SSブログ

楽々ステップ [バイク]

blogststepsideview.jpg
10月に二泊三日で出掛けた温泉ツーリング、温泉は満喫する事が出来たのですが、温泉に行くまでの走行中、窮屈な乗車姿勢を長く取っておりますと、骨折した恥坐骨の付近が痛み出し、苦行の連続となってしまったのでした。
今のスポーツ・バイク、足つき性をよくするためにシートを低めに造ってありますので、シートとステップの距離が近くなって、膝の曲がりが窮屈になってしまうのです。
今回は何とか耐え抜く事が出来ましたが、来年のツーリング・シーズンまでに問題を解決しませんと、折角の温泉ツーリングを愉しむ事が出来なくなってしまいます。解決策を考えねば・・・・・

そこで、まず考えたのが、以前乗っていたホンダ・ゼルビスで期待通りの結果が出た、シートのアンコ盛り。シートの中味を造り直して5センチ程高くすれば、ステップとの距離がちょっとだけ遠くなります。
しかしですね、足つき性が悪くなりますし、折角スペーサーを入れてハンドルを25mm高くしたと言うのに、これではノーマルよりハンドルが25mmも低くなって、前傾姿勢がきつくなってしまいます。
それに、シートを全部貼り替える事になりますので、結構費用が掛かってしまうのです。

ならばと次に考えたのが、逆にステップを低くする事。これなら前傾姿勢も足つき性も変わりません。

blogststepchangelink.jpg
ところが、ステップ周りをよくよく見てみますと、チェンジ・リンクがフレームの中を貫通していたりして、工作が難しそうなんです。
それに私が持っている工作機械?と言えば、万力とドリルとカナ鋸ぐらい。外に頼めば改造可能かも知れませんが、改造費用がかさみそうで、これまた断念。
それに5センチぐらいステップが低くなったところで、劇的な改善は期待できませんからね。

アメリカン・バイクやスクーターに乗り替えれば、足を投げ出した乗車姿勢が取れますので、股の痛みも少なくなると思うのですが、このトライアンフが気に入っていますし、アメリカン・バイクは私の趣味ではありません。
ここでしばらく挫折状態に。


時がむなしく過ぎつつあった10月末。
国際線のフライトから帰ってきた日の夜。時差の影響か?夜中の12時を過ぎても眠る事が出来ずに悶々としていたのですが、その時ハッとひらめいたのでした [ひらめき]
アメリカン・バイクのように足を投げ出せるよう、それ専用のステップを付ければいいんじゃないかと!
善は急げ、さっそく設計(ちょっと大袈裟)に掛かったのですが、一番の問題はステップを取り付けるステーを何処から取るかという事。
ステーにはある程度の強度が必要ですので、小さいボルトでは固定しきれないでしょう。
バイクをじっくり眺めながら考える事しばし・・・・・
やはりエンジン・マウント・ボルトが最も強度がありそうなので、ステーの上部はそこに固定するとして、下は何処にするか・・・・・
ありましたありました!カウルを車体に留めているボルトが。強度はあまりなさそうですが、ステーの上部をエンジン・マウント・ボルトでしっかり固定しておけば、位置決め出来る程度の強度で十分でしょう。

さっそくステップとステーを買ってきて作業に掛かったのですが、エンジン・マウント・ボルト、17mmじゃないし15mmでもない!
5/8インチなのか、それとも16mmなのか?
近くの工具店で16mmを買ってきて作業を進めます。ステーを万力で挟んで、曲げたり伸ばしたり。エンジンの形状に合わせるために、結構難しい作業となってしまったのですが、何とか一日で完成させる事が出来ました。

blogststepright.jpg

blogststepleft.jpg
「格好悪いし邪道」 ですって?背に腹は代えられませんよ。それにエンジンと同じ黒色ですので、言われなければ殆どの人が気が付かないでしょう。
実は一番上の写真も改造後の写真なのですから。

blogststepridingposition.jpg
ライディング・ポジションの改善も一目瞭然。
テスト走行はしていないのですが、跨っただけでも楽ちんである事が実感できます。

骨折する前も、高速道路などで同じ姿勢を長く取っておりますと、血行障害でも起こしているのでしょうか、ふくらはぎの外側に強い痛みを感じていました。エコノミー・クラス症候群と似たような症状だったのかも知れませんので、ステップの改造に踏み切れた事をよしとしましょう。
nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ツーリング・紅葉を求めて [バイク]

恒例となっているバイク仲間とのツーリング。例年ですと10月後半に出掛けていたのですが、今回は一週間前倒しで出掛ける事になったのでした。
理由は?ここ数年、雨に祟られてばかりでしたので、気分転換で日程をずらす事にしたと言う訳なのですが、思惑が当たったようで、三日間とも雨に降られる事はありませんでした。
せっかく用意しておいたゴア・テックス製のパンツも、威力を発揮する事なく終わってしまったのですが、そんな機会はない方がよいに決まっています。

初日。
関越高速・六日町インターで下りて、いつものように蕎麦屋で昼食をすませた後、近くのコンビニで二次会用の酒とつまみを調達。

blogtac10.10.17conveni.jpg
しかし、田舎の(失礼)コンビニの駐車場の広い事!
関越トンネルを通ったのは今回が初めての経験だったのですが、トンネルを抜けた後に拡がっていた田園風景の素晴らしかった事!老後はこんな所に住んでみたいな~とも思ったのですが、この辺りは聞きしに勝る豪雪地帯、都会暮らしの軟弱老人には耐えられない冬の厳しさでしょう。


blogtac10.10.17komanoyu0.jpg
着きました。
駒の湯温泉・ランプの宿は日本秘湯を守る会の会員旅館。
名前の通り、電気が来ていませんので(自家発電で最小限の電力は確保)、灯りはランプの光のみ。
電話もないそうで、緊急時の連絡には衛星電話を使うそうな。携帯電話はもちろん圏外ですし、テレビのない生活もたまには悪くなかった。


blogtac10.10.17komanoyu2.jpg
総勢11名。4部屋を割り当てられたのですが、私が泊まった部屋は角部屋で囲炉裏付き。ランプの宿に相応しい雰囲気です。


blogtac10.10.17komanoyu1.jpg
夕食もランプの下で。
この温泉、源泉は33度と低めで加熱もしていませんので、ちょっと寒く感じるのですが、その代わり何時間もつかっている事が出来ます。湯船の横には加熱したお湯の出る小さな湯船もありますので、そこで体を温めてから上がれば問題なし。



blogtac10.10.18route.gif
初日は雲が多目だったのですが、二日目は好天。352号線で奥只見湖を抜け、121号線を通って二日目の宿、湯西川温泉を目指したのでした。
ルート図はYAHOOの地図を利用して作製しました。


blogtac10.10.18koyo.jpg
ただ、一週間前倒ししたためか、それとも夏場に猛暑日が続いたためか、お目当ての紅葉を楽しむ事は叶いませんでした。

更に、この二日目の走行で私の不安が的中 [もうやだ~(悲しい顔)]
最初に心配していた左手の痛みはそれ程でもなかったのですが、膝を曲げた乗車姿勢をとっていますと、骨折した恥坐骨の辺りが痛みだし、耐えられない程になってしまったのです。
痛みを和らげるために右足をステップから外し、足を伸ばしてやりますと、痛みは少しだけ治まってはくるのですが、右足を突きだした状態では右カーブを上手く回る事が出来ません。
352号線は地図のように細かいワインディングの連続ですので、右足を出したり引っ込めたりしながらの、苦痛の走行となってしまったのでした。

家でストレッチ体操をしている時には殆ど痛みはなかったのですが・・・・・


blogtac10.10.19bike.jpg
そこで思いついたのがバイクの交換。
オフロード・モデルでシートの位置が高いビューエルと交換してもらった所、完璧とは行かないものの、痛みを少しは和らげる事が出来たのでした。
今のスポーツ・バイク、足つき性をよくするためにシート位置を低くしているバイクが多いんですよね。
このスプリント ST、気に入っているバイクですので、来年に備えて恒久的対策を考えないと。


blogtac10.10.18takafusa1.jpg
バイクを交換したお陰で、何とか辿り着く事が出来ました。おなじみの湯西川温泉・平の高房へ。
若女将、薫ちゃんの出迎えを受け、痛みも何処かへ吹っ飛んだ!とは行きませんでしたが [失恋]


blogtac10.10.18takafusa2.jpg
今回も、露天風呂付きの離れ、閑静亭を確保する事が出来ました。右の通路を登って行きますと、4室の和室に土間、内風呂、露天風呂の付いた離れへと通じています。


blogtac10.10.18takafusa3.jpg
離れには12人分(1名だけ一泊の参加)の宴会スペース?が用意されていましたが、さすがに二泊目ともなりますと皆さん疲れ気味。居眠りしたり、早々と寝床へ引き上げる参加者が続出。歳を取りますと電池が切れるのも早くなってしまうようですね。


blogtac10.10.18takafusa4.jpg

blogtac10.10.18takafusa5.jpg宴会前の食事は囲炉裏のある食事処で。
囲炉裏で魚などを焼きながらたしなむ竹酒が堪えられません。












最終日の天気予報。関東地方は夕方から雨模様との事でしたので、寄り道はせずに帰途につく事にし、大笹牧場を経由して、日光宇都宮道路、東北高速道経由で3時前には横浜の自宅まで帰り着く事が出来ました。

全走行距離は668キロ。
nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

問題は別の所に [バイク]

4月上旬に骨折してから5ヶ月半の間、バイクからは遠ざかる生活が続いておりました。
一番の不安材料は左手親指付け根の痛みだったのですが、久しぶりにバイクに乗って近所を少し走ってみました所、クラッチを握る時に多少の痛みは残っているものの、心配していた程の痛みではなくて、長距離ツーリングにも耐えられそうな感じがしました。

ところが、まずは一安心と思いきや問題は別の所にあったのです!
それはバイクに跨った時に感じる、骨折した右足付け根辺りからの思いがけない痛みだったのです。
確かに日常生活でも、何かを跨ごうとした時などに違和感と多少の痛みを感じていましたので、なるべくそんな格好はしないようにしていたのですが、それがいけなかったのか、骨折した周辺が固くなってしまったのかもしれません。

blogsttestride.jpg
そして写真のように、足をステップに載せた状態で膝を外側に開こうとしますと、かなりの痛みを感じてしまうのです。
これでは得意の?ハングオン・ライディングは無理というもので、白バイ隊員のようなタンクを両足で挟んだ(教習所で教えるニーグリップですね)格好悪いライディング・フォーム(失礼)になってしまいますよね。

更に困った事には、同じフォームを長く強いられる事になる高速道路での走行が一番つらくなってしまうでしょうから、ロング・ツーリングは体にこたえるかもしれません。
街中では信号で止まるたびに足を地面に下ろす事が出来ますので、かえって楽なのですが。

普段の生活では右足付け根の股の部分をかばって生活していたのですが、これからは無理にかばおうとはせずに、少しずつ動かすようにしながら、自分なりのリハビリを続けて行こうと考えています。
う~ん、10月のツーリングまでに少しはよくなるかな?前回のツーリングのように四輪で行ったのではつまりません。

bloghangon2.jpg
こんな華麗な?股開きライディングは、二度と無理かしらん [もうやだ~(悲しい顔)]
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

スプリント ST オイル交換 [バイク]

blogsprintstoilchange1.jpg
トライアンフ・スプリント STのエンジン・オイル / フィルターを久しぶりに交換しました。
前回の交換が昨年の10月でしたので、ほぼ1年ぶりの交換となった訳ですが、怪我でしばらくバイクに乗っておりませんでしたので、前回の交換からの走行距離は2千キロほどでした。

blogsprintstoilold.jpg
それでもオイルは真っ黒になってました!

blogsprintstoilfilter.jpg
オイル・フィルターはいつものVesrah(約千円と純正の半額)、オイルはドカティ 748R用に買いだめておいた ENEOS PRO-RACING 0W-50

blogsprintstoiltorque.jpg

人間トルク・レンチを自称する人もいるようですが、サンデー・メカニックには必需品でしょう。
ドレイン・プラグ / 25Nm(ニュートン・メーター)、オイル・フィルター / 10Nmで確実に締め付けます。

オイル・フィルターの交換は2回に1回と言う人もいますが、せっかく新しいオイルを入れたのに、古いフィルターに溜まっているオイルと混ざって、新しいオイルまで汚れてしまうのは精神衛生上よくないと言う事で、私は毎回交換する事にしています。フィルターまで交換しますと、オイルは3.5リッター必要でした。


ツーリング仲間との秋のツーリングの詳細が決まりました。
一泊目、新潟県 駒の湯温泉。二泊目、栃木県 湯西川温泉。
ただ問題が一つ。痛めている左手が、3日間のツーリングに耐えられるかどうか?
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

新緑ツーリングのはずが・・・・・ [バイク]

バイク乗りには嬉しい季節がやってきました。
5月恒例の新緑ツーリングに備えて、4月の後半に足慣らしツーリングを企画していたのですが、幹事自らが手負いとなってしまい、足慣らしツーリングには参加する事ができませんでした。
自業自得ながら残念 [もうやだ~(悲しい顔)]

そこで、本番の新緑ツーリングには何としてでも参加しようと、大人しく入院生活を送っていたのですが、
バイクで参加するのはさすがに無理だと悟りましたので、四輪で、それもオープンカーで参加する事に目論見を変更し、マツダ・ロードスターの中古車をインターネットで探し始めたのでした。
なぜ中古車なのかは?前のブログ、『ロードスター』 で詳しく説明しております。
ただ一つだけ補足しておきますと、購入費用の捻出にはママ・ローンの活用を強いられましたので、これからの5年間、わずかなお小遣いの中からコツコツと返済する事になってしまったのでした [ふらふら]
余談ながら、今年のサラリーマン川柳の最優秀作は、

仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い 納得で~す

車の方は、千葉の正規ディーラーで新車同様の車を見つけたのですが、ツーリングの日程が迫ってきています。松葉杖をつきながら病院を抜け出し、(もちろん許可をもらってですが)車庫証明の取得なども自分で行って、車両の登録を急がせました。

ツーリングの日程は日曜からの二泊三日でしたが、金曜日に退院し、土曜日に千葉まで出掛けて車を受け取り、何とかツーリングに間に合わせる事ができたのでした [わーい(嬉しい顔)]

所がその努力もむなしく、日曜からは生憎の雨模様。しかも月曜日には大雨洪水警報が出る有様で、せっかくのロードスターも、終日幌を架けての走行となってしまいました。
初日に泊まった新穂高温泉・佳留萱山荘では、せっかくの大露天風呂にすげ笠を被って入る羽目に。

blogtac10.5.23shinhotaka.jpg
そして二日目には更なる悲劇が待ち受けていようとは・・・・・
二日目の宿泊地は山梨県・桃の木温泉。南アルプス市近くの温泉ですので、安房トンネルを通って松本から中央自動車道に乗って僅かの距離になるはずだったのですが、何と!雨量規制により安房トンネルが通行止めになっていたのです [ふらふら]
念のため旧道へも廻ってみたのですが、案の定こちらも通行止めに。さっ、どうしたものか・・・・・
残された手段は二つ。通行止めが解除になるまでひたすら待つか、飛騨高山に出て、名古屋経由で諏訪湖方面へ廻るか、ここは思案のしどころです。

結局、通行止めの解除がいつになるか不確実なため、飛騨高山-東海北陸自動車道-東海環状自動車道-中央自動車道-岡谷ジャンクション-中央自動車道-中部横断自動車道のルートで桃の木温泉まで行く事にしました。
私は四輪でしたので、まだまだマシだったのですが、バイク組は悲惨でした。叩き付けるような雨と寒さに襲われながら、延々と遠回り、苦行の走行となってしまったのでした。

もちろん、途中で何回かの休憩を取ったのですが、その一つ恵那峡SAでは事件が!
このSA、レストランなどの建物が駐車場より10メーターほど高くなっているのですが、休息を取りながら、ふと私のロードスターに目をやりますと、年配の夫婦が私の車をのぞき込むようにしているのが目に入りました。何やら怪しい雰囲気・・・・・
そして更に、ドアハンドルに手を掛けてドアを開けようとしているではありませんか!車上荒らしか!!
はたまた車泥棒か!!!
その後、リモコン・キーらしき物を車に向けて、何やらやっていたようなのですが、どうやら諦めたらしく、そのまま立ち去って行ったのでした。

そして数分後、全ての謎が氷解したのです [ひらめき] 何と!私の車と同じ色のロードスターが現れて、わたしの車の横で速度を緩めた後、そのまま走り去って行ったのです。あの老夫婦、私の車を自分の車と間違えたんだ~
車を止めていた場所がだいぶ離れていたにもかかわらず、あまり見かけないロードスター、しかも色が同じでしたので自分の車と間違えてしまったのでしょうが、他人の事は笑えないか?

朝10時に出発して、今日の宿、桃の木温泉に着くのは3時頃と予想し、のんびりと温泉を楽しめると計算していたのですが、この遠回りで到着が大幅に遅れ、5時過ぎの到着となってしまったのです。
しかし、宿には訳ありカップル?が一組いただけで殆ど貸し切り状態でしたので、一軒宿の温泉をのんびりと楽しむ事ができました。


そして最終日、さすがのお天道様も気の毒に思ったのか、久しぶりの青空が戻ってきましたので、バイク組は勿論の事、ロードスターに乗ってきた私も、本来のオープン・エアを満喫する事ができたのです。
そうなりますと、どこを通って帰りましょうか?甲府盆地を南下し、精進湖から富士パノラマラインを通って白糸の滝へと向かう事にしました。

blogtac10.5.23shiraito.jpg
左、音止めの滝と右、白糸の滝。
その後は富士山スカイランを通って御殿場へと抜け、総行程900キロ、悲喜こもごもの新緑ツーリングを無事に終える事ができました。

ところで、三代目のロードスター(NC)にはスペア・タイヤが付いていません。
その代わりにタイヤ修理セットが付いているのですが、トランク・スペースを稼ぐための苦肉の策とは言え、どうなんでしょう?ゴルフ・バッグを二個積むためかいな?
そう言えば、ホンダのNSXも、ゴルフ・バッグを二個積める事を売りにしてましたが、「ゴルフ・バッグは積めません、ゴルフへはレジェンドで行って下さい」 と言えるだけの割り切りが欲しかったよね。
そうすれば、あんな間延びしたデザインにはならなかったろうに。
フェラーリなら、ゴルフ・バッグが云々なんて間違っても言わないでしょう。スポーツカーは割り切りだよ!

ステップ・ワゴンの売却で、二輪も含め我が家からホンダの製品がなくなってしまいました。F1も止めてしまうようなホンダに未練なし。
オッと、1台だけ残ってました、ポータブル発電機が。

で、そのスペア・タイヤの件ですが、今まで何十年もタイヤがパンクした事などなかったのに、スペア・タイヤのないロードスターを買った途端、そのタイヤがパンクしてしまったのです。
ただ、出先ではなくて、家のガレージでパンクを発見しましたので、事なきを得ましたが。

blogroadstarpuncture.jpg
この小さな釘が犯人でした。修理代3,150円也。

ロードスターのリア・サスペンションはマルチリンク式。

blogroadstarrearsuspension.jpg

CDからHDDカーナビへ、好みの音楽をせっせとダビングしているのですが、
今はまっているのが、iTunes
私の好みは何と言いましても、60~70年代のオールディーズなのですが、手持ちのCDにない曲を
iTunes からダウン・ロードして、HDDカーナビへため込んでいます。どんな曲かと言いますと、

And I Love You So : Elvis Presley
From a Distance : PF Sloan ニュー・レコーディングだがオリジナルの方がよかった。
Moving : Kate Bush
Yesterday When I Was Young : Charles Aznavour フランス人が英語で歌ってる。
Morning Has Broken : Cat Stevens
Eternal Flame
Summer Wine : Nancy Sinatra and Lee Hazlewood
If : Bread
In My Room : Walker Brothers
Have You Ever Seen the Rain : Creedence Clearwater Revival
The End of the World : Skeeter Davis
Let Me Try Again
Paint it Black : 今のRSが好き
I Write the Songs : Barry Maniloy
I Started a Joke : Bee Gees
また君に恋してる : 坂本冬美 番外でごわす。
nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

親子ツーリング [バイク]

ビッグ・スクーター(250ccでしたが柄は大きかった)を乗り回していた下の息子が大型二輪免許を取得し、リッター・バイクに乗り換えましたので、初の親子ツーリングへと出掛けて来ました。

バイク置き場には限りがありますし、「乗りもしないバイクを置いておくのは無駄だ!」 との非難を家族全員から浴びせ続けられていたお父さん。断腸の思いで馬謖を斬る結果となってしまったのでした。
この恨み、決して忘れんぞ [ちっ(怒った顔)]

ところで親子ツーリング、親父ライダーの夢のように言われる場合もあるようですが、少しばかり違うと思いましたね。高速道路や山坂道(某自動車評論家がお好きな言い回し)を走っていても、後ろの息子の事ばかりが気掛かりで、とてもツーリングを楽しむどころではないのです。もちろん親子で走りを楽しむ事ができる喜びは大きいのですが。
最初の高速道路、一番左の車線を80キロで走り続けたのですが、休憩した時、「お父さん、もう少しスピードを上げてもいいよ」 と言われてしまいました。

blogfz1sprintst.jpg
今回のルートは、東名横浜→厚木インター→小田原厚木道路→箱根ターンパイク→伊豆スカイライン。
不安定な天候が続く中、僅か一日の晴天でした。

食事をしながら、ライディングについて色々な話をしたのですが、「フロント・ブレーキは殆ど使わず、リア・ブレーキばかりを使っている」 には驚きました。
教習所でそのように教わったとの事ですが、いったい何を教えているのかね。呆れてしまうぜ [がく~(落胆した顔)]

そう言えば私が子供の頃、危ないからと言う理由で、自転車のフロント・ブレーキは外していましたね。
未だにそのレベルの教習をやっているのか?
自転車と違って、バイクにはサスペンションが付いていますので、ブレーキの力を十分に吸収する事ができます。「フロント・ブレーキをしっかり使えるようにしないと駄目だよ」 と言っておきましたが。

私の場合、サーキット走行ではリア・ブレーキを全く使いませんでした。
さすがに街乗りでは、止まる寸前や小さな角を曲がる時、フロント・ブレーキで十分に減速した後、ブレーキ・レバーから手を離し、リア・ブレーキを軽く掛けながらアクセルをあおりますと、シフト・ダウンが楽になります。

今回のツーリングの途中でも、小田原厚木道路で4台の車が御用となってました。
シルバーのゼロ・クラウンとやや古めの白いクラウンには要注意。


私の愛車、トライアンフ・スプリントSTはツーリングにはもってこいのバイクなのですが、より乗り易くするために少しばかりのモディファイを施してあります。
まずは、スペーサーを使ってのハンドル・アップ。前傾姿勢が緩やかとなり、長距離ツーリングも楽になりました。
blogsprintsthandleup.jpg

次は、フロント・ブレーキのアッセンブリー交換。ドカティなどにも使われている、ブレンボの街乗り用ラジアル・ポンプです。バイク・ショップの忘年会のジェンケン大会で勝ち取った物です。
blogsprintstbrake.jpg

nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

スプリントST 車検 [バイク]

早いもので、トライアンフ・スプリントSTの2回目の車検がやってきました。
全走行距離12,200キロ、大きなトラブルもなく、順調に距離を重ねてきております。

blogsprintstsyaken.jpg
車検費用。
諸経費 (重量税、保険、車検手数料) : 20,100円。
車検整備一式 : 42,000円。
その他 (ブレーキ・フルード交換、クーラント交換、エア・フィルター交換) : 30,000円。
合計 : 92,100円也。ちょっとお高いか?

その他、リア・サスペンションのリコールが発生しておりまして、ドラッグ・リンクを交換しました。
リンクの材質不良により腐食が発生し、最悪の場合はリンクが破損して転倒につながる恐れがあるとの事でした。

blogsprintstdraglink.jpg 右が対策を施したドラッグ・リンクですが、カラーを無くした一体構造の鋳物に変更されているようです。

車検整備の間の代車は(代車と言っても、店と自宅を往復するだけですが)YAMAHA SRV 250cc
だったのですが、パワーが無くて前に進みませんね~
車検整備を終えたスプリントSTに乗り換えてみて、改めてそのパワーと乗りやすさを再確認しました。
YS-11から-400に乗り換えた感じでしょうか。

我がサーキット・ライフ、2009年の総括!
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

雨支度 [バイク]

バイク乗りにとって、雨は天敵だと言えるでしょうが、雨支度さえしっかりやっておけば、「雨もまた楽しからずや」 となるはずです。と言う事で、私の雨支度を。
blograinwear.jpg
上着 : RSタイチ製。ゴア・テックスと同等の機能を持つ「ドライ・マスター」 を使用していますので、雨で
あああaも全く問題としません。以前は革製のジャケットを着ていたのですが、革製は重い上に、あんまり
あああa温かくないんですよね。
あああaそんな訳で、私が思うところのベストな上着は、インナーが取り外し自由で、肘・肩・背中などに
あああaパッドが入ったゴア・テックスまたはそれと同等の防水性を持った布製のジャケットと言う事にな
あああaりますね。いま流行の肋骨を保護するパッドも必須でしょう。

パンツ : ラフ&ロード製。以前はジーパンを履いて、雨が降ると下だけレイン・スーツを履いていたので
あああaaすが、ゴア・テックス製のパンツを見つけましたので、さっそく購入する事にしました。
あああaaオーバー・パンツと称するものは今までもあったのですが、ゴア・テックス製のパンツはなかな
あああaaか見つかりませんでしたからね。

ブーツ : クシタニ製。以前はスポーツ・シューズ・タイプのブーツが歩きやすくて足にもやさしいと思って
あああaa履いていたのですが、とんだ勘違い。昔ながらの革製ブーツの方が足に馴染んで、くるぶしが
あああaa痛くなる事もなかったのでした。
あああaaこれもゴア・テックス製ですので、雨に降られても靴下が濡れるような事はありません。

と言う事で、雨に降られたら、グローブだけを雨用に換えるだけで、雨にも負けずとなる訳です。

あああああaa雨の時、も一つ大事になってくるのが視界の確保。

blogshoeisealed.jpg

SHOEI製の二重シールドは曇り止め効果があって雨の時には重宝するのですが、いかんせん上下方向の幅が狭くて、上目遣いに前方を見た時に、境目がちょうど視線のところに来てしまい、目障りなんですよね。直立した姿勢で乗る分には影響ないのでしょうが。
そこで、インナー・シールドの取り付け位置を10mmほど上方に移動しました所、問題を解決する事ができました。
nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

紅葉ツーリング [バイク]

毎年恒例となっております、二泊三日の紅葉ツーリングへと繰り出しました。
今回の宿は、長野県・奈川温泉と埼玉県・奥秩父温泉で、共に日本秘湯を守る会の会員旅館です。

ところが今回も6月同様、雨にたたられたツーリングとなってしまったのでした。しかも悔しい事にツーリングの前後は快晴続きで、ツーリングの期間中だけが、計ったような雨の予報となっていたのでした。

晴天が続いた先週には、「この晴天、来週まで取っておいてくれ!」 と祈っていたのですが、予報通りの雨だったんですよね。こんな時の予報だけは当たるのよね [ちっ(怒った顔)]
民間の天気予報会社にとやかく文句を言っている暇があったら、もっと予報の精度を上げて下さいな、
気象庁さん。

今回の参加者はバイク6台にくるま3台の総勢9名。

blogbuellvfr.jpg
今回は、BUELL XB12XTと赤いVFRが初お目見え。どちらかと言えば、ヨーロピアン・タイプのスーパースポーツ・バイク志向の強い我らのチームに、まさかBUELLが現れるとは!
黄色のS2000も同行者です。

このS2000、発売された時には購入意欲をそそられたのですが、MTのみと言うのがネックでしたね。
今さらマニュアル・トランスミッションには乗りたくなかったので。いま流行のデュアル・クラッチ・トランスミッション付きだったら買ったかもしれませんが・・・・・

横浜の自宅から集合場所の談合坂サービス・エリアまではずっと雨続き。笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入った所でやっと雨が上がりました。
雨が続くようなら宿へ直行しようと話していたのですが、急遽予定を変更して美ヶ原を目指す事にしたのですが、途中の白樺湖は霧の中、せっかくの紅葉も雨にくもって寂しげでした。紅葉の最盛期でしたので、晴れていたなら、さぞかし見事だった事でしょう。

blogkurumayama.jpg
車山高原も生憎のお天気。看板だけで我慢する事に。

一泊目のお宿、秘湯の雰囲気は大いにあったのですが、施設は古くて露天風呂もイマイチ。もう一回来ようと言う気にはなれない宿でしたね、残念ながら。

blogfuki.jpg
次の日の朝、覚悟していたとは言え予報通りの本格的な雨。最短距離で次の宿泊地、奥秩父温泉へと向かう事になりそうです。

新島々を通って松本へ抜け、雨の長野・中央道をひたすら南下します。寒いし、単調だし、こんな時はヘルメットの中で歌いまくるしか手はありません。
一宮御坂で中央道に別れを告げ、石和温泉を抜けて雁坂峠をくぐり、滝沢ダムのループ橋を通って、奥秩父温泉には3時前にたどり着きました。

私の雨装備。ゴアテックスのジャケット(雨でもまったく平気です)にウェット・スーツ素材のグローブ。同じくゴアテックスのブーツ(靴下が濡れる事もありません)。唯一ズボンだけが防水ではありませんので、下だけレイン・ウェアを履いています。

宿に着きますと、屋根付きのガレージに停めてあった宿の車を3台とも出してくれて、バイクのために空けてくれたんですよね。バイク乗りにとっては嬉しい心遣いでした。
それに比べますと、以前泊まった岐阜・福地温泉の秘湯の宿。バイクを毛嫌いするような態度で、「宿の駐車場には停めるな」 と言って、道端の舗装もしてないような駐車場へと追い立てられたのです。
これが客に対する態度かっ!宿は悪くはなかったが、二度と行く気にはならんよ、長座さん。

奥秩父温泉の鳩の湯。鳩では大した事ないだろうと思っていたのですが、なかなかどうして、外からの見かけは古そうだったのですが、部屋は広くて設備も整っており大満足。次の朝に宿を立つ時、「次は愛人同伴で来ます」 と言っておきました [揺れるハート]

bloghatobath.jpg
露天風呂は定番の岩風呂ではなく木づくりでしたが、広くて眺めが良くて、気に入りました。

bloghatoshishinabe.jpgここの自慢料理は猪鍋でしたが、私は苦手なんですよね~
ちょっと変わった料理という奴が。

やはり料理は海の幸に限ります。

先日泊まった西伊豆の民宿は良かっ
た!各人に伊勢エビ・カニ・サザエが
付き、それに舟盛りもあって酒も飲み
放題。
1万3千円はお得でした。

bloghatobath2.jpg
久しぶりに見る空の青さよ!やっと晴天が戻った三日目の朝、朝風呂もまた楽しからずや!
もともと9室しかないこぢんまりとした宿なのですが、客は我々だけの貸し切り状態、ゆったりと温泉を楽しむ事ができました。

blogfujifromsyojiko.jpg
そうなりますと、昨日までの借りを返さなければなりません。
再び雁坂トンネル(全長6,625m)を通って甲府方面へと抜け、精進湖、朝霧高原とたどって、富士山スカイラインでワインディングを楽しみました。
精進湖から見た富士山。台風一過で風が強く、富士山に吹き付ける風の影響か、積雲系の雲がわき上がっていました。

blogebina.jpg
全走行距離760キロの紅葉ツーリングも無事終了、海老名サービス・エリアで最後の休息。
左から、スプリントST・CBR1000RR・VFR・FZ1・XB12XT・F800ST
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

さよなら ヘルメット [バイク]

4月、筑波サーキットで練習走行中、最終コーナー手前で追突されてコースアウト。グラベル上を転がってしまいましたので、ヘルメットに大きな傷が付いてしまいました。
機能的には問題ないと思うのですが、こんな傷だらけのヘルメットをかぶっていたのでは、コースを走らせては貰えません。もったいないのですが、仕方なく廃棄処分にする事にしました。
サーキット用にはワンサイズ小さい[M]を使ってますので、ツーリング用にはきつくて使えないんです。
まだ新品同様だったのに[ちっ(怒った顔)]

bloghelmet.jpg
私の命を守ってくれた加藤大治郎レプリカヘルメット。ありがとう、そしてさよなら。


筑波サーキットと同じ茨城県に、来年3月にオープン予定の茨城空港。航空自衛隊の百里基地の滑走路を共有するだけかと思っていたのですが、自衛隊の滑走路と並行して、2700mの民間機用滑走路を新設したんですね!便数が遙かに多い小松だって一本を共用してますよ。
驚きましたが、今のところ就航予定は韓国の仁川だけらしい。
いくら近くに空港があると言っても、一日一便程度では便数の多い羽田へ行ってしまいますよね。
nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

昔は乗ってた [バイク]

時々こんな会話をする事があります。

「FDさんはバイクが趣味なんですか?」

「はい、そうです」

「そうですか、私も昔は乗っていたんですけどね」

と、昔は乗っていたと言う事を強調して話す人がいるのですが、私はこの言い回しが好きではありません。

『それがどうしたの?今は乗ってないんでしょ』 と言いたくなってしまうんですよね。

男の子だったら、一度くらいはバイクに興味を持つ年頃があったでしょうから、そんな話になるのは分かるのですが、昔の話ではなく、今どうしているのかが、私にとっては興味のある話なんです。

私は、リッター・バイクにまたがって長距離ツーリングにも出掛けますし、レースにも出ています。サービス・マニュアルと特殊工具さえあれば、エンジン・オーバーホールぐらいは楽にこなせる自信もあります。

そんな訳で、私のバイクにかける情熱は半端ではないと自負していますので、昔ちょっとバイクをかじったぐらいの人に、「あなたと同じく私もバイク乗りだったんですよ」 などと言われたくないのです。

それに、「昔は・・・」 の言い回しに秘められた、『若い頃は乗っていたけど、いい歳になった今、私はもう乗っていません』 との蔑み?の心根に、少しばかりムカッとしてしまうのです。

失礼ながら、日本人はゴルフをやるぐらいしか能がありませんが、外国では多彩な趣味を楽しんでいますよ。
ラグビー。マリン・スポーツ。スカイ・ダイビング。ロック・クライミング。もちろんモーターサイクル・ライディングも。私は思いますね、何百メーターもある垂直の壁をよじ登るクライマーは尊敬に値すると。あなたは恐怖というものを感じないのかね?私だったら足がすくみますからね。
でもね、私はこんなキチガイが大好きで~す。命知らず?のクライマーと、時速250キロオーバーでコーナーに突入するライダーも同類だと思いますから。

米国映画、「クリムゾン・タイド」 で、艦長のジーン・ハックマンが副長候補のデンゼル・ワシントンに質問してました。
「君の趣味は絵を描く事か?ボール・ゲームか?楽器を奏でる事か?それともライド・モーターサイクルかね?」 と。ワシントンの答えは乗馬だったのですが。

二輪が趣味の人は四輪も好きなのですが、四輪はやっぱり馬車の末裔。女子供の乗り物です。
大人の男は馬に乗らねば。

今度、「ゴルフはやりますか?」 と聞かれたら、「昔はやっていたけどね」 と答える事にしましょう。
下の写真、富士山が見えますでしょうか?
blogcb1100r.jpg

麻生首相が靖国神社に参拝したら、自民党に投票しようと思っていたのですが、止めました。
だからと言って民主党に入れる気はありませんので、その他の泡沫候補に入れる事になるでしょう。
正式な公示前ですので、誰が立候補するかは分かりませんが。最悪共産党へ?!

しかし、田中真紀子が夫婦共々民主党に入党!こいつらの無節操ぶりには呆れてしまいます。
nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

梅雨リング [バイク]

恒例となっている春のツーリングは、5月の後半と決まっていたのですが、今年は諸般の事情により、梅雨の真っ直中である、6月後半へと変更を余儀なくされました。
ただこの時期、梅雨前線が活発となるのは九州四国方面で、北の方向へと旅立てば、雨の影響は少ないだろうとの読みもあての計画だったのですが・・・・・

残念ながらその読みも外れて、梅雨前線とは別の前線と低気圧の影響を受け、ツーリングならぬ梅雨リングとなってしまったのでした。
今回 目指した温泉は、日本秘湯を守る会の七味温泉(長野)と奥湯西川温泉(栃木)。七味温泉は初めてでしが、奥湯西川の「平の高房」 は三度目。私自身は四度目となるお気に入りの秘湯です。

関越高速道路 高坂SAでの待ち合わせだったのですが、家を出て東名高速に乗った時の雨が凄かった!まさに土砂降りでしたが、こんな時に重宝するのがETC。雨の日、バイクは料金の支払いで難儀させられますので、そのまま通過できるETCは大助かりとなります。

雨ですので寄り道なし。関越-上信越自動車道を通って上田付近のトンネルを抜けますと、青空が拡がっていました。しかしこの晴れ間は一時的なもの、明日も晴天は望めそうにありません。

温泉も悪くはなかったのですが、七味温泉の売りは料理のようですね。参加者六名、炉端焼きで盛り上がりました。
blogtac09.6.21keizan.jpg.jpg

二日目の空は曇り空。
家に電話をして(秘湯の宿にしては珍しく、携帯が通じました)、レーダー・エコーを観てもらったのですが、西の方から雨雲が迫って来ているものの、長野から今日の目的地である栃木方面にかけては、雲に隙間があるとの事。迫り来る雨にせき立てられるようにして出発したのでした。

今日のルートは、七味笠岳林道-志賀横手山-志賀草津道路-草津温泉-沼田-ロマンティック街道-金精峠-戦場ヶ原-山王林道-川俣湖-川治温泉-湯西川温泉と通って、今日の宿である「平の高房」 へと向かいます。

七味温泉を出発し、笠岳への途中で下を見下ろしますと、眼下の山田牧場が霧(雲)に覆われようとしています。先を急がねば!
blogtac09.6.22yamada.jpg.jpg

しかし、志賀草津道路に差しかかる頃には、あたり一面は霧に覆われ、視界も数十メーター。雨も段々と本降りになってきました。やれやれ、今日も一日中雨ですか。温泉で暖まる事を考えながら、黙々と走り続けるしかなさそうですね。途中の山道で、鹿に出会うというハプニングはありましたが。

平の高房の部屋、今回も前回と同じく専用露天風呂付きの離れ、「閑静亭」 18帖+6帖+6帖+5帖
の広さで、8名以上での利用となっているようですが(最大12名まで)、空いていれば使わせてくれるようです。左奥に露天風呂への入り口が見えます。
blogtac09.6.22taira.jpg.jpg

食事は本館での囲炉裏端料理。湯上がりののどを潤すビールの後は、冷えた竹酒がたまりません。
blogtac09.6.22tairasake.jpg.jpg

お天道様も気の毒に思ったのか、三日目になってやっと青空が戻ってきました。
blogtac09.6.23taira.jpg

そうなりますと当初の予定を変更。ワインディングを求めて霜降高原、大笹牧場へと駆け登った後、今市へと抜け、日光宇都宮道路-東北自動車道を経由して家路に就きました。
blogtac09.6.23st.jpg

走行距離は744キロでした。

四冊目のスタンプ帳も半分が埋まりました。秋のツーリングで二泊。その他 個人的な旅行でも泊まるでしょうから、来年早々にも上がと言う事になりそうです。

blogtac09.6.21-23l.gif


新しい臓器移植法が衆議院を通過しましたが、参議院では民主党の反対もあるようで、可決されるかどうかは微妙なところのようですね。
この法案に関しては、色々な意見があるようですが、一つだけ言える事は、子供の臓器を移植するかどうかを決断できるのは、国会議員や有識者ではなく、亡くなった子供の親だけだと考えます。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

オイル交換 [バイク]

本格的なツーリングシーズンに備えて(もう始まってるかな?)スプリントSTのオイル交換を行いました。
前回は去年の9月、走行距離8,580キロの時に交換してますので、交換後 約1,700キロ走ってますか・・・・・まあ、いい所でしょう。

オイル交換グッズを用意してと・・・
blogstoilchange1.jpg

blogstoilchange2.jpgフィルターはVesrah SF-4007を使用。
純正フィルターの半額ですので、助かります。
純正フィルターの品番がT1210444であれば、SF-4007が適合する事になります。

オイルはENEOS PRO-RACING 0W-50

近所を少し走ってエンジン(オイル)を温めた後、交換作業に入りますが、カウリングを外さなくてもオイルとフィルターが交換できますので作業も簡単。

取扱説明書にはフィルターを25Nm(ニュートン・メーター)で締め付けるとなってますが、もちろん間違いです。オイルドレン・プラグが25Nmで、フィルターは10Nmで締め付けるのが正解。
この取扱説明書はかなり不親切で、オイル容量の記載もありませんが、フィルターまで交換すると、
3.5リッターになるようです。

オイルも換えたし、タイヤも新品。さっ、来週からは長野と栃木へ二泊三日の温泉ツーリングです。
痛めている右膝の状態(水が溜まる)は、少しだけ改善されたのですが、左のふくらはぎは相変わらず痛んでいます。歩くのが少し辛い。


下の写真。次期主力戦闘機の機種選定を行っていた時、ライディング・ポジションを比較するために作った同寸の写真です。
blogst-sv-vt.jpg
左から、スプリントST / スズキSV1000 / ホンダVTR1000
勝者はスプリントSTとなった訳ですが、けっこう格好いいと思いませんか?
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

675 補修作業 [バイク]

破損した675の補修作業を行いました。

blog675crash.jpg
詳しくは HP を。

ところで、トヨタのハイブリッド・カー「プリウス」 が売れているようですね。受注が11万台を越えたとか!
私も先日、インサイトに乗ってみて、ECOドライブに目覚めましたので、買い換えたいところなのですが、いかんせん定年退職者。そんな余裕はありません。
そこで買いました。車ではなく、「プリウスのすべて」 と言う雑誌を。その中での興味ある記事。
今までの車にはファン・ベルトと呼ばれる、補機駆動装置が付いていました。もっとも、ラジエターをクーリングするためのファンは殆どが電動化されていましたので、この呼び名は不適切ではあったのですが。

ファン・ベルトで駆動されていたものとしては、
発電機。
エアコンのコンプレッサー。
パワーステアリングのポンプ。
エンジン冷却のための、ウォーター・ポンプ。
などがありましたが、プリウスでは全てが電動に置き換えられて、ファン・ベルトが無くなってしまったらしいのです。これからの主流は、全て電動と言う事らしいですね。その方が燃費的にも有利に働くのでしょう。

そこで飛行機に話題を変えますと、
来年にも就航予定のボーイング787。この飛行機も殆どの補機類が、電動となっているらしいのです。
エンジン・スタータ : これまではエンジンからのブリード・エア(圧縮空気の一部を取り出す)を使ってエン
aaaaaaaaaaaジンを スタートしていたのですが、787では車と同じように、電動モーターによって
aaaaaaaaaaaスタートするらしい。
客室の予圧 : ブリード・エアから電動ポンプへ。YS-11もブリード・エアではなく、エンジン駆動ポンプ
aaaaaaaaを使っていたのですが、意外と進んでいたのかも?もっとも、ブリード・エアを使っていた
aaaaaaaaら、大幅なパワー・ロスになっていた事でしょう。
油圧ポンプ : -400などではエンジン駆動ポンプとブリード・エア駆動ポンプ、電動ポンプを併用してい
aaaaaaaaたのですが、787では全てが電動ポンプとなるらしい。
翼の防氷 : ブリード・エアから電熱ヒーターに。

う~ん・・・・・技術というものには、行ったり来たりがあるようですね。数年前までは遅れた技術と思われていたものが、突然 最先端の技術となってしまう。技術屋さんも大変だ。
コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

タイヤ交換 [バイク]

ツーリングシーズンに備えて、スプリント STのタイヤを交換しました。
2006年1月に新車をおろして3年と3ヶ月、走行距離は1万245キロ。ブリジストンBT 020は思ったよりも長持ちしました。
blogsttireold.jpg
スリップサインも出てますし、さすがに寿命でしょうね。

次のタイヤもブリジストンにするつもりだったのですが、ミシュランの方が長持ちするかも?との事でしたので、今回はパイロット・ロード2を装着する事にしました。
センターに耐摩耗性の高いコンパウンド。サイドにグリップ性の高いコンパウンドを配した3層構造のタイヤです。
blogsttirenew.jpg
交換後、走り出して最初に感じた事は、乗り心地がよい事。3年経ったタイヤと新品のタイヤではこんなに違うものなのですね!ワインディングが楽しみ。

ところで、上のミシュランのタイヤの写真。右のリアタイヤの回転方向は上方になります。タイヤのパターンを見れば、何となく納得できますよね。それでは左のフロントタイヤ、回転方向はどちらでしょうか?
上方、それとも下方。ハイ、答えは下方なのです。
何となく納得できない回転方向ですが、十数年前からフロントタイヤの回転方向と、トレッドパターンの関係が逆転したのです。レース経験からのフィードバックですね。
コメント(7) 
共通テーマ:日記・雑感

プレ・ツーリング [バイク]

本格的なツーリング・シーズンを前にして、足慣らしの一泊ツーリングに行ってきました。花冷えのこの頃ですので、目的地は伊豆方面となるのは当然の事でしょう。

一日目。
多摩霊園に立ち寄って、懸案になっていたある用件を済ませた後、中央高速-河口湖-東富士有料道路-御殿場-箱根スカイライン-芦ノ湖スカイライン-伊豆スカイライン-山伏峠-修善寺を経由して、いつもの 『山あいの宿 うえだ』 で温泉を堪能しました。

blog09.3.30ashinoko.jpg
箱根、芦ノ湖スカイラインを走るのはホント久しぶりでしたね。天候にも恵まれ、春も盛りの芦ノ湖を一望する事が出来ました。

今回 同行したのは6台。その内の2台は今日が初お披露目。
blogbmwst800.jpg
BMW F800STと
blogyamahafazer.jpg
YAMAHA FZ1 FAZERです。

私も今回が初ETC
やっぱり便利でしたね~。今回は天候に恵まれましたが、もし雨だったらもっと恩恵を受けた事でしょう。
二日目は、修善寺-亀石峠-伊豆スカリライン-箱根新道-小田原厚木道路-東名高速を通って、全走行距離340キロのプレ・ツーリングを無事終了しました。
コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

ETC [バイク]

四輪車は2台ともETC装備済みなのですが、二輪の方は未装備でしたので、キャンペーンなどのチャンスを狙っていたのですが、日曜祝日1回千円で高速道路乗り放題が始まりますし、更に今日12日からは、購入取り付けに掛かる費用を二輪車の場合 約1万5千円(四輪は約5千円) 補助してくれるキャンペーンも始まりましたので、ETCを取り付ける決断をしたのでした。
さっそく行きつけのバイク屋さんで申し込みを済ませて来ましたが、問い合わせが殺到しているとか。
一応 今月31日までの期間限定のようです。

また購入後、すぐに売却される事を防ぐため、最低でも2年のローンとする事が条件のようですが、役人の発想と言いましょうか、余計な金利も掛かりますし、馬鹿な事を考えついたものです。責任逃れでしょうか?
ある大手カー用品店では、さっそくそれに対抗して、総額-100円を一括で支払い、残りの100円は
2年後にコンビニで支払うと言う、裏技を考えついたとか。100円なら取り損なっても大した損はない、
と言う訳ですね。

blogsprintstetc.jpg二輪車用はアンテナ一体式と別体式があり、一体式の方が機器の値段は安いのですが、
バイクの場合、盗難やいたずらの恐れがありますので、別体式を選びました。

ETCの本体は工具入れの中に入れて、マジック・テープ留めに。








1回千円で高速乗り放題。聞くところによりますと、土曜日に高速に乗り、日曜日に降りる。または、日曜日に高速に乗り、月曜日に降りる。更に土曜日に乗って、日曜日をまたぎ、月曜日に降りる場合にも適用されるそうです。


この通行料金引き下げは、5000億円の費用を使って行われる、22年までの期間限定サービスのようですが、経済的効果が確認されれば、期間が延長される可能性も考えられますね。
民主党が唱える高速料金無料化への対抗策だった訳ですから。

blogsprintst.jpg
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

春だよ、起きなさ~い! [バイク]

一月は行く。二月は逃げる。で、早くも三月になりました。三月は去ると言うそうですが・・・・・
いよいよバイクの季節がやってきましたよ~!バイク乗りにはたまらない瞬間、と言えますね。

つかの間の晴れ間が戻った早春の一日。冬眠中だった私の愛車、トライアンフ・スプリントSTとドカティ
748Rをたたき起こし?3月から始まる、ツーリング・シーズンへの備えを整えました。

ますはバッテリーをフルに充電してエンジンの始動。しかし、今のバイクは良くできてますね!セル一発、気持ちよく目覚めてくれました。
もっとも今の外車、電装品のほとんどが日本製ですので、当然と言えば当然なのですが。

まずは、スプリントSTをウォーミング・アップに連れ出しました。近場の高速道路をちょっとばかり走って、ご機嫌うかがい。全く問題なし。
次に748Rに乗ったのですが、乗りにく~い!昔はこのバイクで(正確には同型の916で) 二泊三日のツーリングに行ったなんて、信じられません。ハンドルは低くて体に近すぎますし、ステップも高すぎ。やはりこれからも近場のチョイ乗り専用となりそうです。

blog748r748.jpg

スプリントSTのバッテリーを充電するためには、シートを取り外す必要があるのですが、このシートの取り付け方がひどすぎます。シートの後端をめくってボルトを外す必要があるのですが、取り付ける時に一苦労。二本のボルトのうちの一本がどうしてもナットに絡みません。ボルトが短すぎるのかな?
仕方ないので、片方のボルトだけで固定していますが、取りあえず問題はなさそうです。
コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

ボルト・ナット類の整理 [バイク]

バイクいじりを20年以上も続けていますと、ボルトとかナットとかが貯まってくるんですよね。
これも一つの財産なのですが、最初は整理整頓に心がけていたつもりでも、段々と煩雑になってきて、まとまりがつかなくなってしまったのでした。

そこで一発奮起。ボルト・ナット類を種類、サイズ別に整理することにしたのですが、いや~っ参った!整理するのに半日以上もかかってしまいました。

boltnut.jpg

写真は汎用のボルト・ナット類だけですので、この他にも純正部品や、諸々の小物類の蓄えがあるのですが、全部をお見せできないのが残念。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感