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予算委員会で印象的だった場面 [政治]

衆議院予算委員会の中継を見ていたのですが、驚きましたね!
菅総理は中国漁船が巡視船に体当たりを喰わせると言う違法行為の動かぬ証拠であるビデオ映像をまだ見ていないそうな。
「法が許せば今後見る事もあり得る」 とも言ってましたが、馬鹿じゃないの?海上保安庁、検察、官房長官がすでに見ているビデオを総理が見るのに、何の法律がいると言うのよ?
週刊誌には、「日中間で尖閣諸島がどんな問題になっているのかが全く分かってない総理」 などと書かれていましたが、総理になるまで自分が自衛隊の最高指揮官である事を知らなかったという御仁ですもの、これくらいの事で驚いてはいけませんか。
この市民運動家出身の総理、自分の思慮が及ぶ範囲はせいぜい市町村レベルどまりで、国家レベルで物事を考える事が出来ない人のようですね。危うし、危うし。

その菅総理に比べ、総理に対する質問であるにもかかわらず、総理の保護者よろしくしゃしゃり出て来て、傲慢な態度で答弁を繰り返す仙谷官房長官を見ておりますと、誰がこの国の最高責任者なのか?と憂鬱になってしまいました。
そして、予算委員会で一番印象的だった場面とは、
答弁を終えた仙谷官房長官が自席に戻った後、自分の答弁への同意を求めるためか、はたまた孤軍奮闘している自分への同情を買うためか、閣僚席に控えているている閣僚達に向かって、卑屈な笑いを浮かべながら視線を送っているというのに、閣僚の誰一人としてそれに応えるような態度を見せなかったと言う事です。
この豪腕官房長官、そのあまりの独断専行ぶりが嫌われて、閣内でも孤立しているのではないかと心配になりましたよ。
こんな過激派学生出身の左巻き官房長官に日本の命運を託してよいのかどうか、我々国民はしっかりと考える必要があるでしょう。

となりますと期待するのは自民党?・・・・・とならない所が悲しい現実。
谷垣自民党総裁の、「逮捕しないで退去処分にすべきだった」 との発言が自民党内からも批判を浴びています。
予算委員会でも自民党の質問者が、「自民党総裁はどうなんだ?」 と逆襲を喰らってましたからね。
この谷垣総裁、自民党が与党だった頃の総裁選で、「私が総理に選ばれても靖国神社には参拝しない」 と、総理になる前から中国に白旗を上げていた御仁です。

blogchainaflag.gif

あああああああああああああああああ何年か後の中国国旗?
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野菜さらだ

私もこの菅首相の答弁をTVで見ました。「ありゃりゃ、、、」と思いました。

そして、FDキャプテンの今日の最後のところに「中国の国旗」が掲載されているのを見て、前に星条旗の星が一つ日の丸に置き換わっているというものが表紙に掲載されたというNEWS WEEKのことを思い出しました。(2000年12月号 ニューズウィーク日本版) そのときの特集タイトルが
「属国ニッポン」です。。。。

まだフジタの社員の方も1名は釈放されていないと聞いています。何よりご無事の帰国を祈ります。。。。

by 野菜さらだ (2010-10-01 00:07) 

FD

そんな表紙がありましたか!?それでも中国の属国になるよりはマシでしょう。
ブログに好き勝手な事が書けるのも自由国家ゆえですからね。
現職総理をアホ扱いしても、何の処罰も受けない。

昔こんなジョークが、
赤の広場で米国人とソ連人がお互いの国を自慢し合っていました。

米国人 「米国は自由の国だから、ホワイトハウスの前で、レーガンの馬鹿野郎と叫んでも何の罰も受けない」

ソ連人 「何だ、そんな事か。俺だってクレムリンの前で同じ事が出来るよ」

米国人 「なら、やってみろよ」

ソ連人 「よ~し・・・・・レーガンの馬鹿野郎」

by FD (2010-10-01 15:22) 

狗神

狗神です。
結構前から拝見させてもらっていましたが、初めてコメントさせていただきます。

自民党の谷垣総裁が言ったのは、国外退去処分に処せ、ということです。
そして、現政権が行ったのは、処分保留の釈放です。
国外退去"処分"と"処分保留"。
どちらが、法治国家としての決着をつけているかというと、国外退去処分です。
なにせ、犯罪する人間は日本にいるな、という決定のもとで国外に送り返すのですから。
現政権のやったことは、処分できずに返しちゃった!!、ということ。
どっちが法治国家としての決着をつけているでしょうか?

自民党時代にやっていた国外退去処分という物は、先にも書いたとおり、犯罪する人間は日本にいなくていい、だから帰れ、というシロモノ。
日本が、日本国として、犯罪を犯した人間に「犯罪者」と言うラベリングをしてお返ししていたものです。
この効果はというと、日本国内では既に犯罪者に対する処分を下し切っているということです。外国政府がなんと言おうと、日本で犯罪を犯し国外退去処分になった人間の処分は覆りません。

たとえば、中国人が日本領海の尖閣諸島で日本の法律を破った際に、日本の法律の下で国外退去処分として中国に送り返してしまえば、中国がなんと言おうと、日本の処分のもとでの国外退去処分は覆りません。だから中国も騒ぎようがありません。騒がずに日本の処分を受け入れている関係上、尖閣諸島の日本領有を暗に認めることになる。
かつてはこうやって中国との衝突を回避していました。
双方本気の衝突の利益が無いことを知っていましたから。

ところが、民主党政権は正面切っての喧嘩を選択してしまった、出口戦略無しに。
逮捕して調査して処分を下そうとした。この行動は正しいです。正しいですが、最終的にどういう方向性で巻く引きを図るかという出口戦略を持っていなかったのです。
戦略がない以上、付け入る隙が出来てしまう。案の定、その隙をついてくる。
中国が散々日本に圧力をかけてきました。本来ならば、正面切って喧嘩を始めた以上、圧力を跳ね返す位の行動は必要です。
在中日本人を拘束したのならば、外務省による在中日本人の退避勧告や入国管理局による日本国内に何千といるであろう不法在留の中国人の一斉拘束など、日本も対抗するべきでした。どちらも、「国内の法律に基づいて」います。
円高攻撃とほざいていましたが、だったら円高利用して中国企業買収作戦だって挙行すればよかった。コピー大国の企業なんか欲しくないが……
レアアース? 他国に求める算段を整えておけばよかった。
中国人観光客の撤収? 来なくてよろしいと突っぱねる。
しかし、民主党には戦略が無い。戦略がない以上、行動のしようが無い。
無い無いづくしの結果、尻切れトンボに、処分保留。
これが、民主党政権の顛末です。

自民党がとっていた国外退去処分作戦と、民主党の逮捕・処分保留と、どちらが国益にかなうでしょうか。
そして、どちらが期待できる集団でしょうか。

こういうことが分からずに自民党総裁を批判する自民党議員や、ここぞとばかりに逆襲している与党系議員は、自ら、「ぼくちんばかでちゅ~。」と墓穴を掘ったことになります。
たぶん、テレビで見聞きしたことを、何の批判もせずに受け入れちゃってるんでしょうね。

長々と書いてしまいましたが、この辺で失礼します。
by 狗神 (2010-10-02 15:04) 

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