海洋民兵や多数のドローンが尖閣領海空に侵入を始めたら中国の台湾侵攻が近い事は確実です。台湾西側は相当な防衛網が整備されています。一気に西側から侵攻するより東側から上陸する方が中国の損害は確実に少ないと思われます。その時に邪魔になるのが沖縄南方諸島へ配置されている対艦ミサイルです。日本は撃たれるまで撃てないので米軍の動き次第です。対艦ミサイル部隊は中国からの攻撃対象ですので住民の避難をいつの時点で開始するのか?今の日本の与野党政治家では「台湾有事」に有効に対処できるとは思えません。住民避難は民間船を借り上げるのですが借り上げを拒否されたらどうしますか?今の日本は徴用は出来ないので!自衛艦を住民避難に使う暇は勿論ありません。

台湾有事は無くても50年後には尖閣は取られているかも
by oldfogy (2022-11-15 10:59) 

FD

中国海警局の76ミリ砲を搭載した艦船が尖閣の領海に侵入したとのこと。
中国は海軍の艦船を海警局に払い下げ、いよいよ尖閣に狙いを定めて
いるようですね。
ひょっとしたら台湾侵攻の小手調べに尖閣へやってくるかもしれません。
自衛艦は陰に隠れて姿を見せないよう指示されているとも聞きました。

ドローンなどの無人機が領空侵犯しても、領空から去るように指示できないが故に撃墜できないとなれば、無人機が自爆機であった場合には
致命的な損害を受けることになるでしょうから、断固撃墜すべし!

by FD (2022-11-16 21:16) 

oldfogy

お気持ちはよく分かりますが「国籍不明」のドローンが我が国領域に侵入した場合、無条件に撃ち落とすことは出来ないようになっていますます。
自衛隊の任務は防衛省設置法に書かれていて基本的には防衛出動と海上警備行動時に武力行使が可能ですがそれだけでは現在の複雑な国際情勢に対処は出来ません。
安倍内閣では野党が「戦争法」と呼ぶ平和安全法制が整備され、現時点で例を挙げれば海自艦が「米国海軍軍艦」の防御や補給艦から他国海軍艦への燃料補給が行われています。自衛隊は法律に従って行動する訳であり勝手に個人が行動する事はできる筈もありません

「平和安全法制の概要 - 内閣府」は分かり易く防衛関連の法案がをまとめられていますがこんなにも複雑である事にも驚かれるでしょう。

515や226ではありませんが、防衛出動等以外で自衛官や部隊指揮官が独自の判断で武力行使は出来ません。また、そうでなければ危なくて仕方ありません。民主党政権時代、幹事長が自衛隊を「暴力装置」と言ったりもしています。
かなり前「亡国のイージス」と言う真田広之主演の映画がありました。首都壊滅か?という非常事態に遭遇した総理始め閣僚達が右往左往していましたが今の日本の政治家のレベルをそんなものでしょう。まさに「亡国」です。

尖閣に巡視船クラスでは異例の大口径砲を搭載した中国海警艦が出現したとの事。これも「威嚇」の1種でしょうが日本は粛々と領域警備を行えば良いだけ。怯む事も無ければ居丈高になる事もありません。若い友人に海上保安官がいますが皆さん与えられた任務遂行にキチンと励んでいらっしゃいます。海上自衛官も同じだと信じています。彼等を支えられるのは国民の彼等への感謝(何故彼等に感謝しなければならないのか?任務だろと言われたことがありました。彼等は命を掛けて任務遂行に努めていますとお答えしましたが)と尊敬だと思っています。
by oldfogy (2022-11-18 12:37) 

oldfogy

手を替え品を替えアップしようとしましたが「保存できません」ばかり。
URLを日本語の表題に変えたら行きました。アルファベットの組み合わせが悪いようでした。
by oldfogy (2022-11-18 12:40) 

oldfogy

「射程距離3000kmのミサイルを搭載予定!? 日本がいま「実験潜水艦」を作ろうとしている理由 」

を是非お読み下さい。
by oldfogy (2022-11-18 12:43) 

oldfogy

ドローンの領空侵犯について最近テレビの解説でご活躍の笹川平和財団小原上席研究員が「ドローンが領空侵犯すれば航空自衛隊(戦闘機)が緊急発進しますが、退去するよう無線で警告しても警告射撃しても人間が乗っていない無人機には警告の意味が伝わりません。どのような段階を踏んで攻撃するのか対応を考えておかなければなりません」と述べています。つまり、今は「考えていない=遺憾砲発射しかありません」。
by oldfogy (2022-11-19 10:22) 

FD

例えば、巡航ミサイルも当然無人機ですが、警告など意味をなしませんので、
考えてる暇などありません。やはり警告なく撃墜することは出来ませんか?
NHK の番組「アナザーストーリー」でミグ25函館空港強行着陸事件を
取り上げていましたが、当時の政権は最後まで防衛出動を発令することが
出来ませんでしたので、現地の判断でソ連軍ゲリラの上陸に備えて
武装した兵士を昼夜を問わずに配置していたとのこと。
米国からの情報で、ミグ25を奪還または破壊に来る恐れがあると
伝わっていたそうなので。
北朝鮮のミサイルが北海道近海に落下しましたが、危なかったですね。
日本は遺憾砲を撃ち返しますか?

by FD (2022-11-19 16:47) 

oldfogy

現代戦ではある日突然巡航ミサイルが飛んでくる事は考えられません。

例えば中国が台湾侵攻を意図したとするとまず台湾・極東米軍・自衛隊に大規模なサイバー攻撃が必ずあります。加えて大規模な(台湾への)上陸部隊の集結や補給部隊の活発な動きがありまた台湾海峡を中心にした大規模な海軍の集結と行動がありこれらは偵察衛星で確実に把握出来ます。これらの動きに対応して台湾・米国・日本では政府がどのように対応していくのか?
日本は一挙に防衛出動になる事はありませんが適切に「周辺事態」に対処しなければなりません。
尖閣でも同様です。陸海空自衛隊・海保・警察・政府機関に集中的にサイバー攻撃があるでしょうが(私は素人ですが)対処は大変困難とは言われています。米国はロシアがウクライナ侵略開始数ヶ月前から対サイバー戦部隊をウクライナに派遣していたと言われています。

今朝の朝日新聞によると警察庁と防衛省の連携は殆ど無いと書いていますが今までの歴史的を見れば当然でしょう。過去の防衛庁私服幹部は大部分が警察庁出身でした。また、政府の安全保障機関は警察幹部が取り仕切っていますから。防衛「省」の歴史は短く防衛官僚は警察官僚に比べれば極めて劣勢ですから。

それより現実問題としては日本のマスコミ(マスゴミ)は本当に大馬鹿です。北鮮がICBMを撃った!と大騒ぎ。ICBMは日本には飛んで来ません。問題は中国が既に配備し/目標に照準していると考えられる数百発のIRBMでしょう。日本は全く対応出来ていません。万が一それらが発射される事が予測される場合は米国の核の傘に慌てて潜り込むしかありません。
by oldfogy (2022-11-20 15:23) 

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