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温暖化対策の暴走 [政治]

産経新聞に「モンテーニュとの対話」なるコラムがあるのですが、博識のない私には「モンテーニュとは誰ぞや?」となってしまったので、調べてみますと、どうやら16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者らしいのです。しかしね~そんな知らない名前を持ち出されて対話と言われても、コラムを読む気にもなりませんよ。
ところが先日、興味深い記事がありましたので読んでみますと、これがまた結構おもしろかったのです。
曰く、「黒い侵入者」とどう共存する の内容の一部を要約しますと、

房総半島南部の太平洋に臨む町で暮らしていて、海と里山の美しさが気に入っている。
そんな我が町と周辺自治体に黒い侵入者が猛烈な勢いで繁殖していて、繁殖場所は住宅街の空き地、放棄された田畑、そして山林だ。先日、山道を走っていると、突如無機質な黒いコロニーが目の前に現れた。
グーグルの航空写真を見れば、そこかしこに黒い侵入者のコロニーが見つかるはずだ。
ここまで読んで私はてっきり、外来植物か動物が繁殖しているのか?思ったのですが、侵入者とは意外なものだったのです。

1.jpeg.jpgそう、ソーラーパネルだったのですが、温暖化対策の暴挙とは。
米国が主催した気候変動サミットにおいて菅首相は閣議や関係官庁などに諮ることもなく、2030年に温室効果ガスを 46%削減することを目指し、更には 50%削減を目指すと愚かにも
宣言してしまったのです。
しかしこれは、米国の 50%削減に横並びしただけの話で、何らかの削減の具体策を熟慮しての発言ではなかったでしょう。
そして米国の削減政策は共和党や産業界の反発により反故にされることは確実だと言われている。
そうなると、日本だけが梯子を外された格好となり産業界は致命的な痛手を被ることになるだろう。
2030 年の日本の産業構造や電力需要をしっかりと策定してから出て来る話だろうに。
二言目には原発に頼らず、再生可能エネルギーを主力に据えると言っているが、メガソーラー
パネルは景観を損なうだけではなく、樹木を伐採することで山崩れや水害を引き起こしている。
二酸化炭素を吸収して酸素を生み出す日本の美しい山林を黒い侵入者で覆い尽くすなど、少しもセクシーな政策とは言えない [パンチ]
そこで今後期待されるのは、発電量が不安定なソーラーパネルや風力発電ではなく、次世代の原発とされる安全性の高い小型モジュール炉と水素エネルギーかもしれない。


@ 高齢者向けのワクチン予約が終わりましたので参考までに顛末を。ただし横浜市の場合です。
前回10日には、慌てることはないと午後3時頃インターネットで予約サイトにアクセスしましたところ、既に予約枠が満杯になっており、次の予約日は17日とのことでした。
そこで17日には、9時前にパソコンの前に陣取り気合いを入れて予約に臨みました。
あくまでも横浜の場合なのですが、最初に[接種場所] [接種希望日] を入力する画面が出てくるので、入力して【検索】をクリックしても「該当する項目がありません」となってしまいます。
当たり前ですよね、希望日を入力しても枠が空いてがなければヒットしないでしょう。
「項目を入力しないまま検索が出来る」との表示もありましたので、空欄のまま検索しますと、接種可能な場所が2箇所 (私の区では) 表示され、場所を選択しますとカレンダーが表示されて
「◯」「X」で接種可能日が示されましたので、最短の日時を指定して予約を実行をしますと
予約票が表示されますので印刷して1回目の予約完了。引き続き2回目の予約を同じように行って9時の予約開始から10分ほどで全てが完了しました。
2回目の接種日は3週間目の同じ曜日、同じ時刻に指定されます。
接種日は7月に入ってからでしたが、首相が言うように7月中には終われそうです。
働き盛りの若い人達に先駆けての接種には罪悪感もあるのですが、重症化しやすい高齢者の
入院・治療が少なくなれば病床の余裕も生まれるだろうと考え割り切ることにしました。


PS:防衛省が運営する新型ウィルス大規模接種センターの予約システムに重大な欠陥があると朝日新聞出版と毎日新聞社があたかも大スクープであるかのように報じていた。内容は、
接種センターに架空の接種券番号で予約を試みたところ、実際に予約できたとの事だった。
この虚偽予約に関して両社は「公益性の高さから報道する必要があると判断し、予約はすぐにキャンセルした」と正当化したそうだが、本当にそうだろうか?
システムが改修されるまでの間、悪意ある工作員が同じ虚偽予約を行えば、その間は実際に予約を必要とする国民の予約操作を妨害することになるし、予約したままにしておけば大量のワクチンを破棄する事態にもなりかねない。コロナ禍に苦しむ日本国民に更なる混乱を引き起こさせる恐れがあるではないか。欠陥を発見したのであれば、大々的の報道するのではなく、秘密裏に指摘すれば済む話し。
報道に自由に関して憲法では「公共の福祉の反しない限り」と定めていると言う。憲法大好きの淺卑と毎日だが、売らんが為のスクープだったのか?
そして、それに輪を掛けたのが立憲民主党の枝野と福山。「防衛省はスクープに抗議するのではなく、早い段階で気付かせてくれてありがとうと言うのが本来の姿」と記者会見で語っていたそうだ。
その枝野。次期衆議院選で共産党を含む野党連合で勝利し、政権を奪回すると息巻いているようだが、選挙で国民がそれを選択したのであれば致し方ないが、菅内閣にウィルス対策を任せられない、衆院選を経ずに自身に政権を禅譲すべきと主張しているとも言う。気でも狂ったか [パンチ]



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