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この時期 不適切な NHK ドラマ [くるま]

20日で放送は終わってしまったのですが、NHK ドラマ10 ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイルの最終話、HPの解説によると、
高齢男性が運転する車が、女性を死亡させる事故が発生。真奈子(松雪泰子)は実験を繰り返すうちに、車両側の欠陥の可能性を感じるが・・・・・
との事なのだが、ブレーキが効かなかったと主張する高齢男性と、車に欠陥はなかったと主張する SHIMIZU 自動車(TOYOTA がモデル?)の対立を天才教授が執念の実験によってリコール隠しであった事を暴く内容だったのです。

しかしね~この内容だと、東池袋での母娘2人が死亡した高齢ドライバー (87) 暴走事故を連想してしまうのです。
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メーカー (TOYOTA ) と警視庁の共同での車両検査では、事故車両のブレーキに異常は確認されなかったため、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果と合わせ、事故原因は「アクセルとブレーキの踏み間違い」と断定しているにもかかわらず、
「安全な車を開発するように、メーカーの方に心がけていただきたい」などと、尊い人命を奪ってしまった事への反省が本当にあるのか疑わしい限りではないか [パンチ]

そんな中でのドラマ。ブレーキが効かなかった(効きが悪かった)原因がブレーキ倍力装置にあったかのように描かれているが、倍力装置は通常エンジン吸入負圧を利用しているのでタイミング・チェーンとの関わりがよく分からない内容であったし、エンジン・ルームが高温になって不具合がなど、何のことやら。
注:吸入負圧を利用出来ないEVカーや直噴エンジン・ディーゼル車は別途負圧を発生させるポンプが装備されている。
ドラマの結論は、車の欠陥と言うことになっていたのだが、アクセルとブレーキの踏み間違いが多発している現状では何とも納得が出来ない結末であった。
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