SSブログ

女帝の暴走 [政治]

kingashinnen.gif

国の特別機関である「日本学術会議」と称する組織がありますが、学術会議は当初から「戦争を目的とする科学の研究は絶対に行わない」と宣言しておきながら、会員が中国軍と密接に関係している中国の大学で軍事転用可能な研究を行ってきたことには目を瞑っていたのです。
更には政府の学術会議改革案に対しても異を唱えています。
しかし、学術会議は税金で運営されている国の公的機関。特別職国家公務員である会員の人事権は首相にあるのですから、それに従えないのであれば、国の特別機関から離れて民間団体となるべきだと考える次第なのです。
現代においては民生用と軍事用の境は不明確になりつつあります。その一例がウクライナ戦争におけるドローンでしょう。軍事用に転用される恐れがあるからと研究・開発を妨害していたなら、日本の先端技術は衰退の一途を辿ることになるでしょう。
その一例。
1.gif「船底摩擦を少なくするために、空気の泡を使うという研究」を北海道大学が2016年に防衛省の「安全保障技術研究推進制度」による研究費を得るために申請したが、軍事転用されるとの学術会議からの
妨害を受け2018年になって自ら辞退した。他国が先に手掛けて完成させてしまうと、特許権が日本に残らないということになり、学術会議は亡国的なことをしているのである。

東京都が新築戸建て住宅に太陽光パネル設置を義務づける条例を設けたが、中国は太陽光発電に必要な機器の生産量の8割を世界の中で占めており、中でも多結晶シリコンの4割は人権抑圧・強制労働問題が指摘されているウイグル自治区で生産されているとのこと。
そんな中での義務化は人権問題に対する世界の潮流に逆行することに成りはしないか?
そして更に恐ろしいことを知ってしまった。太陽光パネルは火災に弱い! こと。
太陽光パネルが設置されている住宅で火災が発生すると、太陽光パネルは太陽光を受けている限り発電を続けていて止めることが出来ないので、消防士は感電を避けるため絶縁性の高い防護服に着替え、更には通常の棒状放水を行うと、水を伝って消防士が感電する恐れがあるため、通常の放水ではなく、霧状放水を余儀なくされ、消火に手間取るとの事。
再生可能エネルギーなどの美辞麗句に惑わされて設置義務を課したところで、発電量は
75万kw に留まり、都内の電力消費量767億kw の僅か0.1%にしか届かない。
裸の王様ならぬ女帝の暴走を止めるはずの都議会も機能してないようだね。

nice!(13)  コメント(12) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 12

tomi_tomi

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします^^
by tomi_tomi (2023-01-03 10:36) 

FD

tomi_tomi さん、
新年おめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願いいたします。
by FD (2023-01-03 17:56) 

oldfogy

電気飛行機
https://news.yahoo.co.jp/articles/2086141ded7e4b20e56dbf39bd38d0155c9ae2ae

ところで全米で航空機の離陸を止めた理由はNOTAMを発信できなくなったようですね
by oldfogy (2023-01-12 14:57) 

FD

飛行機の電動化、大型旅客機に導入できなければ CO2 削減には繋がらない。
そんな素晴らしい蓄電池が開発できるのか?私たちが生きてる間は無理でしょう。
米国でのトラブル。NOTAM などは他の方法で確認できたろうにと思うのですが、
全てをITに委ねる負の一面でしょうか?

ところで、自衛艦の座礁事故。お粗末すぎでガッカリしました。
付近の海域には暗礁が多く地元の漁船も近付かない場所だったと聞きます。
自衛艦には水深を測る機器が完備されていると思うのですが、一発
活を入れて下さい。

by FD (2023-01-12 23:07) 

oldfogy

喝?ですね。

私は乗艦実習以外艦隊勤務の経験はありませんが、あの辺りは呉への出入港時には何時も通るところで艦長や副長はじめ航海科の人間なら熟知していた筈です。艦首から艦尾・スクリュー迄やられているとの事なので浅瀬に乗り上げたのでしょう。
浅瀬に座った状態なので無理やり引っ張ったら艦底部の損傷が更に大きくなるのでどうやって離礁させるか検討しているのだと思います。

伊藤元海将(潜水艦長等を経験し最終配置は呉総監)が「準備不足」だろうと指摘されています。
by oldfogy (2023-01-13 09:21) 

oldfogy

アメリカの航空を大混乱にさせた原因はNOTAM発信システムの障害である事はわかりました。
NOTAM=NOTice To AirMen と理解していましたが NOTice To AirMissions に変わっていました。
ジェンダーナントやらがその理由でMenが良くないそうです。鬱陶しい世の中ですね。鬱陶しいなんて事を言うとまたお叱りを受けますが。
by oldfogy (2023-01-13 15:29) 

FD

喝でしたね、失礼しました。
「いなずま」を曳航するためには喫水を浅くする必要があるでしょうから、
主砲などの武装装備を全て取り外し船体を軽くする必要があるかもしれません。

NOTice To AirMen ではなくて、NOTice To AirMissions ですか!
確かに鬱陶しく生きづらい世の中になってきました。

by FD (2023-01-14 21:01) 

oldfogy

私も着底していると思っていました。

昨晩、後輩(かつ親しい友人で定年まで海自に勤務し現座は退職)に遅い新年のあいさつ電話をしました。話はイロイロな方面に飛びまくりお世話になった先輩の整備班長がお亡くなりになったのも知りました。
当然、座礁護衛艦にも話が移りました。護衛艦は着底していない(浮いている)そうです。
曳航は可能ですが、今のまま曳航すると艦内に残存するオイル等が漏れるのでその抜き取り作業と曳航しても更なるオイル漏れを起こさない処置をしているようだとの事。
報道によるとスクリュウが1個脱落しているともありました。5,000トンクラスの中型駆逐艦(最大速度30節+)のスクリュウをスムースに回す潤滑システムは相当複雑で極めて大掛かりなものです。機関部には被害がないと思われるので燃料漏れは無いでしょう。
海幕は正確な情報発信をしなければなりませんね。
・事故の概要
・今、何をしているのか
・曳航を始めるののはいつ頃になるか
位は。

彼曰く、海幕は空幕に比べて情報発信が下手なのは昔からだそうです。
by oldfogy (2023-01-15 09:56) 

oldfogy

NOTAMの「言葉」を変えない工夫は大したものですね。
by oldfogy (2023-01-15 09:59) 

oldfogy

台湾有事が朝日や毎日でも話題になる昨今、真剣に日本有事の対応策を講じる政治家はいない?
日本を潰そうとすれば南/東海支那海でタンカーを、西太平洋で輸送船を数隻沈没させれば(日本は)パニックになり何も日本にミサイルを撃ち込む事もなく「外交・外交」でギブアップ。
何十年も前、館山から対潜ヘリコプター6機で遥かなる鬼界ヶ島に進出し1週間鬼界空港に駐留し「南方船団護衛」訓練を行いました。
しかし、南方とは言え海自が日本の船を護衛出来る範囲はせいぜい台湾北端迄でした。その南は米軍に「期待」するしかなくそれから50年殆ど何も変わっていません。
その時の経験ですが訓練時期が6月。毎日雨に悩まされました。対潜ヘリコプターは電子機器の塊。対戦捜索のシステムが次々とダウンし対潜戦に使用可能な機数は3機前後で稼働率は50%。実戦に即した訓練が如何に大切か痛感しました。
雨の中1人用テントの中で寝起きし食事も雨の中。トイレは人が跨げる程度の和式トイレ大の地面に掘った穴。私は歩いて空港のトイレまで行きました。勿論、ドッポン!風呂なんてありません。駐留中2回、街の銭湯にトラックで行きました。
イージスアショアに代わるイージス艦の建造に巨額の予算を使うなら潜水艦を10隻も造れば効果も大です。早く原潜を建造する決断を下す政治家が出ないかな。出ませんね。後20年すれば日本は単なる中流国。それを見ないで死ねるのは幸せかも。
そもそも論で言うならミサイル防衛にお金を使うより「やったらやり返すぜよ」がより効果的な防衛策です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/11a41bb5d77c50dee8290cce32f5fae1dec739b1?page=3

by oldfogy (2023-01-15 18:56) 

FD

敵基地攻撃能力を持つにしても、その為のミサイル配置には反発必至
ですので、仰るようにミサイル搭載の潜水艦が、費用対効果がもっとも
大きいでしょうね。
でも、ちょっと気になる情報も。海上自衛隊の潜水艦は青空繋留ですので
ミサイルが飛んでくれば全滅だと言うではありませんか。
日本の軍事予算。個別に編成されるのか、横の繋がりがないように思われます。
戦闘機は買ったけど、搭載するミサイルの予算がないとか。
潜水艦のシェルターがないとか。

by FD (2023-01-18 22:25) 

oldfogy

保有潜水艦のうち何隻かは哨戒任務についているので全滅にはなりませんがミサイル攻撃を受けた基地にある艦船はかなりの被害が出るでしょう。

これは、陸自の基地・空自の基地も同じようなものです。正面装備にばかり金を掛けるのではなく攻撃に対する防御(戦闘機の掩体や指揮系統の地下化等)は必須です。
スエーデン海軍潜水艦はリアス式の海岸を利用し、崖に穴をくり抜いて潜水艦を入れています。

日本が本気で対中戦を考えるなら開戦後は、太平洋とインド洋で中国に向かう商船を片っ端から沈めて仕舞えば1番効果的です。その為にも今の倍の隻数は最低限必要となりインド洋での作戦を考えれば攻撃型原潜(SSN) が必要となります。私が今まで言ってきたSLBM搭載の原潜(SSBN)とは別ですね。

でも、戦争になれば勝っても負けても甚大な被害が出ます。「抑止力」いかんです。
by oldfogy (2023-01-19 10:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。