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中村医師の死を悼む [政治]

アフガニスタンで永年にわたり緑化事業などに取り組んで来られた中村哲医師が武装グループに襲撃され、命を落とされました。
私と同じ歳なのですが本当に偉いです、頭が下がります。
それにしても武装グループはなぜ恩人であるはずの中村医師を襲ったのか?恐らく国が豊かになって治安が良くなるとテロリスト集団の生きる場所がなくなる恐れがあるためではないか。
国が混乱していた方がテロリストに色々な利権が転がり込んでくる。水利権がらみの犯行との見方もあるようだし。

ところで、中村医師が取り組んだ緑化事業。灌漑水路などを整備して東京ドーム 3,500 個分が緑化されたと報道されていたと記憶するが、いまいちピンと来ないね。何で広さを測る基準がその規模に関わらず東京ドームなのか?
東京ドーム10個分程度なら、その広さをイメージ出来るのだが、3,500 個では見当もつかない。
例えば、霞ヶ浦や熊谷市と同じとか、山手線の内側の3倍弱とかの表現であればイメージ出来るけどね。


スポーツジムで泳ぎ終わってシャワーを浴び、休憩室で寛いでいる時間帯にはテレビ朝日の「大下容子 ワイド!スクランブル」なる報道番組をやっている場合が多いのだが、10日の特集は「北朝鮮、ミサイル開発の財源は?」でした。
それによると、中国からの観光客が年間百万人以上押しかけて来ており一人1万円を使ったとすると100億円以上の収入が得られるとのことでした。観光事業は国連の制裁対象外らしい。
そして、なぜ北朝鮮観光が人気があるかと言えば、ノスタルジーだとか。
木炭車や「牛車」に乗って現代では貴重と思われる北朝鮮のさびれた田舎風景を巡るのがお目当てだそうな。
番組では例によってパネルを示しながら解説していた男性アナウンサーが北朝鮮の牛車のことを「ぎっしゃ」と読んだんですよね。ぎっしゃとは屋形の部分に豪華な装飾を凝らした平安時代以降の公家の乗り物を言うんじゃないのか。
お百姓が農作業で使うのは「ぎゅうしゃ」でしょうよ。
お百姓が「これからぎっしゃにたい肥を載せて運んでくる」と言ったなら失笑モノだよ。

アナウンサー、教養を示したつもりが、とんだ恥さらしになったのではないか?

6.jpgこれがぎっしゃ











8.jpgこれはぎゅうしゃ










他にも、同じ漢字でも意味により読み方が異なる場合があります。
例えば「足跡」
海辺の砂に残った人が歩いた跡は「あしあと」
その人が歩んできた人生は「そくせき」
更に「同行」
知り合いと旅行に行くのは「どうこう」
弘法大師とお遍路に行くのは「どうぎょう」

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