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格差社会・銃社会 米国 [社会]

小泉政権を評価する声は今でも多いと思われますが、新聞・雑誌などの記事を読むにつけ、考えを改めざるをえません。小泉・竹中コンビが日本にとんでもない格差社会を持ち込んでしまったのではないかと。

それまでの日本は、一億総中流と言われ、飛び抜けた上流がいない代わりに、食うや食わずの生活貧困者もほとんど居ない、格差の少ない社会でした。
一方の米国は、億単位の報酬を得る会社トップがいるかと思えば、まともな医療も受けられないような生活貧困者があふれている社会だったのです。
それでも不満が出なかったのは、いつかは俺もビル・ゲイツのような億万長者になってみせる、なれる筈だというアメリカン・ドリーム、おとぎ話にだまされ続けてきたからではなかったのか。
しかし、アメリカン・ドリームなど夢のまた夢。そのまやかしに気が付いた結果が、いまニューヨークなどで吹き荒れている抗議行動なのでしょう。
米国から言われるままに、とんでもない格差社会を作ってしまった日本。学ぶべきは日本ではなく、米国が日本に学ぶべきだったのです。


もう一つの、銃社会米国。
最近も銃乱射事件が発生してしまいましたが、勝手にドンパチやっている分には海の向こうの話、勝手にどうぞと言いたいところなのですが、他国民まで巻き込んだのでは黙っていられません。
と言いますのも、訓練で米国に滞在中、何者かに狙撃された経験があるからなのです。

blogsandiegogunshot.jpg

訓練が休みの日に仲間とサンディエゴ市内に出掛けて路線バスに乗っていたのですが、写真のように
私だけが左列の座席に座り、他の仲間は右側に座っておりました。
すると突然、バシッと大きな音がして私の頭の上にガラスの破片が降りかかってきたのでした。何事が起こったのかと上を見上げますと、上の写真の のガラスと鉄板の境目の部分に大きなへこみが出来ていて、小窓のガラスが粉々になっていたのでした。
状況から見て、誰かが私を狙ってライフルか何かで狙撃したのは明らかでした。狙撃の腕が悪かったのか、こうやってブログを書いていられる訳ですが、危うく命を落とすところでした。

銃社会の米国は怖いと思いましたが、もっと驚いた事には、バスの運転手はバック・ミラーをチラッと見ただけで、何事もなかったかのように、そのままバスを走らせ続けた事でした。すぐ近くに座っていたおばさんは目を白黒させていましたが。
日本だったら大騒ぎになっていた事でしょうに。


欧米では日本人をからかうようなテレビ・コマーシャルを平気で作っていますが、私の頭の中ではこんなコマーシャルが出来上がっています。
砂漠の中を延びる一本道。二台のトヨタ車が対向しながら近づいてきます。ホンダでもいいのですが。

blogdesert1.jpg無料壁紙より。

更に近づいた二台の車は、あっと言う間に正面衝突をしてしまうのです。
そこに、こんなナレーションを入れます。「トヨタの車はこんな時でもドライバーの安全を守ります」
怪我もなく車から降りてきた二人の男は口論となり、互いに銃を取り出して、バンバンと撃ち合い、二人共くたばってしまうのです。
米国の銃社会を皮肉った、こんなテレビ・コマーシャルを流せたら、さぞかし溜飲が下がる思いをする事でしょう。

ヨーロッパに行った時には、日本のバイク・メーカーのこんなテレビ・コマーシャルを見た事があります。
朝、何処かのモーテルでベッドを共にしていた男女が慌てて飛び起きました。そして、革ツナギに着替えた二入は置いてあったバイクに跨ると、勢いよく走り出して行ったのでした。

blogtandemuride.jpg
あああああああカワサキのホームページより。写真と記事の内容に関係はありません。

そして、とある教会へと着いた二人は、表と裏に分かれて教会の中へと入って行きました。
次の場面。教会の中では結婚式が行われていたのですが、先程の二人は何と!しんぷしんぷ
だったのです。
こんな不道徳なテレビ・コマーシャル、流していいの?

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